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ベイスターズ貯金10

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

石田が不安定で2点先制される

ベイスターズ先発の石田は初回からボールが上ずり、制球が不安定でした。
一死2塁から秋山にタイムリーを打たれ先制されます。一方、広島の森下は秋に右肘の手術を受けた関係で今季初登板。スピードは130km/h台がほとんどで、本来の球威はありませんでしたがコントロールよく、初回楠本にヒットを打たれるも宮崎をダブルプレーに仕留めました。2回の表はストライク先行を心掛けた石田がいきなり西川にヒットを打たれます。一死から堂林にタイムリーツーベースを浴びて、追加点を許します。3回の表は菊池の長打になるかと思われたライナーを桑原がダイビングキャッチでアウトにし、この回ようやく広島打線を0点に抑えます。4回表は二死満塁にされますが、石田が森下を抑えて0点で終わります。5回の表を三者凡退に抑えると、5回の裏、桑原のソロホームランが出ます。その後、二死から京田がヒット、そして二塁へ盗塁。石田への代打大和が同点タイムリーを放ちます。



ベイスターズリリーフ陣の見事なリレー

伊勢がベンチ入りしていないベイスターズは、延長戦を見据えたリリーフ投手リレーをします。

まずは石田から三嶋という法大リレーで、6回を1安打0点で抑えます。

続いて登板した入江は7回表の広島の攻撃を三者三振で抑えます。150km/h超えのストレートは迫力があり、初球からファーストストライクをガンガン振っていく広島打線を翻弄しました。

8回表はウエンデルケンが登板。一死後、秋山にツーベースを打たれますが、広島打線を0点に抑えます。三連投となる山崎康晃を登板させずに9回までを終えて、延長次第で投入するというベンチの作戦が見え隠れします。

9回は森原が広島打線を三者凡退で抑えます。順回転でホップ成分がある森原の質のいいストレートが、広島の打者からスイングを誘発し、しかもフェアゾーンにアウトになる打球を打たせます。ただベイスターズ打線も7回以降ターリー、島内から点が取れずに9回の裏を迎えます。

横浜スタジアムのファンが打たせた宮崎のサヨナラホームラン

横浜スタジアムの雰囲気を一変させる新応援歌である「BAY BLUE ANTHEM」。ベイスターズ9回の攻撃は宮崎から始まるクリーンアップです。本来ベイスターズの主軸を打つべきソトはベンチ、佐野は4打席0安打、4番牧は3打数1安打で打点0。この日はヒットがなかったものの好調の宮崎から始まる打順で、宮崎が打ち取られたら終わりのムードが漂うと思った矢先でした。

ボルテージの上がった横浜スタジアムの勢いに押されたのか、広島のリリーフ投手松本の2球目を宮崎が捉えて、ライトスタンドへサヨナラホームランとなりました。横浜スタジアムには歓喜の渦が巻き起こりました。横浜スタジアムでの広島との三連戦は2勝1敗でベイスターズが勝ち越し、ベイスターズは5月4日までで18勝8敗と貯金10にしました。石田が2点先制され、悪いムードの中で、同点に追い付いてからのリリーフ投手陣の好投は非常に大きかったです。広島打線は早いカウントからどんどん振ってくるので、投手には恐怖感があります。しかもカウントが悪くなると、ファールで粘れるという打者もいます。広島に勝ち越せたことはチームにとっても自信となるでしょう。

I☆YOKOHAMA

2017年3月に横浜市本庁舎で(株)DeNA、(株)横浜DeNAベイスターズ、(株)横浜スタジアム、横浜市による「スポーツ振興と地域活性化などに関する包括連携協定(=I love YOKOHAMA協定)」の締結され、横浜を本拠地とするベイスターズとファンと横浜市に住む方々を結ぶ言葉として、ヒーローインタビューの最後にベイスターズの選手と横浜スタジアムのファンが一生に「I☆YOKOHAMA」とコールするのが定番となりました。 「横浜、プロ野球のある街」として、まちづくりの一端を担い続けていくベイスターズが、勝ち星を増やすことで「I☆YOKOHAMA」のコールが増え、結果として横浜市民、ベイスターズファン、選手、首脳陣、フロント、関係者が一丸となって優勝を勝ち得ることになるのではないでしょうか。

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