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バウアー新潟ブルース

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

炎上したけど6回投げたバウアー

5月9日新潟でのベイスターズVS巨人はバウアーが一軍で2度目の登板。バウアーは6回11安打3被本塁打7失点と炎上しました。良かった点は6回まで投げたことで9失点の試合でしたが3投手の登板で抑えることができました。

バウアーの配球が仇となった

バウアーの投球スタイルは高めのストライクゾーンに投げて、打者がバットを振ることを誘発するスタイルです。これはデータ的に正解で、空振り取るのは高めの方が倍以上MLBでは有効です。しかし、高めのストライクゾーンは打者からするとギリギリまで見極めることができるので、引き付けて近いポイントでフルスイングされると長打を浴びる可能性が高くなります。巨人打線は、元々長打力のある選手が多く、ポイントを前にしてコツコツ当てるような昭和の野球をする選手が少ないことで、バウアーのボールを引き付けて本塁打を打たれてしまいました。

バウアーの反省点3つ

バウアーは3つの反省点を上げています。「球種の選択ミス、ボールの精度、最後に向こうのゲームプランが勝ったんじゃないかなと。その3つが合わさると、なかなかいい結果にはならない」と語っています。バウアーの一軍登板初戦でも気になったのですが、捕手伊藤のサインに何度もバウアーが首を振るシーンが見受けられました。サインに何度も首を振ると、相手からすると球種を絞りやすくなります。考える時間を与えること、想定される配球パターンのうち、投手と捕手で意見が食い違うとすればどのパターンになるのかが見えてくることで、巨人の選手は木目込みで打ちにいったのではないでしょうか?次回登板ではバウアーの投げたいボールを選ぶタイプの捕手に変えてみるのも手かもしれません。またバウアーは反省点として「気付くのが遅すぎたが、11本のヒットのうち、変化球がほとんどで、真っすぐをまぜる必要があった」、「アメリカで投げていたスタイルを続けている感じだが、違うリーグ、違う野球があると思うので、自分も学ばないといけないとすごく感じる。日本においてはバッターのことを自分として知らない部分が多いので、まだまだ学ぶ必要があるなと思った。アメリカではこう攻めればいいというのがあるが、日本人選手に対しても、これからもっと知って、何が有効なのか、学んでいかないといけない」と言っています。ストレートを捨てて変化球待ちだった巨人打線にやられたということでしょう。MLBと違い、NPBでは150km/h近いストレートはあまり長打にならないという部分、変化球に関してはアジャストされる可能性があるということを次回の課題にして欲しいです。

打線も工夫を

巨人戸郷はストレートが140km/h出ない状況でした。しかし思い切り腕を振る戸郷に対して、ベイスターズ打線はうまく対応できず、6安打2点で完投勝利されました。関根が5回ヒットで出塁し、一死から伊藤光のヒットで3塁まで行こうとしたとことで、三遊間で転んでしまうアクシデントもあり、戸郷を崩せそうで崩せなかったアンラッキーな面もあります。打線の組み換えも含めて対応していく必要を感じました。


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