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スターな男 度会隆輝


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

紅白試合でいきなり猛打賞

声が大きく元気な度会隆輝選手。2023年ドラフト1位選手ですが、183cm83kgの体ですが、体脂肪率8%の筋肉質とはいえ痩せすぎな感じがしました。しかし明るいキャラクターで入団時から注目されて、ベイスターズファンフェスティバルではいきなり横浜スタジアムのファンを虜にするパフォーマンスを示しました。上茶谷や入江といった明るいキャラクターで芸達者の先輩はいますが、アイドル顔の度会は歌もうまくて人気者になりました。こういったスター性に実力が伴えば・・・。なんとプロ入り後初めての実戦である紅白戦でいきなり3安打猛打賞でした。

度会の打撃に対する考え方

度会は長打力もありますが、広角に打つことができます。紅白戦後「追い込まれるまでは強いスイング、追い込まれてからは(球を)引き付けて(バットを)最短距離で出すことを意識しています」と度会が語った通り、投手との間合いの中でスイングの意識設定を変えています。紅白戦初打席、2打席目ではストライクカウントで追い込まれながら外寄りの速球を捉え、シャープに振り抜きました。特に初打席、度会が思わず避けるような内角球がストライクコールされると打席の中でストライクゾーンの設定を変えてスイングしていきます。追い込まれてからのストライクかボールかが微妙なコースをファールゾーンに打てるのも渡会のいいところです。3打席目はツーボールから低めの球を大きなフォロースルーですくい上げ、右翼フェンス直撃の適時二塁打でした。バットの遠心力を使って遠くに飛ばすことができる打者だと感じました。力で打つのではなくバットという道具を最大限に活かす打撃ができる稀有な選手です。

レギュラーになればベイスターズの収益はさらに上がる

度会は人気者になるスター性がある選手です。しかも野球に対する考え方が非常にレベルが高いです。問題は体力的に安定した成績を続けることができるかどうか?です。プロの長丁場で安定した成績が出し続けられれば、度会から発信した情報はファンを熱狂させるでしょう。ENEOS入社後から度会をベイスターズは追い続けて、23年のドラフトで抽選覚悟で指名しました。度会が外れても大学生投手に好投手が多いので外れ1位後の組み立てができると考えたようです。抽選で渡会が獲得できたことで、打撃のいい野手を補強するというミッションに答えが出せました。そして度会の内面についても調査していた中で、スター性をハマスタでならば存分に発揮できるとチームは考えていたのでしょう。度会のスターへの道は始まったばかりです。


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