ベイスターズ外国人

ベイスターズ在籍外国人選手

投手はロメロ、ピープルズ、シャッケルフォード、エスコバー。野手はソト、オースティン。育成で投手はコルデロ、ディアス、スターリン、野手はデラロサ。野手のソトは2021年から3年契約、オースティンは2021年までの2年契約ですが2022年の契約については球団がオプションを所有することが2020年末に決まっています。このため野手については2022年もソト、オースティンが残留することが確定です。一方投手はエスコバーが2021年が2年契約の最終年です。他の投手も2021年で契約は終了するようです。

育成外国人選手を考える

コルデロが3年目、ディアス、デラロサが2年目、スターリンが1年目です。スターリンを除く3人については2021年中に一軍が視野に入らないようであれば契約について考える必要があるかもしれません。コロナ禍でドミニカ共和国などに駐在スカウトを置かないベイスターズは育成外国人選手の獲得では劣後に回っています。ドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコといった中南米の国々については20歳前後の若い才能が溢れているといいます。特にMLBのアカデミーがあるドミニカ共和国は17,8でマイナーに呼ばれなければMLBへの道が開けないという事情もあり、優秀な選手の宝庫です。場合によっては10人前後育成外国人選手を獲得するぐらいの覚悟を持ってスカウティングして欲しいです。ただしコロナ禍の現状では極めて厳しいかと思います。

エスコバーの残留はあるか?

ベイスターズ在籍5年目のエスコバーはまだ29歳。MLB復帰を目指すとすれば2022年がラストチャンスの可能性があります。一方でベイスターズに残れば年俸2億超の複数年契約は確実でエスコバーが残留を選択するかどうかはMLBに重きを置くかどうかで変わってくるでしょう。ロメロ、ピープルズ、シャッケルフォードについては戦力的にも微妙なラインですがキャンプをしっかり送ればそれなりに成績は残せそうな感じです。この3人の契約についてはどうなるか球団の考え方次第です。

外国人での伸びシロが見込めない

最近のベイスターズは外国人選手が優秀で来季の戦力を考えた時に外国人選手での伸びシロが見込めないことが悩みです。今のメンバーでいえば前述の投手3人に変わって2桁勝てるような先発投手獲得ができればそこが伸びシロになります。野手ではオースティンを切って他の外国人野手獲得での伸びシロを得る可能性は極めて低いです。ベイスターズの外国人戦略は投手をどうするかを工夫することにかかっているかと思います。

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