本塁打は正義

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

今季のベイスターズに欠ける本塁打の圧

ベイスターズは1978年に横浜スタジアムに移った後、日本人には広すぎる球場であるため本塁打ではなく、ゴロヒットで走る野球という野球に移行しようとしました。横浜スタジアムに移ってすぐは本塁打を打った選手のヘルメットに本塁打を打つたびに星印のシールを貼ったりして本塁打を推奨していました。しかし1980年に長打の象徴松原氏が退団すると、ランナーが出たらゴロでダブルプレーになり、絶対に打点をあげないことでお馴染みの主力が「日本人に横浜スタジアムで本塁打は無理」と打撃コーチとしてゴロ打ちを主導しました。偏差値の高い大学を出ていますがニュートンの万有引力などの存在を学ぶ機会に恵まれなかったのか「叩きつけて打つ」という1665年以前の知識の野球をベイスターズに植え付けました。このためベイスターズはずっと下位に低迷することになりました。一方でオースティン、ソトが本塁打を量産した時期は相手投手にかなり圧を掛けることができました。ニュートンの法則が出て400年近く経っても重力の存在について知識がないファンなどは今でも「叩きつけてゴロを打て」と言いますが、やはりボールに対してアッパーブロー気味に当たらないと強い打球は打てません。そして本塁打が相手チームに圧を掛けることは明白です。

強いスイングが今の時代は必要

160km/h近い速球を打ち返すにはアッパーブロー気味にバットの角度を付けてミートすることと、加速するためのスイングスピードが重要になります。ダウン気味に振りながら遠心力を使いアッパーブロー気味にミートすることができなければいけません。そのためにはスイングスピードのアップが必要です。ベイスターズでは石井琢朗コーチが春のキャンプから1日1000スイングを課してスイングスピードを付ける練習をしていました。ヤクルトの強打が生まれたのは、石井コーチの1000スイングトレーニングが成果を出したからです。ベイスターズでは残念ながら、この練習が選手のケガに繋がりました。体が弱い選手を中心にスカウティングしていることが原因でしょう。ただ、弱い選手が退団して体の強い選手中心にスカウトすれば本塁打が量産できるベイスターズになる可能性が高いです。アマチュア時代本塁打0でも体が強ければ、強いスイングが生まれるので本塁打で相手チームに圧がかけられるチームが完成するでしょう。

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