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佐野今季絶望 村川イースタン盗塁王


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

佐野が右手有鈎骨骨折でポストシーズンに出場できず

9月30日のヤクルト戦(神宮)の打席で右手首の違和感を訴え、五回の守備で途中交代した佐野恵太選手が右手有鈎骨骨折だったことが判明しました。

有鈎骨骨折とは?

有鉤骨は、手のひらの手首に近いところにある骨。小指の真下あたりに位置します。細い骨のため通常の2方向(正面と側面)からのレントゲン撮影では骨折が見逃されることがあります。そのため手根管撮影とCTが必要になる。左バッターはグリップに近い右手の有鉤骨、右バッターは左手の有鉤骨を受傷するケースがほとんどです。強打者病ともいわれます。スイングが力強い分、衝撃も大きいのです。理論的にはバットを軽く持った方が受傷のリスクは低いです。しかし、それでは長打は期待できないです。佐野も強打者特有の怪我をしてしまったのです。今年の7月にはエンゼルスのM・トラウト選手が左手の有鈎骨骨折ですぐ手術をしました。手術をすれば回復まで4~8週間程度かかるようです。ベイスターズでは7月29日森敬斗選手がファウルを打った際に右手を痛め、8月1日に横浜市内の病院で右手有鈎骨摘出手術を受けましたが、シーズン終了まで復帰していません。宮崎敏郎選手は2019年8月7日に右手有鈎骨骨折で9日に手術して、9月12日には復帰しています。これはかなり短い復帰の事例でしょう。

CSベイスターズの戦い方

クライマックスシリーズでは佐野抜きでベイスターズは戦います。打線が弱いだけに核となる宮崎、牧、佐野のうち佐野が抜けるのはかなり痛手です。左打者では楠本がいますが、今シーズンは攻守に不調です。打率.186 OPS.531で2本塁打です。守備でもエラーこそありませんが、捕って欲しい打球をヒットにしてしまう消極的な守備が今季は目立ちます。シーズン前半不調だった大田がここに来て活躍していますが、右打ちなので左の強打者不在状態は解消できません。引退試合を終えた藤田が一軍に残っている理由は、打率.300で左の代打では藤田が一番成績がいいのです。京田が打率.227,柴田が打率.143,そして藤田の次に打率がいい左打者が戸柱で打率.242です。関根はレギュラーですので打率.263ですが、左の代打とはカウントしませんでした。林も打率.204と左打者の中では良いですが、CSではレギュラーとなるでしょう。左打者がいない問題が、ここに来て露呈しました。場合によっては藤田や京田が一塁のスタメンで出るケースも考えなくてはいけなくなっています。

村川イースタン盗塁王

村川が盗塁29でイースタン盗塁王となりました。村川は左打だし、足も速いのでCSに隠し玉にしたいところですが、育成契約ですので一軍の試合に出ることはできません。7月末までに支配下登録しておけばよかった選手です。

ドラフトでは左の即戦力強打者を

佐野が欠場したことで左打者不足が露呈したベイスターズ。ドラフトでは即戦力の左の強打者獲得が必須です。それを考えるとENEOS度会が欲しいところです。

大谷が日本人初のMLB本塁打王

エンゼルスの大谷が44本塁打で日本人初のリーグ本塁打王を獲得しました。投手では10勝5敗、防御率3・14で史上初の2年連続「2桁勝利&2桁本塁打」とすごい金字塔を打ち立てました。

バウアーベイスターズ残留か?そしてCS出場へ

バウアー投手の代理人レイチェル氏が、来季ベイスターズのGM候補と言われるラミレス前監督と面会しました。ベイスターズの売上が今季増えたことにより、金額的にもバウアー投手が残留できる条件を提示できるという話もあります。年俸15~20億の3年契約が用意されているとも言われ、ソフトバンクが提示するだろう金額の2年30億、巨人が提示するだろう金額の2年20億を大幅に上回りそうという噂も。巨人は本拠地移転のための投資資金が必要で当初球団フロントが用意しようとした50億という金額に本社からNOが突き付けられたとか。ソフトバンクは金額面よりも、ビジネスでのバウアーとの協業に否定的だと噂されます。ベイスターズはバウアーの個人ファンクラブの拡充やクラウドファンディングを使ってのバウアーとの協業も含めて、バウアーの条件を満たすものになっている様子。バウアーと動画配信を行っている仲間たちへの出資も含めて、球団とバウアーとの関係はより強固になっていると想像されます。ただしバウアーが性的暴行事件で訴えられていた件で和解が成立し、MLB球団が触手を伸ばす可能性があります。

田中健、平田、宮國戦力外

既に二軍最終戦で記念登板していた田中健二朗、平田、宮國の戦力外通告が判明しました。3人とも現役続行を目指すようです。

仁志二軍監督、大家二軍投手コーチ退団

3年間二軍監督を務めた仁志二軍監督と6年間二軍投手コーチを務めた大家コーチが退団します。理論派の二人だけに今後の活躍に期待したいです。

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