改めて三軍制を提案する

連敗が止まった

ベイスターズは苦手阪神に対して坂本が6回1失点と好投し、4番佐野もタイムリーを打つなど7対1で連敗を止めました。しかし柴田選手と大和選手が交錯して柴田選手が左肩を痛めるなどチームにとって厳しい状況も抱えました。選手のケガは突然やってきます。そのためにも三軍制について考えてみたいと思います。

何かあった時の選手層がチーム力となる

ソフトバンクにしろ巨人にしろ三軍が充実しているから外国人が来日しなかろうが育成からどんどん選手を上げていくことが可能になります。育成の選手は失敗する可能性が高いのだとは思いますが、ドラフトの本指名の選手であっても成功する率が低いことを考えれば選手の数が多いほどチームとしては強くなるという理論は間違っていません。日本ハム方式が導入されているベイスターズでは少ない選手を二軍戦などで試合経験させて、一定の試合数に達したら一軍で通用するか戦力外か見極めて選手をセレクトしていきます。そのため高卒3年で戦力外になる選手も出てきます。現状35歳以上の選手が存在しないベイスターズは伸びシロがあると捉えられる一方で選手層の幅が薄いチームともいえます。そのため外国人選手が緊急事態宣言で入国できなくなると極端に弱くなってしまいます。FAで外から選手を取らなくていいし、FAで他球団に出ていこうとする選手を引き留めないなら三軍制でチームの層を厚くするしか方法はありません。

神奈川FDがフロントの思考停止を生んだ

DeNAが地域活性化を新しい収益の柱としようとしています。そのためBリーグの川崎やJリーグの相模原の親会社となっています。独立リーグの神奈川FDとの提携もその1つと言われます。ベイスターズの練習施設はマルハのものをずっと使っていましたが、新たにグラウンドやトレーニング施設まで新設しました。これによって三軍制が加速するかと思ったのですが神奈川FDとの提携を先行してしまったために三軍制についてフロントが思考停止になってしまっているようです。これは親会社からのミッションだとは思いますが神奈川FDとベイスターズの育成の連携は正直うまくいっていません。神奈川FDは別団体として連携はするけれど無理にベイスターズの育成と結び付けずにベイスターズは三軍制への道を歩むべきです。三軍と神奈川FDとの試合をたくさん組んで地域活性化をすればよいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?