松尾汐恩 内野兼捕手でブレイクするか?
お断り
今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。
打撃の天才松尾汐恩
大阪桐蔭から入団して2年が過ぎた松尾汐恩。二軍では78試合に出場し、90安打で打率.326 本塁打3 盗塁5 打点42でした。一軍では27試合 8安打 打率.211 打点1でした。1年目は二軍で104試合に出場し、打率.277、7本塁打でした。2年目の今季はクライマックスシリーズ、日本シリーズも登場し、日本シリーズではヒットも放っています。2年目までは捕手としての特訓を受けながらだったので、一軍ではあまり経験できませんでしたが、3年目の25年は内野手にも挑戦しそうです。打撃でのセンスの良さも片鱗を見せていますので、内野での出場が多くなれば一軍でもかなりの成績を残せそうです。
ゴールデングラブ賞、ベストナインの山本を抜くのは難しい
24年ゴールデングラブ賞、ベストナインを受賞した山本はまだ26歳です。捕手一本でいくとすれば、松尾の出場機会は限られます。打撃を活かすためにも練習を開始している三塁手を兼務して、ベテラン宮崎の代わりとして出場しつつ、捕手でも出場すれば、来季松尾は一軍での出場試合数を増やしていくことでしょう。打率.300 10本塁打ぐらいを残せば、26年に三塁手か捕手でのレギュラーを確保できることでしょう。
松尾の内野守備
松尾は中学までは遊撃手で、大阪桐蔭でも遊撃手をやる予定でしたが、西谷監督に捕手コンバートを勧められ、転向しました。中学時代は現在ベイスターズ二軍コーチの藤田一也に内野守備の特訓を受けたこともあります。藤田譲りの守備は堅実です。
セ・リーグ優勝に欠かせない戦力
捕手一本だと松尾の打撃は宝の持ち腐れになります。かといって内野コンバートももったいないです。捕手として勉強しながら、宮崎の後釜として試合に出ることで松尾は一流選手としての経験をするでしょう。特に日本シリーズまで体調に十分気を付けてほしいす。