宮崎FA問題

宮崎敏郎

2013年にセガサミーから入団した宮崎選手ですが2016年頃からレギュラーに近い選手となりました。2017年に首位打者を獲るとその後は2020年まで3割3回と安定した打撃を見せています。ベストナイン2回、ゴールデングラブ賞1回の今年の12月で33歳になる内野手です。

マネーゲームはしない

三原代表が2020年オフのFA戦線で「マネーゲームはしない」と発言し、SNS上のベイスターズファンは怒っていました。梶谷と井納は巨人に移籍してしまいました。一方、ヤクルトは山田、小川の残留に成功、中日も大野の残留に成功しました。ファンの間ではベイスターズが選手に冷たい球団だから出たという声もあり、誠意がないという声もありました。梶谷には3年契約6億がベイスターズから提示されたようですが、巨人は4年契約8億プラスオプションで総額10億近いものだったようです。マネーゲームに勝つには梶谷に5年15億とかの契約が必要だったでしょう。ヤクルトは山田に7年契約で実質50億近い金額を提示したため山田としてもこれ以上他球団が出さないと思ったのでしょう。小川も4年で10億超らしいです。中日大野は3年で10億近いもののようです。NPB内でのバランスや球団内でのバランスもあるので一部の主力選手の年俸が低くマスコミ報道されていることは昨年MLBに挑戦した菅野、MLBから戻ってきた田中将大の金額がMLBのスカウティングリポートで漏れたことでもわかります。菅野は年俸10億、田中将大は年俸20億ですがマスコミ報道は菅野8億、田中将大10億となっています。

宮崎を必要とする球団はあるのか?

宮崎は一緒に自主トレをしているソフトバンク松田を慕っています。ソフトバンクが39歳の松田の後釜に考えている可能性があります。巨人は二塁手宮崎に興味ありでしょう。安定した打撃を誇る宮崎はどこのチームに行っても重宝されます。ソフトバンク移籍ならばDHもあるので守備が衰えてきた宮崎にも朗報です。

宮崎をベイスターズがキープするには?

宮崎の現在の年俸が1億6000万円ですから2億×3年の6億が最低ラインになるでしょう。3年で6億~7億がベイスターズが提示する金額になりそうです。ただ最近のFA市場では3年前後で10億という数字が見えてこないとマネーゲームにはなりません。93億で球団を買収したDeNAが買収金額の1/10以上の金額を1選手に提示するかどうかがカギになりそうです。

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