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7月が最後の補強チャンス ベイスターズ


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

支配下選手登録の期限は7月31日

2008年からNPBの支配下選手登録の期限が7月31日となりました。(それまでは6月30日)8月以降のトレードや新規獲得(外国人)は認められていません。育成選手も同様に7月31日以降の支配下登録が認められていません。つまり7月が最後の補強チャンスなのです。

ベイスターズの課題

ベイスターズはオースティン、佐野、筒香、牧、宮崎という5人の主砲級選手がいます。しかし、いずれの選手も故障や不調、常時出場は厳しい状況にあります。また、全員が好調で集中打を奪うという展開が少ないこともあり、高いチーム打率の割には散発の安打が多く、得点が出来ていない場面も見られます。主砲級5人を凌駕するような大砲がいれば、打線もより相手投手にプレッシャーが掛けられる状態になります。ただ現状では打撃が極端に弱いポジションはショートぐらいで、捕手も山本が3割を打ったりしていて、長距離砲が割り込むスペースがない感じです。投手陣では山崎康晃、三嶋、伊勢、ウエンデルケン、上茶谷、石川といった本来ベイスターズのブルペンを支えているはずの投手が不調や故障で二軍にいます。特に故障ではなく不調で二軍にいる山崎康晃、三嶋、伊勢、石川については早期に調整して一軍でパフォーマンスを発揮して欲しいです。

ベイスターズの新外国人候補

・アリエル・フラード(28)右の先発投手
MLB通算45試合登板で12勝。2019年は32試合(先発18試合)に登板して7勝11敗、防御率5.81、81奪三振とレンジャースで活躍しました。2021年はTJ手術の影響で所属なしでしたが、2023年韓国のキウム・ヒーローズで11勝。今季もここまで8勝をあげています。

・マイク・フォード(31)右投左打の一塁手。
MLB通算235試合 打率.211 36本塁打 132安打
特に2023年は84試合 打率.228 16本塁打34打点とマリナーズで活躍しました。2024年はレッズと契約しましたが5月31日で自由契約となりました。

フラードは現在でもキウムのエース格なので獲得できるかは不明です。フォードは獲得できる状況ですが、オースティン、佐野、筒香といった選手とポジションや期待される打撃が被るので起用法が難しいといえます。しかし、筒香がかなり休み休みの起用であることから、フォードの力強い打撃がベイスターズ打線にハマる可能性はあります。

トレードは?

ベイスターズ側から仕掛けるトレードはないような気がします。外野手が飽和状態のベイスターズに打力で苦しむチームがトレードを仕掛けてきたときに、相手からどういうレベルの選手を獲得できるか?といったところでしょう。森原のようにクローザーにまで進化した例もあるので、トレードでブルペン陣を補強するというアイディアはあるかもしれません。

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