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オリックスは19歳~40歳まで一軍出場


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

オリックスは日本シリーズに高卒2年目池田をスタメン起用

野球通ぶったファンは「高卒選手は5年は育成しないとダメ。」となんの根拠もないことを言ってきます。しかしオリックスは今季の一軍の試合で高卒1年目の19歳斎藤投手から大社14年目40歳比嘉投手まで幅広い層の選手が出場しています。紅林は高卒2年目からショートのレギュラーで3年間125試合以上出場しています。沢村賞を獲得した山本投手は高卒2年目にリリーフで54試合登板し、3年目からは5年間先発ローテに入り3年連続最多勝、最優秀防御率4回、最多奪三振4回、最高勝率3回、沢村賞3回獲得しています。高卒でも意味不明に長い育成期間を設定してしまう思考回路が止まった起用をしているチームが多い中で、オリックスは力のある選手は高卒1年目でもどんどん起用するという考え方があり、逆にベテランでも力のある選手にはどんどんチャンスを与えるという考え方で、ポジション別年齢ピラミッドがきれいに揃っているとか野球と関係のないことに力を注がず、純粋にチーム内の競争を煽り、チームを強くしています。

ベイスターズは一軍出場最若手が森

2023年のベイスターズで一番若い出場選手が高卒4年目の森で21歳。投手は高卒5年目の宮城が23歳で一番若い一軍出場選手でした。最年長は41歳の藤田ですが引退しました。来季は最ベテランが37歳の大和になります。高卒選手の育成に時間を掛け過ぎているが非常に気になります。20歳以下の選手が10人いて誰一人一軍の試合に出ていません。ポジション別年齢ピラミッドで10代がいても戦力的にいかに無意味かがわかります。来季は3年目を迎える小園、深澤、2年目の松尾といった選手はどんどん一軍で使うべきでしょう。一軍の戦力になる力を付けさせなくてはいけません。いつまでも「5,6年は育成」とのんびり構えていてはいけません。また二刀流と言われていますが、高卒ドラフト3位の武田は野手に専念させて1年目から一軍で使うつもりで練習させた方がいいと思います。18~20歳は肉体的に大人になり切ってないので難しいと言われますが、20歳できっちりとした体格になれないような選手ならドラフトで指名すべきではないでしょう。

中嶋監督自体が10代から一軍の試合で活躍

中嶋監督はドラフト3位で阪急に入ると1年目から一軍の試合に出場します。2年目には74試合出場、3年目には121試合出場でゴールデングラブ賞を獲得します。そして46歳まで29年間現役選手を続けました。若いから育成とか、40歳だから試合に出さないとか年齢に関係なく、チームでその選手が活躍できる場があればどんどん出場させるという考えが、自分の経験上、中嶋監督にはあるのでしょう。ベイスターズもこういった年齢に関係なく、若くても一軍に使ったりする野球をして強くなって欲しいです。

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