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ベイスターズキャンプの見どころ野手陣



お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

野手陣キャンプ一二軍振り分け

一軍
【捕手】
松尾汐恩、益子京右、山本祐大、東妻純平

【内野手】
林琢真、牧秀悟、柴田竜拓、西浦直亨、石上泰輝、井上絢登、知野直人、西巻賢二、京田陽太

【外野手】
桑原将志、オースティン、度会隆輝、佐野恵太、勝又温史、梶原昂希、蝦名達夫、関根大気、村川凪

二軍
【捕手】
戸柱恭孝、伊藤光、上甲凌大、九鬼隆平、近藤大雅

【内野手】
森敬斗、大和、宮﨑敏郎、蓮、小笠原蒼、粟飯原龍之介、小深田大地、高見澤郁魅

【外野手】
大田泰示、神里和毅、武田陸玖、楠本泰史

ベテランの戸柱、伊藤光、大和、宮崎、大田が二軍です。育成の村川が一軍でアピールして支配下入りするかが見ものです。

捕手

山本祐大が71試合に出場し、打率.277で最優秀バッテリー賞を東と共に獲得しました。2024年は山本がメイン捕手になると思われます。バウアーとコンビを組んでいた伊藤光は経験豊富なベテラン捕手として控えに回るのではないでしょうか?戸柱については左の代打、できれば一塁も守れると非常に大きな存在になりそうです。控えの左打者が人数はいるのですがスイングが弱く、しかもコンタクト率が低いのです。コンタクト率が高かった藤田が引退し、スイングが強い戸柱に左の代打として期待したいです。

一塁手

オースティンが一塁手メインでの起用になりそうです。2022,23とほとんど試合に出ていないオースティンが復活するかが大きなカギです。2023年70試合一塁に入った佐野ですが、外野との掛け持ちで守備が危ういです。ソトがいなくなったので、長打力のある知野やチャンスに強い大和が一塁に入ることもありそうです。

二塁手

打点王の牧が不動のレギュラーです。逆に欠場した時に誰を二塁にするかというのが心配です。柴田は守備はうまいですが打撃が極端に弱いです。2年目の林あたりが入るかどうかでしょう。

三塁手

2度目の首位打者をとった宮崎が不動のレギュラーです。しかし、時折休まないとパフォーマンスが落ちるので、宮崎をフォローできる選手が必要です。知野に期待したいのですが、力強い中村紀洋を参考にしたスイングですが、アウトサイドイン軌道で打てないコースが多いのが課題です。

遊撃手

実績でいえば京田になります。しかし想像以上に小さな打撃になってしまっていて、元々ゴロが多い上に当てに行く打撃からモデルチェンジできないと厳しいです。2023年終盤遊撃手でスタメンが続いた林が次の有力候補で、粘り強い打撃とフットワークのいい守備でレギュラーを掴めるかどうかです。キャンプは二軍スタートになりましたが、圧倒的な守備範囲と強肩の森も2022,23年とケガに泣いただけに5年目のシーズンに賭けるものがあるでしょう。

外野手

佐野が一番手で、背番号が見えるほどのクローズドスタンスでしたが2023年は不調だったため、オープンスタンス気味に打撃フォームを改造中です。強い打球が打てるフォームだったのですが、内角球に死角が生まれ、そこを突かれ始めたことで不調に陥った反省からの復活です。2度目のゴールデングラブ賞をとった桑原については、打撃の好不調の波が抑えられればレギュラーとなるでしょう。初めて規定打席に達した関根はメキシコのウィンターリーグで首位打者になりました。バントが苦手な割に、首脳陣がバントのサインを出すということを止めれば、打撃面での貢献度はさらに増すのではないでしょうか?長打力のある勝又、盗塁ができる梶原、育成の村川も走塁革命を目指す中では一軍戦力になって欲しい存在です。ドラフト1位度会も明るいキャラクターと細身の割にパワーがある打撃で、ベイスターズの選手にしては珍しく強く振れる選手なので期待したいです。

チームの変革期

宮崎が35歳となり、若手だと思っていた桑原が30歳になりました。捕手は20代の山本が主力になりそうな感じです。しかもその後にファームで抜群の打撃成績の松尾がいます。内野では牧がタイトルを取りました。30代に差し掛かる選手を抜き去り主力となる20代前半の選手が出てくることを期待したいです。そして外国人野手も補強して欲しいです。


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