三浦銀二はブレイクするか?

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

法大出の投手はベイスターズでうまくいかない

ベイスターズに法大からドラフトで入団した投手は1998年の矢野が初代となります。法大からは1970年ドラフト1位の野口をはじめ、野手は数多く入団していましたが投手としては矢野が初めてです。その後、2002年自由枠で土居龍太郎、2010年2位で加賀美、2012年2位で三嶋、2013年4位で三上、2014年2位で石田、2020年育成1位で石川と法大出身の投手を獲得しています。三嶋、三上、石田、石川は現在も現役ですが、矢野、土居、加賀美は期待されたものの活躍できませんでした。三嶋、三上、石田も一軍で貢献してくれていますが、もうひと頑張りして欲しいところです。そして2021年ドラフト4位で三浦投手が入団しました。三嶋、三上、石田という先輩がいるリリーフ陣へ三浦投手が新たに加わる可能性が高いのではないでしょうか?

三浦銀二とは?

福岡大大濠高校では1年時のエースに現在ベイスターズの坂本投手がいました。2年秋からエースとなり、九州大会で優勝し、明治神宮大会でもベスト4に進出。この秋の公式戦は全て完投しました。3年春の第89回選抜高等学校野球大会に出場し、創志学園との1回戦で3失点完投勝利。滋賀学園との2回戦ではベイスターズでチームメイトの宮城滝太と投げ合い、延長15回を1失点完投し引き分け再試合になりました。中1日で行われた再試合で3失点完投勝利し、ベスト8に進出しました。2017年WBC U-18ワールドカップではベイスターズに現在在籍する櫻井、2021年ドラフト2位でベイスターズに入団を決めた徳山らと日本代表として活躍しました。法大に入学すると1年秋には3勝を記録し、チームのリーグ戦優勝に貢献しました。3年時は調子を落とし未勝利に終わりましたが、4年春から主将に就任し、2021年4月10日の慶應大学戦では無安打での1失点完投勝利「ノーヒットワンラン」を記録しました。

ホップするストライクは150km/hを超え、140km/h台のジャイロ成分の多いスライダーと共に武器になりそうです。フォークは精度が低いので痛打される可能性があります。スローカーブを磨けばプロでも通用しそうです。問題はクイックでランナーが出た場面で制球がバラつくのを修正することが一軍定着へのカギとなりそうです。ストレートが非常にいいので、ストレートを中心に組み立てをすればベイスターズリリーフ陣のメンバーとなりそうです。

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