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ベイスターズにいないタイプ林琢真

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

小柄だが体が強い林

172cm74kgと小柄なルーキー林琢真ですが、体が強くハードな練習にも故障なく付いてこれることで石井コーチが高く評価しています。ベイスターズには体が弱く筋力が自分の出力に付いていけない選手が多いため、常に故障のリスクが付きまとっていました。最近では出力を出し過ぎないようにコントロールさせることまでやっています。そんな中で林は見た目とは違い、小さな筋肉なども鍛えているため故障にも強そうです。

粘り強いタイプ

林は狙っていない投球に対して、ファールゾーンに打って粘る技術があります。ベイスターズの選手の場合、積極的にファーストストライクから振るのは良いのですが、狙っていない球が来てもファールにできず、凡打で終わってしまう選手が多いです。林はスイングしながら狙い球でなければファールにできるし、選球眼もいいので四球を選んでの出塁率も高いです。1,2番打者として出塁率を高めるために林は重要な位置付けとなります。

積極的な走塁がチームを刺激

林は足が速いだけでなく積極的な走塁が持ち味なので盗塁もできるし、後ろの打者の単打で2つ進塁できるようなタイプです。こういった走塁は三浦監督が目指す野球に合致しています。チームにも刺激を与え、宮崎や佐野まで積極的な走塁をするようになりました。

複数ポジションをこなす

林は高校大学と二塁手でしたが、プロ入り後は遊撃手、三塁手、外野手もやっています。本職の二塁守備は守備範囲の広さと強肩で素晴らしいのですが、遊撃手としても京田、森、大和と張り合っています。足が速く、肩がいいので外野手としても使えます。高木豊選手が1,2年目の時に内外野で使われながらレギュラー獲得していった時と同様の起用を林に対して行いそうです。

遊撃手のレギュラーを掴みかけたが

林は守備走塁のアドバンテージで遊撃手のレギュラーを掴みかけたものの、31打席で1安打という貧打で先発出場を外されました。オープン戦では全体の打率3位54打数打率.296盗塁4と活躍した林でしたが、公式戦ではうまくアジャストできていません。ライバル森はオープン戦から打撃不調で、遊撃手で使い続けられていたものの開幕スタメンは林に譲りました。これからも林は1つ下のライバル森と遊撃手のポジションを争いながら、他のポジションでの可能性も探ることでしょう。まずは打撃の改善からです。

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