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リプレイ検証対策


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

セカンドベース上での野手のやり取りを徹底練習するベイスターズ

ベイスターズの田中浩康コーチはタグプレイの立ち位置や考え方もルール変更に伴う、ティーチング・コーチングの変更を宜野湾キャンプでは徹底練習させています。リプレイ検証を見越した、より正確なタグプレイが求められることを選手に伝えています。どこまでタッチに行かなければいけないのか?リプレイ検証した際にアウトを覆されないように、セーフの判定を覆すタグプレイを何度も確認しています。カメラの位置からの死角で正確な判断ができないケースはどうするのか?各球場のカメラの位置も含めて二遊間候補の選手はタグプレイをキャンプでインプットしなくてはいけないのです。

野球規則の変更で内野手が外野を守ることが禁止に

野球規則で極端な守備シフトが禁止されました。
内野手の守備位置については、次のとおり規定する。
・投手が投手板に触れて、打者への投球動作および投球に関連する動作を
 開始するとき、4人の内野手は、内野の境目より前に、両足を完全に置
 いていなければならない。⇒内野手が外野を守ることを禁止する
・投手が打者に対して投球するとき、4人の内野手のうち、2人ずつは二塁ベ   
 ベーススの両側に分かれて、両足を位置した側に置いていなければならな
 い。⇒シフトで遊撃手が二塁ベースより一塁側で守ることが許されない。
・二塁ベースの両側に分かれた2人の内野手は、投手がそのイニングの先頭  
 打者に初球を投じるときから、そのイニングが完了するまで、他方の側の
 位置に入れ替わったり、移動したりできない。
 ただし、守備側のプレーヤーが交代したとき(投手のみの交代は除く)は
 いずれの内野手も他方の側の位置に入れ替わったり、移動してもかまわな
 い。
・ イニングの途中で内野手として正規に出場したプレーヤーは、
  その交代後に投手が打者に投じるときからそのイニングが完了するまで  
  、他方の側の位置に入れ替わったり、移動したりできない

かつての「王シフト」で遊撃手が外野を守ったり、ベイスターズがラミレス監督時代にサードの宮崎がショートの守備位置、ショートの大和が二塁の守備位置という守備シフトをしたことがありますが、これはできなくなります。

ベイスターズではアナリスト経験コーチからの情報で新しい規則対策をしている

ベイスターズはキャンプでアナリストやアナリスト経験者のコーチから野球規則変更用の守備シフトやそれに対応する練習の準備をコーチと徹底して打合せしていました。情報のアップデートはベイスターズではとても早く、特にビデオ検証対策についてはしているチームとそうでないチームで差が開きそうなので徹底しています。

石上はリプレイ検証対策として獲得か?

スイングの強さが評判のドラフト4位石上ですが、走者の足を審判の死角に入れる「リプレイ検証対策タグの申し子」という説もあります。スカウティングに際して河野スカウトがタッチに対する意識の高さに注目したとも言われ、もしかすると二遊間の隠し玉になるかもしれません。

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