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チーム内に激しい競争を生む勝又支配下登録


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

壊滅的な左の控え野手の打撃

ドラフトで左打者ばかり獲得し、左打ちの勝又を支配下にして右打ちが足りないと思っているベイファンは嘆いているでしょう。しかし左打者が壊滅的にダメなのがベイスターズなんです。規定打席に達している佐野が打率.264,関根が打率.261なんで左打者が多すぎと思っているかもしれませんが、実はいないんです。
左打者打率
藤田一也.286 濱口.278 今永.263 戸柱.242 京田.227 梶原.226 林.206 楠本 .191 森 .167 神里 .163 柴田 .143 石田 .077 西巻、坂本、笠原、石川は.000です。
規定打席未満の左打者で投手の今永よりヒットを打っているのが戸柱、京田、梶原、楠本、林の5人です。この5人とも打率.250以下と壊滅的です。
こういった状況からドラフト1位で左打者の度会に入札し、二軍で打率.272で6本塁打の勝又を支配下にしたのだと思われます。

外野手が過度な競争状態に

2023年のベイスターズは怪我でオースティンがいない状態で、そもそも外野の枠が佐野以外2つ空いていました。守備のいいセンター桑原が、すぐにレギュラーを奪還し、残る1つの枠に関根が食い下がり、規定打席到達しました。これだけポジションがある状態で、神里、楠本といったレギュラーを狙えるメンバーが1割台の打撃では競争になりません。そこでドラフト1位の度会と育成から上がった勝又が、レギュラー争いに加われば、シーズンの後半に出た、左の外野手がいないという問題は発生しなくなります。競争が激しくなれば、いい選手なのに試合に出場できない状況が生まれるかもしれません。しかし、それぐらいの状態でないとチームは強くならないと感じます。

勝又は2024年が勝負の年

2019年に入団した勝又は2021年まで3年間投手でした。途中イップスのような状態になり、2021年のオフから野手に転向し、同時に育成契約となりました。野手転向1年目の2022年は二軍では69試合に出場し、打率.293、6本塁打、23打点の成績を残しました。2023年二軍では105試合の出場で打率.272、6本塁打、30打点でした。この結果で支配下契約になった勝又は、2024年は一軍で結果を残さないとすぐ戦力外ということになりかねません。2024年に一軍でレギュラーもしくは代打で結果を残すことを勝又には期待したいです。

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