横浜PDCA

勝ち越した

2021年4月29日の広島戦で連勝してカードで勝ち越しを決めました。開幕投手の濱口が今シーズン初勝利です。ベイスターズはDeNAが親会社になってからエリート軍団がフロントとして入社してデータ解析や選手のパフォーマンス解析、フロントやコーチ陣、選手を含めたチームの組織論、コーチング等々をロジカルに実践しています。しかし結果が出ていないのが今シーズンです。

PDCAサイクルとは?

Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)のサイクルを繰り返し行うことで、継続的な業務の改善を促す技法です。「PDCAサイクル」という言い方もありますが、これはPDCAの最後のステップ、Action(改善)が終了したら、また最初のPlan(計画)に戻って循環させることを意味するものです。ですが、PDCAもPDCAサイクルも、一般的には同義語として解釈します。日本企業にも深く浸透しているPDCAは、1950年代、品質管理研究の第一人者であったアメリカの統計学者ウィリアム・エドワーズ・デミング博士とウォルター・シューハート博士によって提唱されました。現在では、品質管理の国際基準となっている、ISO 9001、ISO 14001にもPDCAの手法が取り入れられており、業界や業種を問わずにセルフマネジメントメソッドの基礎として利用されています。ラミレス監督時代の5年間はPDCAの連続で明確にプランが監督からコーチに伝わり、そのための練習を監督がCHECKし試合での結果を見て改善を試みるというものでした。監督とコーチ陣が常に緊張関係にあったため、一見笑いもある練習風景もかなり緊張感が漂っていました。

横浜一心

三浦監督はほとんどのコーチとプレイヤーとして或いは首脳陣として共に過ごしており、横浜一心にあるように心通じるものがあります。ただ逆にコーチ陣にラミレスが与えたような緊張感というものがないままキャンプを終えたのではないか?と思ってしまいます。練習の意図や練習での選手の失敗について細かく問いただすラミレスのようなチェックがあったのかどうか現状の選手たちのプレーには昨年までより弛緩した感じが見受けられます。ただここは考え方が分かれるところです。監督はコーチに細かいことは任せてドンとしているべきという考えもあるのでどちらがいいということはありません。そもそも三浦監督も細かくチェックしていたが選手の質が落ちたということも考えられるのでここはなんといえません。ただ横浜一心がチームの甘えになっていないことだけを祈ります。

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