神里和毅

イケメン 神里和毅

8 神里和毅とは?

沖縄糸満高校入学後外野手に転向すると2年時の秋からレギュラーに定着。3年夏の第93回全国高等学校野球選手権大会で硬式野球部を史上初の全国大会出場へ導きましたが、初戦(1回戦)の英明高等学校戦に1 - 4で敗戦。「1番・中堅手」として出場した神里も、松本竜也から無安打に抑えられました。硬式野球部の1学年先輩に宮國椋丞がいます。中央大学への進学後は、1年春からベンチ入りを果たすと、4年次には主将に就任します。東都大学野球では、4年の秋季リーグ戦で、外野手としてベストナインに選ばれました。1部リーグ通算91試合に出場、307打数73安打、打率.238、2本塁打、28打点、10盗塁を記録します。4年生だった15年の秋にプロ志望届を日本学生野球協会へ提出。しかし、その年のドラフト会議では指名がかからなかったため、大学卒業後に日本生命へ入社しました。日本生命では1年目から1番打者として公式戦に出場。2年目の17年には社会人野球日本代表として第28回BFAアジア選手権大会へ出場すると、チームの優勝へ貢献すると共にベストナインと打点王のタイトルを獲得しました。17年のドラフト2位で高田GMが「外野手らしい外野手が欲しい。」とベイスターズが指名しました。当時のベイスターズ外野陣は14年に内野から転向した筒香、桑原、梶谷という布陣でした。18年の開幕戦で一番右翼手として開幕スタメンで登場します。この試合で公式戦初盗塁を記録すると、以降の試合でも盗塁数で一時セ・リーグのトップに立つほどの俊足でチームの開幕ダッシュに貢献します。4月12日の対読売ジャイアンツ(巨人)戦(東京ドーム)では、自身のプロ入り初本塁打を大竹寛からの初回先頭打者本塁打で記録しました。NPB球団の新人選手が一軍公式戦の初本塁打を初回先頭打者本塁打で記録した事例は史上11人目ですが、セ・リーグの発足(1950年)後に巨人が関与する公式戦では初めてでした。19年は一番中堅主としてレギュラーに定着します。課題の出塁率をあげて20年も一番打者として期待されます。

犬より速い

走攻守の3拍子そろった外野手です。特に守備に関しては、フライの打球処理でほかの中堅手に大きな差をつけ、2019年の両リーグでの守備指標ベストナインに選ばれています。50メートル5秒8の俊足が持ち味で、幼少期に犬に追いかけられた際逃げ切ったというエピソードもあります。

ファンからの偏見

日本生命からドラフト1位で入団した柿田投手が戦力外になった年にドラフト2位で指名されたため、禊のため指名順位が高いとか本来はドラフト下位レベルの選手とSNSでは偏見を受けていました。また守備に関しても勘が悪いなど言われていますが前述のように数字的にも高いものがあります。イケメンであるためにSNS上の偽ベイスターズファンから強く叩かれている恐れもあり、神里の精神的コンディションが崩れないかが心配です。

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