センター勝又

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

投手としてフォームを崩した勝又

勝又は日大鶴ケ丘時代、2018年には西東京大会の決勝に進出。井上広輝擁する日大三高と決勝で対戦することになりました。決勝では先発するも、3対3の9回裏一死からサヨナラ本塁打を打たれて敗戦投手となります。表彰式後、熱中症で歩行も困難な状態となり、救急車で病院に搬送されました。連投や投げ込み過多なども含めて、高校時代から徐々に投手勝又は自分の中に違和感を感じます。プロでも期待され二軍で3年間投手として過ごします。3年目は31試合に登板し、防御率1.83でしたが四死球44、暴投8と制球面で苦しみました。2021年オフに戦力外通告を受け、打者転向した上で育成契約を結びます。

打者としての勝又

イースタンリーグでは3割を超える打率、本塁打も独特の弧を描く長距離砲らしい打ち方で結果を出しています。イースタンではセンター中心に守っており、一軍でもセンターを守れる守備を勉強しています。固め打ちができるタイプで、強いスイングができる選手なので二軍で調子がいいうちに支配下登録、一軍昇格して欲しい選手です。ランナー3塁で犠牲フライが打てる打者であり、打点をあげることにも興味がある意欲的な選手なので期待したいです。

勝又の魅力は高く上がる打球

地球には重力があるので投手が投げる球は基本的に地面に向かって重力の力を受けて落ちてきます。打者は重力に引っ張られるボールの力を利用して打つために、投球をアッパー気味に捉えることが重要になります。そうでなければ投手のボールの力+地球の重力と戦うことになりますので、打球が飛びません。勝又は重力の力を利用して投球に対してアッパー気味な角度でバットを入れるので高く上がる打球の飛距離が大きいです。打ち損じても強い打球のゴロとなります。勝又の高く上がる打球は打者としての可能性を感じる魅力があります。

外野守備は一軍レベルへ

勝又の外野守備の上達は早く、内野手への返球については内野手が次の送球に移しやすい所へ的確に送球できます。柳田コーチと二人三脚で外野守備を鍛えています。柳田コーチが後輩の桑原から秘伝のポジショニング術を学び、勝又に伝授しているそうです。引退したばかり柳田の同期入団藤井からの中日流外野守備も柳田は学び勝又に伝授しているとのこと。すでに勝又の守備は一軍レベルと言われています。


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