ベイスターズの育成選手

お断り


今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

ベイスターズの育成選手

2007年
1巡目 関口雄大 外野手
2巡目 杉本昌都 捕手

2009年
1巡目 国吉佑樹 投手
2巡目 小林公太 投手

2010年
1巡目 松下一郎 捕手

2011年
1巡目 冨田康祐 投手
2巡目 西森将司 捕手

2012年
1巡目 今井金太 投手

2013年
1巡目 砂田毅樹 投手
2巡目 萬谷康平 投手

2014年
1巡目 亀井塔生 捕手

2015年
1巡目 網谷圭将 捕手
2巡目 山本武白志 内野手
3巡目 田村丈 投手

2016年
1巡目 笠井崇正 投手

2017年
1巡目 中川虎大 投手

2018年
1巡目 宮城滝太投手

2019年
なし                                    2020年                               1位 石川達也
2位 加藤大                                  2021年                                                                                                                 1位 村川凪
2位 東出直也
3位 大橋武尊      

2020年のドラフトまで18人を育成ドラフトで獲得したベイスターズ。このうち支配下登録されて一軍で出場したのが以下の選手です。

 関口雄大外野手、国吉佑樹投手、冨田康祐投手、西森将司捕手、砂田毅樹投手、萬谷康平投手、田村丈投手、笠井崇正投手、中川虎大投手。

9人の選手が一軍に出場し、国吉、砂田、中川の3人が現役で活躍しています。2020年ドラフトまでで18人中9人が支配下登録され、一軍の試合に出ています。確率5割です。

育成枠最年少勝利記録保持者  

砂田投手は育成入団2年目に支配下登録され、19歳11か月での勝利となり、育成枠出身としては最年少勝利記録を持っています。2022年も砂田投手は左のリリーフ投手として活躍が期待されます。

育成選手は早期の結果が求められる

育成選手は3年間の期限があります。3年過ぎると一度自由契約にしなくてはいけません。ベイスターズにとって3年という区切りが、育成選手に早期の結果を求めることに繋がり、一軍選手を多く輩出するという事実となっています。特に国吉、砂田の成功は高校生投手の育成がうまくいっていないベイスターズとって象徴的な出来事です。高校生だから5,6年のスパンで育成すると気長に構えるとその間に指導者が2~3人変わり、結果として選手が育たないという事態をベイスターズは繰り返してきました。国吉も砂田も高卒2年目に一軍登板を果たしています。京山が高卒2年目で6勝したことを「デビューを急いで失敗した。」など結果論で語る人がいますが、高卒はじっくり育ててというならば、高卒選手は指名せず、大学や社会人でどうなるか見極めてから指名すべき話で、高卒指名を肯定する限りに於いては2,3年目で一軍にいるというビジョンがなければいけないのです。ベイスターズの育成選手の成功例を見ていると「3年」という区切りが、指導者、選手への緊張を生んで逆に使える選手を生み出す結果になっているようです。

                                                                                      


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