西武打線に学ぶ

ファーストストライクから積極的に打つ

2021年6月10日の試合で西武1番岸が1回裏初球ホームランです。ファーストストライクから積極的に振っていくバッティングにベイスターズ坂本投手は逃げてしまいました。西武の打者はみんな当てに行かずに強く振ります。さらにすごいのは2ストライクまで追い込まれたら打てる球が来るまで強く振ってファールで粘る技量があるのです。西武は伝統的に強く振る選手を育てる文化があったようで高校から入った秋山選手は西武時代一度もバント練習したことがないそうです。思いっ切り振る力を付けるということを優先したチームなのです。二軍は選手を伸ばすことに徹してきたようです。フォームなども最初の1年はいじらないという素材重視の方針が選手の長所を伸ばします。また二軍で見込みがある選手はどんどん一軍でチャンスを与えることで開花します。

二軍から上げた選手にはすぐ出場機会を

ベイスターズは二軍で調子の良かった蛯名を一軍であげてもなかなか試合で使わなかったり、楠本も同様になかなか使いませんでした。西武のようにスケール大きく育てたかったらちまちましたことを教えるよりも結果が出ていたらすぐ一軍で使うという方がいいと思います。空振りを恐れて見逃し三振したり、当てに行ってダブルプレーというシーンをよく見ます。西武の選手を見習って強く振りきって結果がダメでもいいぐらいの野球をした方がいいと思います。結果を出そうとして空振りを恐れない野球をベイスターズには目指して欲しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?