コーチ問題

20敗到達

2021年4月27日ベイスターズはついに20敗到達しました。打線は先制できず今シーズン頑張ってきた大貫も堪らず大量失点です。監督、コーチも辛いと思いますがここはなんとか対策を立てて欲しいところです。

ベイスターズのコーチは無能なのか?

ベイスターズのコーチでいうとバッテリーコーチの新沼は一軍経験が乏しく、藤田はプロでの選手経験がありません。プロで活躍した選手でなければコーチとして無能という意見がでてきております。これについては私は反対意見です。たとえ選手経験がなくても勉強してわかりやすい言葉で指導できるのであればコーチとして適正だと考えます。ただし現状のベイスターズは捕手がポロポロしていますし、盗塁も走られ放題です。この結果についてはコーチもきちんと対処しなくてはと思っております。現実に戸柱は藤田コーチの指導で昨年盗塁阻止率セ・リーグ2位にまでなりました。巨人の小林も個人的に大学時代には藤田から指導を受けて捕手としての基礎を学んだと言います。ベイスターズの場合、他球団以上にデータを理解した上での指導が必要なのでそういった勉強をする気がない、過去の実績にあぐらをかいたコーチは就任できません。選手と一緒に考え指導するコーチというのがベイスターズのスタイルですが2021年シーズンに関しては結果が出ていません。

コーチの異動

かつては民放のテレビ局が引退した選手や退団した監督コーチを解説者として年間契約し、自社の野球中継の解説、スポーツニュースの解説に独占的に出演してもらっていました。そのため球団と放送局の関係などが監督やコーチの異動に少なからず影響がありました。今はそういった年間契約して解説者を抱える放送局は少ないです。中継試合ごとの契約だったり、ほとんど地上波からは消えたスポーツ専門ニュースの解説についても番組での契約という形になっています。逆に言えばコメンテイターとして人気がある人は稼げるし露出も増えます。(youtubeも含む。)そういう意味では人目に付くプロ野球OBはコーチの年俸なんかより稼いでいる可能性があるため、なかなか球団のコーチに就任してくれません。コーチになった後にかつてはまた放送局の解説者に復帰という関係が築けましたが、今は前述の契約形態なので売れっ子でなければだめというリスクがあります。中畑監督が2年で監督を辞めたいと言い始めたのも「経済的事情」ということでした。既に個人事務所を持っていた中畑さんは監督オンリーの給料で会社経営するのは難しかったということでしょう。よくSNSではyoutuberの○○さんがコーチになってくれればよいとか出てきますが、稼いでいる人はなかなかコーチ就任は難しいと思います。現在は優秀なコーチはある球団を退団すれば、すぐに他球団に移籍します。これは予め退団前に打診があるのだと思われます。野球界のルートにいる人からでないとなかなかコーチのなり手がないという世相を反映しています。


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