バウアーは残留するのか?
お断り
今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。
バウアー来季所属先の3つの条件
このオフでベイスターズとの契約期間が切れるバウアー。同時にドジャースがバウアーに長期契約の違約金として払っていた30億円も切れます。そんなバウアーが所属球団として望む条件は、「一番は優勝を狙えるチーム」「個人タイトルを狙わせてくれるチーム」「多くのファンを喜ばせられるか」の3つであると語りました。まず「優勝を狙えないチームはワクワクしない。だから優勝するチームが条件」とし、2番目に挙げたタイトル争いについては「過去に所属していたチームでは余力が残っていたにもかかわらず投げさせてくれなかった。個人タイトルがとれるとそれだけチームに貢献したことになる」ということでタイトル争いに寛容なチームが条件となります。「多くのファンを喜ばせる」については「この野球界において、ファンあってのもの。ファンがつかない選手はお金をチームだったり、自分にもたらすことはできないと思うので。ファンの人が喜んでくれるようなチーム、選手になれる環境であるかが重要」と語っています。また「球団と選手がウィンウィンであることが重要」と語り、DeNAとは良好な関係を築いていることを明かした。「ベイスターズは長いこと優勝できていない。優勝したいという思いはひしひしと感じている」とする一方、「ただやりたいことリストは子どものころから考えていることなので、ベイスターズの優勝がどの位置にあるか、考える必要がある」と残留については明言を避けたそうです。
MLB復帰の選択肢
ドジャース時代の21年に、知人女性に対するDV禁止規定違反が発覚。22年にMLBから2シーズン分に相当する324試合の出場停止処分(その後194試合に軽減)を受けています。当該女性とは和解できたということでMLB復帰の目があるかといえば、別の女性からも20年に性的暴行を受けたと訴えられているが、この申し立てを否定して提訴しており、この件も含めてクリアにならないと厳しいという見方もあります。2021年の途中からMLBで投げていないバウアーに対して、各球団がどう判断するか?ということがあります。
NPB球団では?
バウアーは打席に立ちたくないからDH制のあるパ・リーグに移籍したいという噂もあります。NPB球団に在籍するとしても今季の4億という年俸は破格に安いため、少なくとも10億~30億の年俸が必要だと言われています。バウアーは動画配信会社のモメンタムの経営者でもあります。アパレルブランド「Bauer Outage」を持ち、ベイスターズと共同運営しています。また個人ファンクラブもベイスターズの手で立ち上げられています。モメンタムの運営責任者が横浜でベイスターズと打ち合わせしていることも含め、バウアーの経営者としての会社運営にベイスターズが出資したり、関わっていることがわかります。もしNPBの他球団にバウアーが移籍することになれば、2023年立ち上げで数十億の売上を上げている日本でのバウアー関連企業をベイスターズから譲渡してもらう必要があります。ソフトバンクが3年100億でバウアーと交渉するというような噂もありますが、ベイスターズから関連企業を2,30億で買収しなくてはいけない可能性が高いため、相当リスクのある交渉となります。可能性は低いですが売上が大きいソフトバンク関連グッズのフッテージをベイスターズに譲渡して、バウアー関連グッズやビジネスの売上はソフトバンクの選手なのにベイスターズに入るスキームができるかもしれません。
ベイスターズ残留のシナリオ
バウアーに対して出せる年俸は15~20億が限界で、複数年契約は2年契約でプラス1年球団オプションという形ではないでしょうか?ビジネスの取り組みはバウアーにとってもよい形になっていて、代理人のレイチェルもNPBならばベイスターズの優先順位が高いと考えていると思われます。レイチェルが代理人を務めるヤシエル・プイーグの獲得を薦められる可能性もありそうで怖いところですが。
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