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エスコバー自由契約に思う円安外国人補強


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

エスコバー自由契約で考える円安時代の外国人選手交渉

エスコバー選手の自由契約が発表になりました。しかし退団ではなく、ベイスターズもエスコバー選手と交渉を続けるとのことです。エスコバー選手は2017年途中で日本ハムからベイスターズに移籍して、約7年ベイスターズで活躍しました。2015年からベイスターズに6年在籍したロペス選手、2018年から6年在籍中のソト選手らと共に長い期間ベイスターズを支えてくれました。1993年~2000年まで8年間ベイスターズの主力だったローズ選手には1年及ばないものの、エスコバー選手が在籍期間に4度のCS進出、1度の日本シリーズ進出を果たしています。エスコバー選手がかつてのように160km/h超えの速球を連発して抑え込むスタイルでなくなってきたこともあり、ときおり炎上することもありました。しかし2023年の後半戦はかなり状態もよくなっていて、条件さえ合えば再契約の意向が球団にもあったようです。しかし円安が進み、2021年10月の再契約時より33%近く円が安くなっています。
2021年10月に2年契約を結んだ時点で1ドル113円、エスコバー自由契約の2023年11月で1ドル150円。2年4億という契約だったとすれば、177万$の2年契約で現時点だと約2億6,550万円の年俸に換算されます。仮に年俸2億の日本円で現状維持だったとして133万$に減法になるので25%ダウンとなります。1億5,000万の年俸で契約しようと思うと100万$の年俸になり44%ダウンということになります。

外国人選手の数を絞る可能性も

ベイスターズでは3年契約の3年目を残したオースティンと2年目の契約は球団オプションがあるウエンデルケン以外の外国人選手は再契約の対象です。来季契約をしない意向のアンバギーを除く、エスコバー、ソト、ガゼルマン、バウアーについては円安の状況で来季の交渉が必要になります。一方で、2年間怪我でほとんど試合に出ていないオースティンに依存して失敗しないために、長打力のある外国人選手を新規で獲得する必要があります。営業面からするとバウアーの残留には金に糸目を付けない交渉をするでしょう。また外国人打者については若くて何年も活躍できそうなプロスペクトの獲得よりも年齢は上でも、1,2年は結果を出してくれそうな選手に動くような気がしています。その中で外国人選手の数を少なくして、戦力外の選手を獲得したりして、全体の年俸を調整する可能性もあると考えています。

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