ベイスターズ遊撃手問題

大和頑張ったけど

2021年5月14日ベイスターズは広島に負けて2021年シーズンの自力優勝はなくなりました。この日の遊撃手は大和。柴田、倉本のケガで大和と本職は二塁手の田中俊太の2択しかなくなったベイスターズの遊撃手。二軍で森選手が頑張っていますが高卒野手は何年もファームで塩漬けにしないとダメというファンが多いので一軍に上げることはできません。知野が遊撃手守ったりしたけれどもダントツの最下位だし思い切って将来を見据えるというのもあるとは思いますが・・・

柴田選手のケガ

ベイスターズの遊撃手は2021年はさすがに柴田固定かな?と思っていました。しかし相変わらず大和、倉本、柴田の併用でした。柴田が大和と交錯して左肩脱臼すると遊撃手は大和メインの倉本サブのような感じになりました。そしてときどき知野。ベイスターズの遊撃手問題は石井琢朗退団後、一時期石川がレギュラーとなりますがDeNAになってからは石川も二塁手に回り、倉本が2016,17年と打撃的にもよくなり安定しますが結果落ち着きませんでした。2018年からは大和メインとなります。そしてようやく柴田の時代かと思いきやこのケガです。残念でなりません。

森は使えないのか?

2019年のドラフト1位森敬斗はファームで順調に成績を残しています。2021年も3割近い打率を残し、強肩を活かした守備で活躍しています。ただ森の一軍起用についてはファンから時期尚早の声も聞かれます。ベイスターズファンが良く言うのは高卒ルーキーは育成に10年から20年かけなくてはいけないということです。10年で28歳、20年で38歳なので引退の年頃です。そんなに時間を掛けてはどうしようもありません。私は3年目までに一軍で使える目途が立たなければ高卒ルーキーでも投手野手共に厳しいと思います。体が出来てくるのが20歳前後。高卒3年目ぐらいには体がどれぐらい大きくなるかが見えてきます。その頃に一軍でどういう活躍ができる選手なのかが見えなければ育成の方向性も見えてきません。細川などは早くから長距離砲の外野手としての方向性でちょくちょく一軍に上がりながら育成されました。今のところ一軍で結果は出てませんが、少なくとも二軍では長距離砲として十分な結果を出しています。こういう具体的な将来像が見える選手であればある程度結果を待ってもいいと思います。森でいえば俊足で強い打撃ができる1,2番タイプの遊撃手ということでしょう。2020年8試合一軍で出場していますが、2021年はもう少し早めに一軍に上げて、できればレギュラーの遊撃手を奪うぐらいの活躍をして欲しいです。

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