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ベイ二軍は小深田を仕上げられるか?

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

2022年手打者争いをした小深田

2022年、ベイスターズ2年目だった小深田は二軍で96試合に出場し、打率.275、3本塁打、43打点を記録しました。最後まで首位打者争いをして打率4位でした。三振数は79と改善が見られましたが、三塁守備で12失策と課題を残しました。二軍でのほとんどの試合で4番打者を任された小深田は3年目の今季、一軍を視野に入れることができるのかどうか?仕上げの段階に来ています。

課題の守備

履正社高校時代の小深田は守備にも定評があり、遠投110mの強肩で深いところからでも送球でアウトにできました。しかしプロ入り後はエラーが多く悩んでいます。3年目になって送球の負担が少ない一塁守備にも挑戦しているのは、打撃でまず一軍を勝ち取るというチームの方針が見えます。ただ、三塁にしろ、一塁にしろ一軍で試合に出ることができる最低限の守備力がないと困ります。二軍監督の仁志監督はアマチュア時代実は守備が苦手で、巨人に入ってコンバートされた二塁手として練習を積んでゴールデングラブ賞を4回獲得しています。小深田の守備も鍛えて欲しいところです。

打撃は順調に成長だが

小深田は高卒2年目で二軍の首位打者争いをするなど、コンタクト能力に優れいていることを証明しました。しかし高校通算34本塁打の長打力という面では、想像していたより打球が上がらず、ラインドライブヒッターとしての適性を示しています。失敗を恐れずにハードコンタクトすることで打率もよくなるし、ライナー性の当たりが少し上がればホームランも増えるので、結果を気にせず、しかし勝利のためにできる打撃は何かを考えてプレーすれば、小深田が2023年中に一軍に呼ばれることは夢ではないかもしれません。

2023年はゆっくりスタート

2023年の小深田は二軍で14試合11安打で打率.214。1本塁打です。打率.298の梶原、.333の勝又、.304の村川よりも劣る感じで、ゆっくりスタートです。仁志二軍監督が1年目から注目した素材だけに奮起して欲しいです。

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