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ありがとう今永、そしてMLBでも輝いてくれ!

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

ベイスターズの左先発ローテを守ってくれた男

ベイスターズの左の先発ローテを守り続けてくれた男、今永昇太がシカゴカブスに移籍します。シカゴカブスが総額が5300万ドル、およそ77億円の4年契約で今永昇太と契約したそうです。30歳の今永投手は2023年シーズンベイスターズで最多奪三振のタイトルを獲得するなどこれまで通算64勝をあげている先発左腕で、このオフ、ポスティングシステムを使った大リーグ移籍を目指していました。ポスティングでの移籍を目指していた今永投手は11月28日から1月11日までの交渉期間45日間でしたが、カブスは交渉期限当日の11日に今永投手と4年契約を結ぶことで合意したと正式契約したそうです。ポスティングシステムのルールに従いベイスターズにはおよそ14億円の譲渡金が支払われるそうです。

今永はファンへ感謝

大リーグ、カブスと契約を結んだ今永昇太投手は「DeNAでの8年間を思い返すと順風満帆な野球人生ではありませんでしたが、悪い時もこんな私を見捨てずに応援していただいたファンの方々に感謝の気持ちを伝えたいです。これまで私の野球人生の成長に携わっていただいた方、応援していただいた方、すべての方々を幸せにできるように頑張ります!」と球団を通じてコメントを出しました。

球団史上初の左腕先発充実期を作った男

ベイスターズといえば1970年代はほぼ先発左腕がいない時期が続き、1986年に日本ハムから移籍してきた木田投手が1年間先発ローテを守り、1987年からは3年間新浦投手が左腕で先発ローテを守り、数十年ぶりに先発左腕で2年連続10勝以上しました。1990年代に入ると野村投手が通算100勝あげるなど左腕投手が増えますが、2000年以降は左腕先発投手が枯れます。西武から移籍の土肥投手やオリックスから移籍の山本投手、巨人から移籍の藤井投手が細々と先発左腕としてローテにちょこちょこいる程度になります。逆指名や自由枠でアマチュアトップクラス左腕の東海大森中、三菱ふそう川崎森、日大那須野、ホンダ鈴鹿高宮など獲得しましたが戦力になりませんでした。岡本透投手、田辺投手、逆指名でも河原投手、吉見投手と短期間活躍してくれた左腕もいましたが、ようやく2015年ドラフト2位の石田が先発ローテに入り、2016年ドラフト1位で入団した今永が先発ローテを守り続けたことでベイスターズの先発投手陣は整いました。2017年にドラフト1位で入団した濱口、2018年にドラフト1位で入団した東も2桁以上を先発であげて、ベイスターズの先発左腕黄金期が来ました。中でも今永は在籍8年間をほぼ先発ローテで過ごし64勝をあげました。入団した2016年は球団が初めてクライマックスシリーズに出場した年でもあり、8年のうち5年がAクラスでクライマックスシリーズに出場するというチームの上げ潮時代を作りました。2023年はWBCでも先発を任され、シーズンでは最多奪三振のタイトルも獲得しました。今永投手がいたからこそ、
ベイスターズが強くなったと言ってもいいでしょう。

シカゴカブスとは?

シカゴカブスは1871年に創設された153年の歴史があるチームです。本拠地のリグレーフィールドは1916年から108年の歴史があります。2016年に108年ぶりにワールドシリーズ優勝しました。1980,81年にはベイスターズの前身横浜大洋ホエールズがシカゴカブスのキャンプ地メサでキャンプを行いました。日本人選手は福留、田口、藤川、高橋尚、和田、川崎宗、上原、ダルビッシュが在籍し、今でも鈴木誠也が在籍しています。また2023年限りでベイスターズを退団したエスコバー投手もカブスとマイナー契約しています。

今永よメジャーでも活躍してくれ!!

今永投手がベイスターズを去るのは寂しいですが、カブスで活躍して、メジャーに今永の功績を残して欲しいです。今までありがとうございました。そしてこれから更なる活躍を期待しています。




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