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筒香嘉智はベイスターズに戻るのか?


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

メジャー昇格なしでシーズン終了

2020年からMLBに移籍した筒香嘉智選手ですが、2023年はメジャー昇格が一度もないままシーズンを終了しました。開幕はレンジャース傘下の3Aラウンドロックでスタートし、51試合で打率・249、6本塁打でオプトアウトで退団しました。8月1日に米独立リーグ、アトランティック・リーグのスタテンアイランドに加入。12試合で打率・349、7本塁打の成績を残しました。そして、ジャイアンツ傘下2Aリッチモンドと8月20日に契約して、2Aでは13試合で打率・311、4本塁打をマーク。9月17日から合流した3Aサクラメントでは4試合で打率・211、0本塁打でしたがメジャーに昇格しないままシーズンを終了しました。MLBでは182試合出場し110安打18本塁打75打点で打率は.197という通算成績を残している筒香ですが日本に戻ってくるかどうか注目されます。ベイスターズも当然古巣球団として獲得に動くでしょう。

MLBに移籍した打者は古巣に戻らない?

MLBに移籍した打者で古巣球団に戻ったのはオリックス田口、中村紀洋、ソフトバンク川崎、ヤクルト青木、日本ハム田中賢介の5人です。日本球界に復帰して他球団と契約したのは福留孝介、松井稼頭央、城島健司、西岡剛、新庄剛志、岩村明憲、井口資仁、秋山翔吾、MLBに昇格しませんでしたが中島宏之の9人があげられます。自分がMLB移籍後、チームにポジションがないことと、金額交渉で折り合わないことから打者はMLBからNPBに復帰後、自チームに戻らない選手が多いのかもしれません。

筒香はベイスターズに少ない長距離砲

本塁打王のタイトルも獲得した筒香は古巣ベイスターズには少ない長距離砲です。牧をフォローする上でもベイスターズ復帰して欲しいですが、NPB復帰となれば巨人や中日なども動きそうです。争奪戦は間違いがないので、筒香がこのオフどのような決断をするのかに注目です。

気を付けるべきは中畑清氏の動き

元ベイスターズ監督の中畑清氏は「野球選手は巨人で引退して、巨人OBの肩書があれば、引退後の暮らしは楽になる」という考え方を持っています。中畑氏のベイスターズでの貢献は凄いのですが、先発転向で花開いた山口俊、レギュラーに大抜擢して盗塁王になった梶谷といった選手は師匠の中畑氏の導きでFAで巨人に移籍しました。筒香もまた中畑チルドレンと言われています。生活費の補助や引退後、世間が「巨人OB」というだけでチヤホヤして仕事を優先的に回してくれる日本社会について筒香が中畑氏からレクチャーを受けて、その考えに心酔してしまうとベイスターズ復帰は厳しいかもしれません。巨人はバウアーに3年100億出すことは厳しいが、石田、筒香に合わせて3年30億出すことはできるとも言われています。状況を見守っていきたいです。

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