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ケガをした大貫が右のエースに

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

安定感No.1の大貫

入団5年目を迎える大貫は右のエースという風格を見せています。2022年は11勝で防御率2.77でした。4年間で2度の2桁勝利、先発ローテを守り続けてきた右腕に今年も期待します。

幼少期からのベイスターズファン

大貫は横浜市出身で横浜青葉シニアから静岡の桐陽高等学校に進学します。高校時代から右肘痛があり、進学した日体大ではトミージョン手術をしています。大学4年になり手術から復帰して、新日鐵住金鹿島に入社、社会人野球日本選手権大会では1回戦で1失点完投し、チームとしての大会初勝利に貢献しました。幼少期からベイスターズファンで横浜スタジアムで応援していたそうです。

変化球のバリエーションが豊富

大貫は150km/hのストレートも魅力ですが、変化球のバリエーションでゴロで打ち取ることが得意です。2種類のツーシーム、空振りを狙うスプリットを中心に、スライダー、カーブ、カットボール、チェンジアップと多彩な変化球を操ります。ツーシームは、大学時代に習得したシンカーのように沈ませるボールと、プロ1年目の春季キャンプで習得したシュートのように右打者の胸元に食い込んでいくボールの2種類があります。カットボールは大家友和二軍投手コーチから握りや感覚を教えてもらい、2019年オフのオーストラリア・リーグ遠征の際に精度を高め、苦手としていた左打者への対策として習得しました。

最多勝利を目指せ!

ベイスターズでは左腕エースの今永が侍ジャパンにも選ばれ、先発投手の中心的存在とみられていますが、同学年の大貫も負けじと最多勝を獲得して、エースとして存在感を出して欲しいところです。

右三角筋後部繊維肉離れ

大貫は右腕の肉離れで開幕投手は無理になりました。しかし上茶谷の安定しない投球やトミージョン手術からの復活中の平良よりも、大貫がケガから復帰後、安定した投球をしてもらった方が右の先発投手としては計算できるような気がします。大貫にはあせらずケガを治してもらい復帰を目指して欲しいです。

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