10連敗ベイスターズテコ入れ

ついに10連敗

打てないですね。そして最後の最後にミス。みんなが勝ちたいのに噛み合わない状態が続いている感じです。人間というのはダメな原因の生贄となるべき原因、人物を差し出して非難することで神から救いを求めようとする精神構造があります。負ける状態が続けば「○○が悪い」と生贄を見つけて一斉攻撃するでしょう。しかしそれは意味がないことです。テコ入れしていく必要があるのだと思います。

テコ入れとは?

テコ入れは、その主要な意味としては経済における相場の下落(ないし高騰)を人為的に食い止めることを指し、いわゆるてこを使って重量物を持ち上げる(ジャッキアップなども)ことに擬えたものだそうです。経済に限らず順調に行かない状況を改善するために、更に手を加えること全般をテコ入れと表現するとのことです。

ベイスターズの順調に行かない状況

言われる内容は梶谷、井納がFAしたのに補強はロメロのみということ。それから外国人がコロナで開幕に入国できなかったこと等が挙げられます。ロペス、パットンの解雇を問題視する方もいます。35歳以上の選手がいないのに大和、宮崎、戸柱と言った30歳を超えた選手の劣化が見られ、若手の選手も伸びてこない状況も厳しい感じです。オースティン、ソトが試合に出れない状況でチャンスがあった細川、神里が活躍できなかったことも痛かったです。投手でいえば今永、東が故障から復帰できないままなのも辛いところです。そして平良が肩の違和感で脱落。これも痛いところです。

四球、内野ゴロ、見逃し

投手でいえば四球が多く、しかも外角低めの意味のないボール球によるものが多いため全く相手打者に圧がありません。そのため四球でランナーが溜まると相手の打ちやすいボールを投げて大量失点というパターンが多いです。内角球は卑怯だから投げてはいけない、相手打者が打ちやすいところに投げるのが礼儀、討ち取るのは外角に大きく外れるボール球でというのがベイスターズファンの理想のようですがこれでは100%負けます。またベイスターズファンは牽制やクイックが嫌いなため、盗塁されるのは捕手の弱肩によるもののと思っているようですが、今のベイスターズ投手陣のクイックで盗塁刺すには捕手の肩が200km/h以上のスピードを座ったまま投げれるぐらいじゃないと刺せません。打者でいえば「いい打者チャンスに打点をあげずに内野ゴロでダブルプレーでチャンスを潰してこそ一流」というのがベイスターズファンの考え方に見られます。これも勝てない要因です。内野の頭を超える強い打球を打たなくてはヒットはでません。野手の正面のゴロを「ゴロは怖いから目を瞑って逃げながら捕るのが基本」と多くのベイスターズファンは思っているようですがゴロを怖がる内野手は小学校低学年の一部だけだということは知っておいた方がいいかもしれません。また「壊れた信号機」を連発するファンからはヒットで1つの塁以上進むのは暴走という考えが普及しております。ランナー2塁で単打でホームに返ってくることは他チームでは当たり前ですが、ベイスターズではファンが暴走というためにできません。これも弱い原因です。また見逃しの三振も多くなり、消極的な打撃も目立ちます。

テコ入れするにはベイスターズファンが嫌がる野球を

ベイスターズファンが嫌いな野球をやれば上位に進出できます。内角球も使い、ストライクゾーンを広く使う投球。クイックや牽制の精度を上げる。ゴロではなく内野の頭を超える強いライナー性の打球を打つ。そのために当てるのでは振り切ってスイングの途中であるヘッドスピードの加速が最大のポイントでミートできるようにする。そしてランナー2塁にいる時は単打でもホームに返ってくる。そしてファーストストライクからいい球だったら積極的に打つ。こういったことを徹底することで上位に食い込むことが可能だと思います。


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