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通算打率3割男宮崎敏郎

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

プロ入り以来盗塁0犠打0

ベイスターズの宮崎敏郎は10年間の現役生活で通算打率.302と3割を超える打率を残しています。2017年にはじめての規定打席到達で首位打者、それ以来6年連続規定打席到達していますが、3割を割ったのは2019年の打率.284のみで、残りの5年は3割を超えています。何よりすごいのがプロ入り以来公式戦で盗塁0犠打0です。犠打については2022年のクライマックスシリーズではじめて記録しましたが、公式戦犠打0は継続中です。本塁打は2016年以来7年連続2桁本塁打以上記録しています。

安定した打撃がチームを支える

宮崎は本塁打は2018年の28本がキャリアハイで長距離砲とは言えないものの、安打製造機として確実にチームのチャンスを広げます。34歳という年齢に加えて鈍足であるため、走塁面での貢献は見込めないものの、積極的な走塁を心掛ければ、佐野、ソトといった長打力のある打者が得点に結び付けてくれるので、早い打順で宮崎に出塁してもらうという役割を与えるのもベイスターズにとってはいいかもしれません。他の選手が打ちあぐねている投手からも何事もないようにヒットを打って出塁できる打撃はベイスターズにとって貴重です。

三塁守備でも貢献

宮崎は守備範囲が狭くなったものの強い打球に負けないリストワークでゴロを着実に捕球して、安定した送球で三塁守備でも貢献してくれます。2018年にゴールデングラブ賞を獲得した宮崎の守備はベイスターズのホットコーナーを固めてくれます。

ポスト宮崎

2022年からの6年契約をした宮崎ですが、一方でオフには35歳を迎えるので後継者を考えなくてはいけません。二軍で首位打者争いをした小深田が候補と言われていますが、一軍での実績がないため早めに仕上げたいとことです。一方で遊撃手争いをしている京田、柴田といった選手も三塁ができるので宮崎を休ませたいときには起用できそうです。また大学の途中まで内野手だった蛯名も三塁の練習をしているので、シーズンでは何度か三塁起用があるかもしれません。

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