ベイスターズドラフト回顧 1970年

第6回ドラフト会議

1位 野口善男
2位 佐藤守
3位 清水透
4位 鵜沢達雄
5位 八木勝彦
6位 榎本直樹
7位 芦岡俊明

1970年のドラフトは箕島高校島本、岐阜短大付属湯口、広陵高校佐伯の高校ビッグ3が目玉でした。大洋の指名順は4番目で高校ビッグ3は既に指名されており法大の強打の内野手野口を指名します。野口は2003年まで球団のフロントとして長く活躍し、大堀球団社長からの信頼が厚く事実上のGMと言われていた時期もありました。PL学園~法大という野球エリートの人脈は得難いものでした。ただし選手としては控えという感じでした。2位の本庄高校佐藤、3位の河合楽器清水、5位大宮高校八木、6位中京大榎本、7位岩国工芦沢は指名拒否でした。速球派で平松並みの球威があると言われた成東高校鵜沢は2年目に5勝をあげますが、その後王選手に700号本塁打を打たれた記録が残るぐらいで基選手とのトレードで西武に移籍しました。

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