FEELING GOOD EVER

大貫が炎上

2021年5月4日は中日に対して初回から大貫が4失点と炎上。3回にも4失点して試合は決まってしまいました。でも今大貫を二軍で調整させたら先発ピッチャーいなくなりますよ。なんか格好付けて野球をしようとしているベイスターズの姿が今年は見えます。選手に寄り添い過ぎているというか、選手のコンディションを優先し、選手の状態が良くなるまでは負けてもいいという感じに見えてしまいます。

ベイスターズよ恰好付けずに自分と向き合え

詢川華子氏の「FEELING GOOD EVER!」という著作をAmazon Kindleで読みました。最近よくテレビで話題になる「イイ女講座」の代表みたいな主人公の女性に対してカメラマンのイケメン彼氏が欲情しないということを巡るお話なのです。とにかく今世の中ではDXだとか、時代は変わったとか、いろんなセミナーが溢れています。ロクに数学もできなかった人が「デジタルの時代」とか言ってわかったふりして部下の資料を理解できないままいろいろ決断し、コンサルの言いなりに急に変革している会社もあるのではないでしょうか?ベイスターズも多くのデータアナリストがフロントに入り、コンサル経験者が球団運営する今はやりのデータとDXの先進球団です。その中で選手たちは自分の野球に対する本当の自分を見失っているのではないでしょうか?今回「FEELING GOOD EVER!」を読んで思ったのはイイ女の代表である主人公に対し、EDを発症してしまう彼氏はAVではイケるという部分に共感するのです。つまりデータや最先端の機器で優れた練習をしているはずの選手が試合では結果がでないことの原因が「FEELING GOOD EVER!」の中に書かれている本当の自分を隠し、人から言われている「イイ女」の定義に合わせることが人間らしくないEDの原因になると言うことに似ていると感じたのです。

野村野球で3年連続最下位になった阪神

1999年から野村ID野球で阪神は3年連続最下位になりました。ID野球という1990年代を席巻した野球を学ぶことで強くなるはずが本能的に野球をやるメンバーが揃っていた阪神がよそ行きの野球で最下位に甘んじました。今のベイスターズにもそれを感じます。最新のデータ野球ですが、数学に強くデータを駆使するラミレス監督の下ではそれなりに結果が出ていましたが、三浦監督がそれに囚われることでチーム全体がよそ行きの大人しい野球になってしまっているということはないでしょうか?本当にやりたい野球を抑え込んでチームが負の回転に嵌まっていると言うことはないでしょうか?選手たちの野球本能を開放してあげることでチームが浮上することもあるのでは?と感じています。

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