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今永はエースに君臨できるか?

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

ガラスのエースから脱却

今永は大事な場面でケガをしているイメージがあります。大学4年生時には、「大学ナンバーワンの左腕投手」と評価される一方で、左肩を痛めて春季リーグ戦の登板を回避しました。秋季リーグ戦で復帰したが調子が上がらず、チームも2部に降格したこともあり、ベイスターズが単独指名出来ました。プロ入り1年目で8勝、2年目には11勝と先発投手としてエースの座を掴んだ今永ですが、3年目の2018年3月に行われたオーストラリア代表との試合に日本代表として出場した後、左肩に違和感を覚え、一軍公式戦へのシーズン初登板は4月24日の対広島戦まで持ち越されました。このシーズンは4勝で終わりました。2018年オフにオーストラリアリーグで登板し調整したところ、2019年は自己最多の13勝をあげました。2020年8月状態がよくないと登録抹消、10月5日に左肩のクリーニング手術を受けました。このシーズンは5勝で終わります。2021年は月23日の対ヤクルト戦で一軍復帰登板、しかし調子はあがらず5勝でシーズンを終えます。2022年春季キャンプ中に左腕の肉離れが判明し、開幕は出遅れ5月に復帰します。

2022年8月に月間5勝で月間MVP

2022年8月の今永は、チームが首位に最大4ゲーム差と肉薄する好調さを引っ張るように5勝をあげます。そして月間MVPに輝きます。今永自身も5月に復帰後、6月7日の北海道日本ハムファイターズ戦で史上85人目のノーヒットノーランを達成しました。過去2度の2桁勝利をしながらも、大事な場面でケガや不調で勝ちきれない今永が入団7年目にしてベイスターズの真のエースとして君臨できそうなターニングポイントを迎えています。

3度目の2桁勝利も勝ちたい試合を落とす

今永は自身3度目の2桁勝利を挙げましたが、その後2022年9月19日の巨人戦では4本塁打を打たれ6回5失点で敗戦しました。優勝を目指すならぜひ勝ちたい試合でしたが、真のエースに今永が輝くのは来季に持ち越しなのかと感じました。

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