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佐野恵太のすごさ

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

入団4年目で首位打者

佐野は2016年ドラフト9位でベイスターズに指名されました。打てる野手を補強したいという高田GMの意向で、リストに残った2人の野手の1人が佐野だったそうです。高田GMが「どっちが大きいの打てる?」という問いに吉田スカウト部長が「佐野です。」と答えて決まったと言います。担当の河原スカウトも指名ボーダーラインの佐野を指名したことには驚いていたようです。大学時代には6本塁打で2度のベストナインになっていますが、一塁手を主にプレーしていたため、各球団のリストから外れていたようです。入団3年目の2019年までは主に代打で活躍し、筒香が退団した2020年に当時のラミレス監督が4番主将に抜擢しました。そして抜擢に応えるように2020年外野手で首位打者、ベストナインを獲得します。そこから3年間打率3割をキープして、本塁打も20→17→22とコンスタントに打っています。打順こそ4番から外れましたが、コンスタントな打撃はベイスターズを確実に強くしています。

佐野の後継者

佐野の後継者になりそうなのが2018年ドラフト8位で指名された楠本です。2022年にはケガで出場できなかったオースティンに94試合に出場して71安打、6本塁打です。レギュラーで出場し続ければ、佐野のようなコンスタントな打率、20本前後の本塁打は期待できそうです。

ENEOS度会が宮崎、佐野、楠本のような選手

蔵建て男さんがベイスターズの1位候補の1人というENEOSの度会はまさに宮崎、佐野や楠本のような打撃でチームを引っ張れるタイプの選手です。横浜高校時代は二塁手で、ENEOSのチーム事情で外野を守っています。2022年の都市対抗では、4本塁打・打率.429を記録しチームの9年ぶりの優勝に貢献。橋戸賞・若獅子賞・打撃賞の三冠を打者で初めて獲得しました。これだけ打撃で目立ってしまっているので佐野や楠本、宮崎のように下位指名での獲得は難しく、1位でなくては獲得できない選手ですが、ベイスターズの宮崎、佐野の後継者として十分な実力を持つドラフト候補として度会も入ってきそうです。

今年は1番打者なのか?

1,2番タイプと言われる足の速い選手の出塁率が悪いことに業を煮やしたのか?出塁率の高い佐野、宮崎の1,2番をオープン戦の終盤はずっと試している三浦監督。器用な打撃ができる佐野は打点も上げることができるのでクリーンアップの方がいいと私は思いますが、出塁率を考えれば佐野1番も悪くないです。最多安打の男が1番にいたら相手投手は脅威でしょう。

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