ベイスターズ盗塁

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

2021年は盗塁王中野とほぼ同じチーム盗塁数

近年のベイスターズは盗塁をしないチームとなっており、2021年は盗塁王、阪神中野の盗塁数30とほぼ同数のチーム盗塁数31でした。2022年は既に昨年の盗塁数を上回っています。近年でも2018年はチーム盗塁数71、2016年は67,2014年は74とリーグ3位レベルで走っている年もあります。ベイスターズの盗塁数が多かったのはスーパーカートリオを謳った1985年の188盗塁です。1986年も180盗塁ですからかなり多いです。

ベイスターズ在籍の盗塁王

ベイスターズに所属した盗塁王(松竹を除き、大洋を含む)は1961年近藤和彦、1974年中塚政幸、1984年高木豊、1986年~1988年屋鋪要、1993年石井琢朗、1998年~2000年石井琢朗、2014年梶谷隆幸と6人います。梶谷を最後に盗塁王は出ていません。

監督のイメージと違うチーム盗塁数

ラミレス監督は盗塁や足を使う野球が嫌いというイメージがあります。しかしラミレス監督時代のチーム盗塁数は2016年67,17年39,18年71,19年40,20年31と盗塁している年もあります。走れる選手に走らせた方がデータ的に勝利に近いと考えれば、ラミレス監督は足を使う野球をしていたのです。梶谷のケガや桑原の不調で走れる選手がいない、走れる選手を球団が獲得しないという中で、ラミレス監督の後半、2019,20年はチーム盗塁数が減ったのです。一方で2020年二軍で走る野球をしていた三浦監督の監督初年度の盗塁数が少なかったことは意外でした。前監督との違いを打ち出すとすれば盗塁数というのはわかりやすい指標だっただけに、イメージと違う野球をやっていた感じです。

盗塁は走るチームを象徴する

盗塁数が多いから強くなるわけでないことは1985年、86年の大洋が4位だったことが証明しています。しかし盗塁数が多ければ、相手に対して積極的走塁というイメージが付き、投手や守備に負担を与えます。ベイスターズは走れる選手が少ないので無理に盗塁数を増やす必要はありませんが、相手に走塁でのプレッシャーを掛けることは心掛けて欲しいです。


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