バッテリーコーチ問題

6点差を追いつかれる

2021年6月10日ベイスターズは西武に4回終わって8-2の6点リードでした。そこから先発の中川、リリーフ砂田、エスコバーと失点して追いつかれて引き分けでした。西武打線の怖さを知ったと同時に交わそうとすると痛い目を見ることを痛感しました。伊藤光が正捕手になってから捕手の部分はだいぶ落ち着きましたがバッテリー問題はなんとかしなくてはいけません。

選手時代の実績?

2021年シーズン当初バッテリーエラーやリードの問題が指摘されました。ベイスターズの一軍バッテリーコーチは新沼コーチで補佐は藤田コーチです。藤田コーチは2020年1人で一軍バッテリーコーチをしていました。藤田コーチはプロ野球選手の経験はなく、同大~日本生命を経てベイスターズのブルペン捕手になりました。そこからコーチ就任ということで相当な勉強家ということです。事実戸柱の盗塁阻止率が.352とリーグ2位まで上がりました。肩が弱いと言われる嶺井も.500と藤田メソッド効果は出ていました。キャッチングについても戸柱は2020年安定していました。三浦監督になって二軍でコーチをしていた新沼コーチをメインのバッテリーコーチにして、藤田コーチをバッテリーコーチ補佐にしました。新沼コーチはDeNA初代の選手会長を務めるなど人望に厚いコーチです。選手時代の実績はプロ15年で143試合というところです。コーチについては選手時代の実績というよりは監督の考え方が実践できるように明確な指示が出来て、スキルアップのためのメソッドがきちんと説明できることが大事だと思っています。ベイスターズの中では顔があり、三浦監督に気に入られている新沼コーチが一軍バッテリーコーチに就任したことで藤田コーチが遠慮したのかわかりませんが、昨年より捕手陣が緩んでしまいました。幸い伊藤光が復帰して捕手陣が立ち直っていますが、これを機に二人のバッテリーコーチの間の役割をきちんと整理して欲しいと思っています。

大物コーチは必要か?

ベイスターズのバッテリーコーチでいえば谷繁を育てた大矢さんの印象が強いです。最近では戸柱の能力を見抜いた光山コーチでしょうか。光山コーチはベイスターズで現役時代ユニフォームを着ていたこともあり、一緒にプレーしていた木塚、三浦、小川、万永、小池や近鉄ライバルだった山下がコーチいたりやりやすい環境だったのでしょう。最後はラミレス監督との行き違いで退団になりましたがバッテリーエラーを随分減らしてくれました。大物コーチでなくてもいいのですが結果を出してくれるコーチでなくてはいけないと思っています。選手時代の実績でいえば二軍の鶴岡コーチが一番よいのですが、外部招聘も含めて結果を出せるコーチをバッテリーコーチにはお願いしたいと思っています。

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