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来季一軍ローテで使うべき深沢


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

深沢鳳介は来季2桁勝利を目指すべき

深沢は専大松戸高から入団2年目ですが、二軍では18試合に登板し完投1つを含む6勝6敗、防御率3.28 奪三振は68です。サイドの位置から投げる145km/h平均の直球とスライダー、ツーシーム、スローカーブといった多彩な変化球で緩急を織り交ぜ、コーナーに投げ分ける制球を持ち味とします。身体が使えるのでコントロールに破綻がなく、順調に成長してきました。同じサイドスローということで平良と似ていると言われますが、ボールの回転数が多く、空振りを取れる球質でどうしても三振を取りたいときに狙って空振させることができるのが特徴です。

同期ドラフト1位小園健太の現在地

2021年ドラフトトップクラスの高校生投手小園健太ですが、深沢と同期のドラフト1位ながら、二軍で17試合2勝5敗 防御率4.21 奪三振40です。深沢には少し遅れを取っている感じです。しかし、オフには回転数は常時2300台中盤で、1球は2400台を計測し、NPB平均約44センチといわれる上方向への縦の変化量を示す「ホップ成分」も50センチ中盤、1球は60センチを超えたというトップクラスのストレートを投げるようになっています。スピードも145km/hを超えてきました。高校時代はスピードこそあれ、回転数やホップ成分が少なくボリュームのないボールでしたが、これで高校時代の150km/h台まで投げるようになれば手が付けられない投手になりそうです。ただし、来季の前半は二軍で仕上げをするかもしれません。

深沢を一軍で使う勇気があるか?

ベイスターズの先発投手陣は今永がポスティングでMLBへ移籍が確実、バウアーがMLB移籍有力、石田もFAで国内移籍を視野に入れています。とはいえ、今季不調だった大貫、平良、濱口という2桁狙える先発投手がいます。そんな投手陣に深沢を加える勇気を一軍首脳陣には持って欲しいです。来季からはデータを重視する大原コーチが一軍の投手を見ます。昔の名前を優先せずに深沢が一軍で使えるならば、思い切って来季フルで先発ローテに入れて欲しいです。そのために、深沢も最初のチャンスを好投で飾って欲しいです。

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