鈴木茂&ハックルバック 宇都宮悠日2022.08.27 1st.ステージ(ネタバレ有り)
あの鈴木茂さんが宇都宮で初のコンサートを開催されると聞き、これは是が非でも行かねばとなりまして1stのみ観に行ってきました。
以下、ネタバレ有りですのでご覧になります方はご注意下さい。
開演前に主催者から諸注意。通常の鈴木茂さんのライブは動画撮影や録音もOKらしいのですが、最近松本隆さんと共作された新曲を披露する都合、写真撮影のみOKである旨が伝えられました。それから間も無くして鈴木茂さんが単独で登壇。以前トークイベントで宇都宮に来た事はあるけどライブでは初めて。松本隆さんとの新曲を著作権登録済ませていないので動画撮影はしないで欲しい旨を告げ、それからハックルバックの皆様が登壇。音出しも終わり、始まりましたのは
1、100ワットの恋人
2、Lady Pink Panther
3、8分音符の詩
と立て続けに披露されました。ライブタイトルがBAND WAGONと言う鈴木茂さんの名盤を冠したものだったのでアルバム再現ライブの可能性もあるなと思いましたが、鈴木茂オールヒストリーみたいな選曲で始まり、良い意味で裏切られました。「Lady Pink Panther」は、スターダスト・レビューが以前カバーした事があり知った曲でしたので、聴けて嬉しかったです。「8分音符の詩」を歌う直前には音響の件でスタッフの方に指示したりしてました。
ここでMC。動画撮影の件を先に伝えたからか、写真撮影する方も少な目だったこともあり、写真撮影やSNS公開は積極的にして下さいとお願いしてきました。但し、しかめっ面で歌ってる時の画像をアップする方が居るので、なるべく良い表情のものをアップして欲しいとの事😅。歌や演奏だけでなく、MCも達者な鈴木茂さんでした。
4、レイニーステーション
5、ソバカスのある少女
ハックルバックのメンバー紹介もあり、ドラムの上原ユカリ裕さんは、鈴木茂さんが初めて出会ったのが日比谷野音でユカリさんが村八分のメンバーだった時で、他のメンバーは怖かったけどユカリさんだけは優しく接してくれたのが印象的で、以来の付き合いとの事。
ベースの田中章弘さんは、オリジナルのハックルバックメンバーで、そうした話題も出るかと思いきや、ギックリ腰の話題に😅。辛かったら座って演奏して良いよと鈴木茂さんから気遣われてましたが、立ちっぱなしで大丈夫と力強かったです。
キーボードの西山ケインさんは、鈴木茂さんが実験室みたいなライブシリーズをやる際に知り合った方で、ハックルバックのメンバーとしては最年少。堅実なプレイで演奏を支えて下さりました。
もう1人のキーボード、エルトン永田さんは鈴木茂さんから、かなりの鉄道オタクで、列車での移動の際など、時刻表を片手にしてるなどと暴露されてました😅。個人的には、松原正樹さんと共演されてた時以来でエルトンさんの演奏を拝見出来て幸せでした。
そう言えば、鈴木茂さんのライブは毎回爆音で演奏するので共演者や、ライブ会場によっては近隣の方からも嫌がられる事も多いとか。今回の悠日も敷地内にスイーツの店があり、かなりご迷惑をお掛けしているのでリハの後にケーキを買って食べたらとても美味しかったとの事。お客様にも終演後にそのお店でお土産とか買ってくれたら嬉しいですと宣伝する鈴木茂さんでした😅。そんな事もあり終演後買わせていただきました。
ライブの方は、はっぴいえんど時代の事、松本隆さんとの事などの話題に。はっぴいえんどのファーストでは演奏だけだったけど、セカンドからは作曲もしなさいと指示され、松本隆さんから2曲分の歌詞を渡されたとの事。1曲はセカンドに収録された「花いちもんめ」で、もう1曲は不採用になったまま暫くお蔵入りになった「ちぎれ雲」という曲で、この度SKYEと言う鈴木茂さんが参加されてるバンドのアルバムに収録されたとの事。そして何度も予告していた松本隆さんとの新曲「トアロードのハレ娘」の件に。3曲続けての松本隆✖︎鈴木茂のコンビ曲の披露となりました。
6、ちぎれ雲
7、トアロードのハレ娘
8、銀河ラプソディ
ライブに参加された方より、8曲目が「花いちもんめ」でなく「銀河ラプソディ」だったとご指摘頂きました。ありがとうございます。
続いてが本編最後の曲でして、鈴木茂さんもフライングVのギターに持ち替える事に。
9、花いちもんめ
ライブに参加された方より、9曲目は「銀河ラプソディ」でなく「花いちもんめ」だったとご指摘頂きました。ありがとうございます。
演奏後、メンバー全員が一旦はけますが、アンコールに応えて先ずは鈴木茂さんが再登壇。今回のライブの実現に向けて尽力してくださりました関係者の皆様の名前を伝えて感謝を述べられました。観客からも暖かい拍手が。終演後グッズお買い上げの方限定でサイン会も実施するとお伝えして、再びハックルバックのメンバーを呼び出す事に。アンコール一曲目はお馴染み
10、砂の女
印象的なイントロのギターから素晴らしいサウンドと演奏で、さらに引き込まれていきました。これを聴かなきゃ帰れないみたいな曲ですね☺️。
11、夜更けにベルを押すときは
正真正銘ラストを飾る曲は、正直全く存じ上げない曲でしたが、かなりの名曲。彩恵津子さんて方に提供した曲みたいですが、鈴木茂さんの歌も演奏も説得力十分。ラストに相応しい壮大な曲でした。
以上でライブ終了。セカンドステージも控えているのでサイン会もすぐに実施。開場時間中にグッズを購入済でしたのですぐに整列しまして、グッズと持参したCDにサインして頂きました。その際に少しお話し出来まして、2015年に五反田で開催されたフュージョンフェスティバルに、松原正樹さんの代演で鈴木茂さんが御出演して下さりました話をしましたら大変喜んで下さりました。あの日聴いた松原正樹さんの「SNIPER」のカバーが良かったですとお伝えしたらまたやってみたいね〜と仰ってくださりましたので、そこは是非とも期待しております☺️。
最後までご覧下さりありがとうございました。
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