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野球好きに向けたF1沼への誘い③〜ドライバー紹介編その2 ラストイヤーのホンダと共に頂点へ!レッドブル・ホンダF1チーム〜

お疲れ様でございます、そーすです。今回も引き続き、F1ドライバーたちの紹介を続けていきたいと思います。今回紹介するのはもしかしたらご存知の方もいるかもしれない、レッドブル・ホンダF1チームのドライバーたちです。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 まずはレッドブル陣営の若き大エース、マックス・フェルスタッペンです。ベルギー生まれのオランダ人というなんともヨーロピアンなこの23歳の若者は、「次なるワールドチャンピオン候補」としてF1界の大いなる期待(と同時に多大なヘイトもですが)を集めています。彼がF1ドライバーとしてデビューしたのはなんとまだ17歳であった2015年シーズンです。勿論、史上最年少。デビュー当初は「普通自動車免許を持てないF1ドライバー」として話題にも話題になりました(オランダの運転免許取得可能年齢は18歳以上)。ちなみに彼のあまりに若すぎるデビューに驚いたFIA(世界自動車連盟)はF1の運転資格であるスーパーライセンスの取得可能年齢を最低18歳と定めたため、彼の最年少デビュー記録は(ルールが変わらない限り)抜かれることはありません。

 そんな彼は日本のファンにも大人気。勿論、2019年シーズンから日本のホンダPU(注①)を積むマシンを駆り、ホンダに13年ぶりのグランプリ優勝をもたらしたこともあってか、Twitter上でも応援ツイートが溢れています。しかし、彼の母国であるオランダは日本どころの騒ぎではありません。オランダの隣国であるベルギーGPはもちろん、レッドブルのホームグランプリであるオーストリア、フェラーリファンの独壇場であるはずのイタリアなど、あらゆるグランプリ会場に現れるのが「オレンジ軍団」です。

会場で熱烈な応援をする「オレンジ軍団」。もちろんフェルスタッペン以外のマシンには大ブーイングを浴びせてきます。

 オランダのナショナルカラーであるオレンジのシャツ、オレンジのキャップ、オレンジの旗で「武装」した彼らは観戦スタンドの一部を半ば占拠するレベルの人数の大応援団。国際映像にもいつも抜かれており、熱狂的な応援をフェルスタッペンに向けています。オランダでのF1熱の高まりは確かなようで、2020シーズンにはオランダGPが1985年以来35年ぶりに復活予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で昨シーズンのオランダ開催は中止に。今シーズン改めて、オランダGPが開催される予定となっています。

 フェルスタッペン本人の紹介が飛んでしまいましたので、彼自身の紹介もきちんとしたいと思います。彼のドライビングスタイルはとにかくアグレッシブでチャレンジング。その才能は誰もが認めるところです。特に雨天時のドライビングは抜群に上手く、2016年ブラジルGPでは大雨の中1人だけ別次元の走りを見せて3位表彰台を獲得し、「アイルトン・セナの再来」などと言われました。今季も第2戦エミリア・ロマーニャGPで雨の中優勝を飾っています。

2016年ブラジルGPでのフェルスタッペンのドライビング。1人だけ別のレコードライン(注②)を走っているよう。

 また彼の父親は元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンで、いわゆる「2世ドライバー」にあたります。父親の指導は相当に厳しく、幼少期からF1を目指した徹底した指導が行われ、時には鉄拳制裁が行われていたそう。彼のアグレッシブすぎるドライビングはそんな厳しい指導のおかげ(?)なのかもしれません。

 彼のやんちゃエピソードは数多く、デビュー当初や18歳でレッドブルに移籍した当時は無茶なドライビングが他のマシンの妨害とまで言われたりしていました。またレッドブルでの立場を掴むとその天才的なドライビングのせいなのか、レッドブルのマシンが「フェルスタッペンスペシャル」と言われるほどフェルスタッペンに合わせたものとなって、相棒のドライバーがマシンを乗りこなせずに成績が落ちるといった現象まで起きています。レース中の無線も非常に勝ち気。2020年のF1・70周年記念GPでは、メルセデス勢のすぐ後ろを走行中に「タイヤマネジメントを怠るな」というチームからの無線に対して、

"Mate, this is the only chance of being close to the Mercedes. I'm not just sitting behind like a grandma!"(いやいや相棒、ここがメルセデスに近付く唯一のチャンスなんだ。そんなおばあちゃんみたく座って待っていたくはないね!)

と返しています。なんとも強気。このレースはチームの戦略がハマったこともあってそのままメルセデス勢を抜いて見事に優勝しています。

2018年ブラジルGPでは、トップ走行中に周回遅れのエステバン・オコン(写真中ピンクのレーシングスーツを着た男)と接触して勝利を逃したことで、レース後に激怒しオコンを小突く一幕も。この後彼は「二日間の社会奉仕活動」の罰則を受けました。

 ちなみにレース外でもそのやんちゃぶりは発揮されていて、現在のガールフレンドはなんと、2016年に自身と入れ替わりでレッドブルを放出された過去を持つ元F1ドライバー、ダニール・クビアト元カノ(この女性、実は元F1王者のネルソン・ピケの娘である)。プライベートでの遺恨とか大丈夫なのか...?と心配になります。そんな彼の趣味はゲーム。特にレーシングシムが大好きらしく、iRacingというプロ向けのレースシムを愛用するほか、ps4と電圧調整可能なキット、モニターを組み合わせた自作の「ゲーム用アタッシュケース」を制作してゲームを携帯し、世界中を飛び回っています。

台風の影響で土曜日セッションが中止になった2019年日本GPでは、他のドライバーと共にFIFAを楽しむ姿も(写真1番奥がフェルスタッペン)。

 今シーズンはここまで7戦を終えて2PP、3勝を記録してポイントランキングトップ。悲願のワールドタイトル奪取へ、かかる期待は非常に大きくなっています。

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

 「フェルスタッペンスペシャル」と揶揄されて、ピエール・ガスリーアレクサンダー・アルボンと2人の若手ドライバーが乗りこなせずに燻ってしまったレッドブルのセカンドドライバーシート。そんなレッドブルのセカンドドライバーを今シーズン務めるのがメキシコ人のセルジオ・ペレスです。今年31歳になる玄人好みのこの仕事人ドライバーの愛称は「チェコ(Checo)」。昨年はレーシングポイント(現アストンマーティン)に所属し、第16戦サヒールGPでF1初優勝を飾りました。これはメキシコ人ドライバーとしてなんと50年振りの快挙で、地元メキシコでは国の英雄として扱われる大スターです。今季よりレッドブルに移籍したことにより、メキシコでのレッドブル(飲料の方)の売り上げが大幅に伸びたとか。F1キャリア11年目の今季、大注目のドライバーです。

 彼はそのドライビングスタイルも実に渋くて、フェルスタッペンのような驚くほどのスピードで圧倒するのではなく、レース中のタイヤマネジメントを非常に上手く行い、終盤にタイヤの終わったドライバーを悠々と抜いていく、というもの。「タイヤの魔術師」の異名を持つほどの腕前で、先日のフランスGPではミディアムタイヤでのロングスティント(注③)をきっちり行い、タイヤの終わったボッタスをかわして見事に3位表彰台を獲得しました。

 そんなペレスですが、実はデビュー当初はF1ファンからはあまり好意的には見られていないドライバーでした。というのも、彼にはスポンサーとしてメキシコの巨大通信企業であるメルテックスおよびその総帥のカルロス・スリム(注④)がついており、F1のシートをいわば「金で買った」と揶揄されていたからです。

 F1チームの運営には莫大な資金が必要となります。メルセデスレッドブルのようなトップとなればその額は年間で600億円以上にも達すると言われるほどです。もちろんプロスポーツですから、勝つためにはより大きな金額が必要となるのはF1も同じです。そこでF1チーム(というか、モータースポーツの世界ではF1に限らずよくあることなのですが)は、資金を出資してくれるようなドライバーに対して、チームのレギュラードライバーになる代わりに大口のスポンサーを持ち込んだり資金提供を行わせる、という手法で資金を確保するということが何十年も昔から行われてきたのです。本来、ドライバーはプロスポーツ選手ですから、チームと契約をして給料を払ってもらって生活をします。ですが「金でシートを買った」選手たちは逆に、チームに対してお金を支払ってスポーツをするわけです。

 このようにしてF1の世界にやってきたドライバーのことを「ペイドライバー」と呼んでいます。彼らペイドライバーは金はあれど実力が伴わない、という選手が多く(だからこそ資金力を武器にしたという側面もある)、ただ遅いだけならまだしも周回遅れとなりレースの邪魔をしたり、致命的なクラッシュを発生させて本人だけでなく他のドライバー・スタッフを巻き込んでしまう、というようなことが起きる可能性が高いとされ、実力が足りていないドライバーの起用に批判の声が常に上がっています。

 ただし前述のように、金食い虫であるチームの存続のためにはそこまでしても資金調達が必要なチームも存在するわけです。ペイドライバーを厳しく取り締まり、資金の少ないチームを追い出してしまえば、F1というスポーツそのものが衰退してしまう可能性だってあります。従って、この世界では数多のペイドライバーが参戦してきた歴史があるのです。

 ペレスについても参戦当初はペイドライバーと揶揄されました。しかも彼の場合、デビューしたザウバーチームに在籍していたもう1人のドライバーが日本人の小林可夢偉だったこともあって、とりわけ日本のファンの中にはペレスを敵対視するような意見もありました。やはりチームに多額の出資をしてくれているペレスを無碍にはできず、時には可夢偉とペレスの間に露骨な待遇の差が出ることもあったからです。

ザウバー時代のペレスと小林可夢偉(写真右)。ペレス曰く「タイヤマネジメントは可夢偉から学んだ」らしい。

 ただしペレスは他のペイドライバーとは異なり、その実力をきちんとF1の世界で証明していきました。2014年からは中堅チームのフォースインディアに移籍して長年エースとして活躍し、その働きが認められたが故に今季よりトップチームのレッドブルに移籍したのです。

 ペレスはまた、その人間性も愛される要因となっています。2016年にはアメリカ大統領選でドナルド・トランプが「メキシコ国境に壁を作る」と発言したことに対し、それを茶化すような広告を打った自身のスポンサーの一つであったサングラスメーカーに激怒。そのままスポンサー契約を打ち切っています。また2018年には所属していたフォースインディアが資金難でチーム消滅の寸前に追い込まれたことで、チームの債権者の1人ともなっていたペレスは破産手続きを開始してチームを消滅の危機から救いました。最終的にチームはカナダの大富豪ローレンス・ストロール(注④)に買収されて「レーシングポイント」と改称して存続。これらの行動でペレスの男気は世界に知れ渡ったのです。

 打倒メルセデスを至上命題とするレッドブルにおいて、優秀なセカンドドライバーの確保は願ってもないことです。実はレッドブルは、自前でのドライバー育成に拘っているチームでもあります。前述のガスリーアルボンのように下位の育成カテゴリーから面倒を見てF1に導き、そしてF1でもスクーデリア・アルファタウリ(2019年まではスクーデリア・トロロッソという名称)といういわばBチームがあるため、まずはアルファタウリで経験を積み、然るのちにレッドブルへと昇格させるというプロセスで数多のドライバーを起用してきました。フェルスタッペンに加え、かつてレッドブルで4度のワールドチャンピオンに輝いたセバスチャン・ベッテル(現アストンマーティン)、ベッテル移籍後のエースを務めたダニエル・リカルド(現マクラーレン)など優秀なドライバーを数多く輩出しており、その育成には定評があります。しかしながらリカルドが移籍した2019年以降は育成ドライバーたちが不振に終わったため、タイトル奪取のためにそれまでの慣例を変えて「外様」であるペレスを獲得した、という事情があります。何よりも結果が求められている今シーズンのペレス。マシンの開発も今のところ上手くいっているレッドブルの「ラストピース」として爪痕を残すことができるでしょうか。

番外編①:クリスチャン・ホーナー

 お待たせしました番外編。前回のトト・ヴォルフに続き、今回もレッドブルでチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーをご紹介します。

 彼もまたトトと同じく若い頃はレーシングドライバーとして活動。しかし彼は25歳のときに自分には才能がない、と判断してあっさりとレーサーを引退してしまいます。彼はそのまま、25歳の若さで自らのレーシングチームの運営を始めたのです。当時F1の登竜門とされていた国際F3000というカテゴリーでチーム代表となったホーナーは成功を収め、タイトルを獲得するまでになりました。
 すると2005年、F1への進出を果たしたレッドブルチームへとヘッドハンティングされてチーム代表となります。当時32歳、妖怪のような老獪な大物たちが跳梁跋扈するF1運営の世界に飛び込んだこの男はそのままF1でも成功を収め、2010〜2013年にはセバスチャン・ベッテルを擁して年間タイトル4連覇を成し遂げています。

 そんなホーナーの特徴は、とにかく「貧乏ゆすり」が酷いこと。レース中白熱した場面になると、必ずといっていいほど国際映像によってその貧乏ゆすりが映されており、世界中で話題となっています。日本のF1ファンの間ではかつての名ドライバー、アイルトン・セナが駆使したアクセルワークである「セナ足」にかけて「ホナ足」などと揶揄されることもあります。
 ちなみに彼の奥さんは元スパイス・ガールズジェリ・ハリウェルです。なんともブリティッシュセレブな感じがしますね。

番外編②:エイドリアン・ニューウェイ

レッドブルチームを語る上で忘れてはならないのがこの男、エイドリアン・ニューウェイです。彼はF1マシンを設計するデザイナーで、「空力の鬼才」と呼ばれるスーパーデザイナーです。

 ニューウェイは1980年代から数々の名マシンを設計し、多くのタイトルを獲得してきました。1992年、ウィリアムズFW14B、1998年のマクラーレンMP4-13などが彼の代表作でしょう。2000年代には既に当代随一のデザイナーとして認知されていた彼は2006年、まだ新興の駆け出しチームだったレッドブルへと移籍して、ホーナーと共に勝てるチーム、勝てるマシンの製作に力を注ぎました。2009年のマシン、RB5から始まるレッドブルの躍進を支えた張本人なのです。

ニューウェイの著書、"HOW TO BUILD A CAR"。彼の半生に加え、F1マシンの技術特性についても豊富な解説があるため、メカニックについて知りたい方にもオススメです。お値段少しお高めなのでご注意を

 芸術家のような感性を持ち、より速いマシンの設計に心血を注ぐ彼は時折、マシンを速くするためならドライバーの居住性まで削るなどやりすぎることも多々あり、ドライバーからは不満を言われることもあります。とにかく空力が大好きな彼はF1マシンでは飽き足らず、競技用のヨットの制作にも意欲を示しています。気になるものはなんでも観察するため、レース前のダミーグリッド上でも他のチームのマシンを観察。他のF1チームはニューウェイにアイデアをみられないようにマシンを必死に隠すことがあります。今年のレッドブルのマシン、RB16Bは開幕から非常に好調。これまで9度のタイトルを獲得してきた彼が今年、10度目のタイトルを獲る準備は万端です。

まとめ

 今回はレッドブル・ホンダのドライバーとスタッフをご紹介しました。メルセデスフェラーリのように自動車メーカーがバックに付いているわけではない彼らが強豪としてF1を戦っていることは非常に難しいことであり、同時にレッドブルのスタッフの優秀さを物語るものでもあります。番外編noteで紹介した速すぎるピット作業が示すように、チーム力も高いレッドブル。2013年以来のタイトル獲得を目指して突き進んでいくことでしょう。

 次回のnoteでは、ついにあの深紅の「跳ね馬」をご紹介します。F1界一の名門チームは中々どうして、ネタ要素の尽きないチームでもありますので、どうぞお楽しみに!
それでは次回のnoteでお会いしましょう!👋





注①:ホンダPU・・・PUとは「パワーユニット」の略称。現行規定のF1マシンに積まれているエンジンは、V型6気筒の内燃エンジン(ICE)にターボチャージャーがついたターボエンジン。それだけではなく、ブレーキング時に発生する運動エネルギーを回生して電気エネルギーに変換するMGU-K、排気ガスの熱エネルギーを回生して電気エネルギーに変換するMGU-H、その2つで蓄えた電気エネルギーを保管するバッテリーであるES、それら全体の制御を行うコントロール・エレクトロニクス(CE)の各部品が組み合わさっています。つまり、F1マシンに使われているエンジンは世界トップクラスのエネルギー効率を誇るハイブリッドエンジンなのです。
 このエンジンをECUというエンジンコンピュータで管理・制御して操作を行います。ドライバーはMGU-KとMGU-Hで作られた電気を加速に使うのですが、その配分量も適切な形でドライバーが管理しながら走ることが求められています。いかに効率よくエンジンとバッテリーを回すかがカギとなるのです。
 そんなPUを作っているメーカーは、メルセデスフェラーリホンダルノーの4メーカー。彼らは日々開発競争に明け暮れているのですが、面白いのはそれぞれのPUの「音」が大きく異なることです。ブレーキング時の「ブリブリブリブリ」という音だったり、アクセル全開にした時の「キュイーン」というモーターの回転音など、音でF1を楽しむのも面白い要素です。

注②:レコードライン・・・サーキットのコースをより速く走るためには、コース上を一定のラインを走る必要があります。ストレートだからイン側でもアウト側でも通り放題、とはならず、次のコーナーへの適切な進入ができるように、まるで線路上を走るように走行するのです。このラインを「レコードライン」と呼んでいます。一度レコードラインから外れると、ゴミやホコリにまみれた路面を走ることになってしまい大幅にタイムを落とすため、普通のドライバーはレコードラインを外れて走行することはまずしません。

注③:ロングスティント・・・「スティント」というのは、スタートもしくはピットインでタイヤを交換してから、次にピットインするまでの走行全体を指します。1ストップでレースを行う場合は2スティント、2ストップなら3スティントになります。番外編で紹介しましたが、一つのタイヤを長く使い続ける=ロングスティントを成功させるのは非常に技術がいるのです。

注④:カルロス・スリム・・・メキシコの大富豪で、ラテンアメリカの通信業を牛耳っていると言われています。2010〜2013年の世界長者番付で1位に輝いたブッチギリのビリオネアで、その資産は700億ドル以上と言われています。

注⑤:ローレンス・ストロール・・・こちらはカナダの大富豪です。スリム以上にモータースポーツへの関心が高く、息子であるランス・ストロールをF1ドライバーに昇格させています。そのデビューには多額の資金提供をしており、「史上最高額のペイドライバー」などと揶揄されたことも。それだけには留まらず、なんとF1チームを丸ごと買収してチームオーナーとなり、さらに今シーズンからはイギリスの老舗自動車メーカー、アストンマーティン(ジェームス・ボンドが乗る「ボンドカー」のメーカーとして有名)をも買収。レーシングポイント改めアストンマーティンF1チームとしてF1に参戦しています。詳しくはアストンマーティンの紹介noteで。


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