ドラフト候補トップ36人ランク5月・6月編

こんにちは、そーすです。

…そうです、大大大遅刻のドラフト候補選手ランキングです。
「毎月末に出します!」と言っておきながら、月末はおろか1ヶ月以上の未更新が続いてしまい、大変申し訳ありません。

今回は5月・6月の2ヶ月分のランキングを一気に公開します。
主なルールはこれまでと同じく、当月時点での評価となります。
ということで、あまり言い訳を続けても仕方がないので、早速ランキングの紹介に移りましょう。

ランキングの概要


 毎回恒例、ランキングの要点は以下の通りです。

① 毎月末にランキングを作成
② 作成時点でのランク付け(成長分を考慮しない)
③ 対象はトップ36+37〜50位
④ 所属(高・大・社・独)/ ポジション での区分けをしない

 では早速、ランキングの一覧をご覧ください。

5月のランキング一覧

まずは5月時点でのランキングをご覧ください(敬称略)。

5月編総評

 大学生の春季リーグや社会人JABA大会も一段落し、大社選手の活躍が見られる1ヶ月となりました。特に大学生については、大きな順位変動が目立ちます。

 ここからは個人的な注目選手をピックアップ。まず1人目は前回から順位を6つ上げて21位にランクインした下村海翔投手(しもむら かいと RHP・青山学院大学)です。強豪ひしめく東都1部で10連勝し、一気に優勝を果たした青学大で、常廣投手と二枚看板を形成してチームを引っ張りました。コンスタントに140km/h後半を計測するストレートに、高速のカットボール、決め球のスプリットを制球よく織り交ぜて投球を組み立てる投手。今春のBB/9は1.71と安定感は抜群で、リーグ戦中盤以降は一回戦の先発を任されるほどでした。174cmと小柄ですが、積んでいるエンジンの大きさを感じられるピッチャーです。
 2人目は新しく45位にランクインした城野達哉選手(しろの たつや C/RL・西濃運輸)。左打ちのキャッチャーで、5月のJABAベーブルース杯ではなんと5打席連続本塁打を放つ大暴れを見せました。社会人キャッチャーのドラフト指名は近年非常に少なく、難しい挑戦にはなります。しかしながら、左打ちや打撃面でのアピールなど、他のキャッチャーにはない武器を持ち合わせており、根本的に捕手の枚数を増やしたい、というような需要があれば即戦力として狙い目の選手になっても不思議ではありません。

6月のランキング一覧

続いては6月のランキング一覧になります(敬称略)。

6月編総評

 この月の1番のトピックといえばやはり全日本大学野球選手権でしょう。大方の予想通り明治大学と青山学院大学の決勝となり、見事青学大が優勝を果たしました。また、各地区での都市対抗2次予選が終了し、本戦出場チームが出揃うことになりました。高校生はいよいよ来月に始まる選手権大会に向けて最後の仕上げ、といったところでしょうか。

 それではここからはピックアップ選手の紹介です。1人目は37位に新規ランクインの木倉朋輝選手(きくら ともき 3B/RR・日本生命)。亜細亜大学時代から長打力と勝負強さを兼ね備えた好打者で、日本生命入社後も主軸として活躍しています。昨年は膝の怪我でシーズンを棒に振りましたが、復帰した今季は3番打者として都市対抗予選では打率.409をマークしてチームを本戦出場に導きました。今年は右打ち内野手の絶対数が少ないため、都市対抗での活躍次第では十分に指名候補になり得るでしょう。
 2人目は4・5月は選外となりながらも今回47位に再びランクインした蒔田稔投手(まきた みのる RHP・明治大学)です。春季リーグでは前年秋からの不調からは底を抜けつつありましたが、全日本選手権で仙台大学を相手に7回6奪三振無失点の好投を見せ、大学日本代表にも選出されました。直球の威力が戻りつつあり、緩急をつけながらうまく抑える術を身につけつつある、といった印象です。大学生の右投手は候補が多く激戦必至ですが、復活の狼煙を上げた蒔田選手がこの争いに絡めるかどうか、注目です。

おわり

 ということで、今回は5月・6月のランキングを紹介しました。すでに高校野球では各都道府県で夏の予選が始まり、高校生が躍動を見せています。7月のランキングでは高校生の順位変動にも注目して見ていただければと思います。 
 それでは次回、7月のランキングでお会いしましょう!ここまでのご拝読、ありがとうございました!👋

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