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【ポケモンSV】 異端Big6 【S9最終78位】

TN:Bavel 最終122位 2064
TN:BLACK 最終78位 2099

9/9 に行われた対戦オフ「雷撃」にて使用。
予選6-1(199人中2位通過)、本戦3回戦敗退でベスト16。
同様の構築をバンビーも使用し、予選6-1(199人中9位通過)、本戦2回戦敗退でベスト32。


配置を最悪にすることで相手の混乱を誘う。

現環境トップクラスの素早さを誇るブーストエナジー持ちのハバタクカミやテツノツツミだが、初手ディンルーの「ふきとばし」ガチャでエナジー持ちを引きずり出せれば相手のプランを大きく崩せることに注目。

エナジーポケモンを流したあとのスイープ性能と、トリックによる詰ませ性能の2点からスカーフサーフゴーを採用し、ディンルー+サーフゴーを軸とした。


【個体紹介】

ディンルー@フィラのみ
テラス:どく
とくせい:わざわいのうつわ
せいかく:わんぱく
実数値:261-130-176-x-119-65
努力値:244-0-116-0-148-0
じしん/カタストロフィ/ステルスロック/ふきとばし

○フェアリー半減かつ水ウーラオスとの撃ち合い意識でどくテラス
◆A172パオジアンの「つららおとし」×5で瀕死率38%程度

サーフゴー@こだわりスカーフ
テラス:はがね
とくせい:おうごんのからだ
せいかく:おくびょう
実数値:163-x-115-185-111-149
努力値:4-0-0-252-0-252
シャドーボール/ゴールドラッシュ/10まんボルト/トリック

◎スカーフウーラオス意識で準速


カイリュー@たべのこし
テラス:みず
とくせい:マルチスケイル
せいかく:わんぱく
実数値:195-155-143-x-126-115
努力値:228-4-116-0-44-116
ドラゴンテール/じしん/みがわり/はねやすめ

◆A121キョジオーンの「しおづけ」を身代わりが最高乱数切って耐え
◆C126ロトムの「ボルトチェンジ」を身代わりが最高乱数切って耐え
◎だいたいの「でんじは」サーフゴー、「おにび」ヒードラン抜き


ハバタクカミ@こだわりメガネ
テラス:みず
とくせい:こだいかっせい
せいかく:ひかえめ
実数値:143-x-93-198-156-164
努力値:100-0-140-196-4-68
ムーンフォース/シャドーボール/10まんボルト/ドレインキッス

◆メモが消えたので調整意図不明です。すみません。水ウーラオスを意識した何かだったと思います。
◎最速ウーラオス抜き


パオジアン@こだわりハチマキ
テラス:でんき
とくせい:わざわいのつるぎ
せいかく:いじっぱり
実数値:167-189-103-99-86-173
努力値:92-252-20-0-4-140
つららおとし/こおりのつぶて/テラバースト/せいなるつるぎ

◆A200水ウーラオスのパンチグローブ「すいりゅうれんだ」を確定耐え


水ウーラオス@パンチグローブ
テラス:どく
とくせい:ふかしのこぶし
せいかく:いじっぱり
実数値:189-183-142-x-87-123
努力値:108-132-172-0-52-44
すいりゅうれんだ/アクアジェット/ドレインパンチ/つるぎのまい

◆A189パオジアンの「弱点テラバースト」を最高乱数切って耐え
◆C176テツノツツミの「フリーズドライ」を最高乱数切って耐え
◎準速キノガッサ抜き

こちらの調整を参考にしました。


【構築の要点】

・中堅ポケモンの誘殺

カイリューに「みがわり」を採用し、補助技に頼った低数値ポケモンを抹殺することはコンセプトのひとつ。
対応範囲を広げるなら高数値ポケモンを採用する(=Big6に近くなる)はずで、わざわざ低数値ポケモンを採用する意図は環境トップへのメタに他ならない。
そこで、相手に迷いなく低数値ポケモンを選出してもらえるよう並びはBig6とした。
▶ドオー、ヘイラッシャ、キョジオーン、カバルドン、ロトム、ドヒドイデ、ヒードランなどのポケモンは、採用率と比較して被選出率がかなり高く、目論見は成功していたと言える。


・積みポケモンのケア

対Big6への解答の1つとして[積みポケモンでの抜き]が挙げられる。「りゅうのまい」カイリューはその代表例だ。
ディンルーを初手の撃ち合いで疲弊させればカイリューを通せると考えるプレイヤーは多かったが、裏から出てくるカイリューに対し「ドラゴンテール」カイリューをぶつければ、「アンコール」よりも簡単に積みのケアが可能となる。
▶「ふきとばし」「ドラゴンテール」の2つを確認すると相手は[残数を減らしてカイリューを通す]方向にシフトするが、ラス1カイリューに対しては「トリック」サーフゴー+カイリューの補完で完封することができる。


【感想】

ほぼ全試合[ディンルー+カイリュー+サーフゴー]で選出したため、他3体の型の妥当性については疑問が残る。特にハバタクカミは選出率が群を抜いて低く、弱かったと断じざるを得ない。
基本選出のパワーを過信して裏をよく吟味しないといったことを2シーズン連続でやっていて流石に反省。

完成された構築とミスのないプレイのみを目指すので、順位やレートなどの数値目標はしばらく無し。

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