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【ポケモンSV】 ビーストメトロポリス 【S18最終72位】


TN:バイオレット 最終72位 - 2123

6/8に行われた対戦オフ「真皇杯関東予選」にて使用。
7人ブロック総当たりの予選を5-1で1位通過→シングルエリミの64人トナメで4回戦敗退しベスト8となった。(7/13に行われる真皇杯本戦への出場権利を獲得)


ビーストメトロポリス


コンセプト

レギュFと異なりトップメタの1強構築が存在しない環境なので、メタに主眼を置くのではなく高い数値を押し付けるグッドスタッフ的な構築を目指した。


個体紹介

カイリュー @ ゴツゴツメット
テラスタイプ: ノーマル
特性: マルチスケイル
性格: いじっぱり
197(244)-204(252)-115-108-122(12)-100
しんそく / はねやすめ / じしん / アンコール

◇「しんそく」のリーチを最大化するためA特化


ディンルー @ たべのこし
テラスタイプ: でんき
特性: わざわいのうつわ
性格: わんぱく
257(212)-131(4)-165(36)-67-132(252)-66(4)
じしん / ステルスロック / ふきとばし / ねむる

◇H155-B101-パオジアンへの「じしん」の乱数意識でA4振り
◆ミライドン、黒馬バドレックス意識でHDベース


パオジアン @ こだわりハチマキ
テラスタイプ: でんき
特性: わざわいのつるぎ
性格: いじっぱり
155-189(252)-101(4)-99-85-187(252)
つららおとし / テラバースト / こおりのつぶて / かみくだく

◇HB特化ママンボウ意識でA特化


ヒードラン @ オボンのみ
テラスタイプ: フェアリー
特性: もらいび
性格: のんき
198(252)-110-173(252)-150-127(4)-87
だいちのちから / おにび / ヘビーボンバー / ふんえん

◆ザシアン、コライドン、パオジアン意識でHB特化


バドレックス(黒馬) @ こだわりスカーフ
テラスタイプ: ゴースト
特性: じんばいったい
性格: おくびょう
175-94-101(4)-217(252)-120-222(252)
アストラルビット / サイコキネシス / リーフストーム / トリック

◎ザシアン意識で最速


ブリジュラス @ こだわりメガネ
テラスタイプ: ステラ
特性: がんじょう
性格: ひかえめ
165-112-151(4)-194(252)-85-137(252)
ラスターカノン / りゅうせいぐん / 10まんボルト / バークアウト

◇アカツキガチグマ意識でC特化



禁伝枠選択

ミライドン、黒バドレックスの禁止伝説2トップに対して選出画面で強いディンルーは採用したいと考えここからスタート。型は後回し。
またディンルーの天敵である連撃ウーラオスがこだわり型ばかりだったことに注目しゴツゴツメットカイリューも採用。

この時点でサイクル構築になる(=対戦中自分が対応する側になる)ことが確定したので、選出画面では相手に対応を迫るべきだと考え100%対策枠を選出してもらえる黒馬バドレックスを採用した。

この3体は従来のディンカイサーフのような使用感で、ミライドン軸と黒馬バドレックス軸には比較的高い勝率を出すことができた。


補完

上記3体で勝てるビジョンが見えなかったのがホウオウ+ヘイラッシャ、パオジアン+コライドン+ハバタクカミだったので、こだわりハチマキ電気テラスパオジアンHBフェアリーテラスヒードランをそれぞれ採用した。
最後に増加傾向だった白馬バドレックスに強く、ここまでで重いアカツキガチグマや依然として面倒な「どくびし」軸に抗えるこだわりメガネブリジュラスを採用した。


ディンルーの「ねむる」と電気テラス

パオジアン+ミライドンの並びに対して、パオジアンと撃ち合ったあと出てくるミライドンに一貫をつくられないよう電気テラス。
また「どくびし」+チオンジェン/ルギア/テラパゴス、ホウオウ軸やその他受け回し構築に対し、バドレックスの「トリック」と合わせて見えない詰ませになる「ねむる」は非常に強力で、突破不可能な構築に対してもTODによる勝率確保に貢献した。

▶「ねむる」以外の3つの技を見せた時点で「ねむる」を切ってくるプレイヤーは多く、逆に補助技3つを見せるとラストは「まきびし」と予想されるため考慮外の「じしん」はイーユイなどによく刺さった。


最速スカーフバドレックス

ザシアン軸に採用されているとつげきチョッキガチグマが重く、ガチグマに対して「トリック」を撃ったあとザシアンへの役割を失いたくないので最速。


ブリジュラスの「バークアウト」

「やどりぎのタネ」+「みがわり」黒馬バドレックスに対して撃つために採用したが一度も撃たなかったので「はどうだん」でよかった。


ヒードランの「テラバースト」不採用

こだわりハチマキカイリューやディンルー意識で「おにび」、ほのおテラスコライドンへの削りとして「だいちのちから」、ハバタクカミへの遂行技として「ベビーボンバー」は確定。

ラストは普通に「フェアリーテラバースト」を採用していたのだが、パオジアン+ザシアンに対しせっかく初手パオジアン読みで合わせてもテラスしないと打点がない(=「おにび」から入るのは流石に弱い)ことや、ハッサムへの打点がないことが気になり「ふんえん」に変更した。
▶「マグマストーム」はパオジアンに外したときつまらなすぎるので不採用。


レンタルID

9RQXYN


選出

vsミライドン軸
→基本:ディンルー+カイリュー+バドレックス
ミライ+ハッサム軸で相手の構築にゴーストの一貫がありすぎる時は誰かがノーマルテラス(=ミライドンにテラス切れない)の可能性が高いので、バドレックスではなくヒードランでサイクル勝ちを狙ってもいい。


vs黒馬バドレックス(ふつう)
→ディンルー+カイリュー+バドレックス
こっちの方が上手かったら勝てる。相手のノマテラバドどれだけケアするか。


vs黒馬バドレックス(ママンとか)
→パオジアン+ディンルー+カイリュー
パオジアンがママンボウ吹き飛ばすゲーム。


vsコライドン(ディンラッシャ)
→バドレックス+ヒードラン+カイリュー
どうせスカーフコライドンなのでサイキネでワンパンを狙う。素引きの場合チョッキディンルーなのでカイリュー引きで間に合う。
初手炎技飛んできたことは一度もないので切り。


vsコライドン(イーユイなど)
→バドレックス+パオジアン以外の4から2
取り巻き次第。噛み合いお祈りでヒードラン+ディンルーが多かった。


vsどくびし+テラパゴス、ルギア、ルナアーラ
→ディンルー+カイリュー+バドレックス
毒タイプ倒して「ふきとばし」連打。ラス1になったら「トリック」→「ねむる」TOD。
ゴリランダーがいたら厳しい。


vsホウオウ
→パオジアン+ディンルー+ヒードラン以外の3から1
ホウオウに鉢巻電気テラバ通ったら勝ち。テラス切ってケアしてきそうな場合はディンルーでサイクルしてもいい。
体感3割ほどテラスでケアされるがそれでも火傷しなければ勝てるので、ケアする人+火傷なら負けでいいよと居座ることが多かった。その方が勝っても負けても早く試合が終わるため。


vs白馬バドレックス(トリル)
→ブリジュラス+ディンルー+カイリューorヒードラン
めちゃくちゃ厳しいが使用者が少なかったのでレートの観点では問題ないと判断した。


vs白馬バドレックス(やどりぎ)
ブリジュラス+ディンルー/カイリュー/バドレックスから2
ブリジュラスで殴ってたら勝てたが本来は厳しいと思う。


vsザシアン
→ヒードラン+バドレックス+カイリュー
初手パオジアン読みでヒードラン合わせたら勝てた。アカツキガチグマ入りは負けた。


vsカイオーガ
→パオジアン+てきとう
カイオーガ自体が少なかった+使用者が上位にいなかったので無対策。スカーフカイオーガを完全に切り、初手カイオーガに鉢巻電気テラを狙う。
相手にもパオジアンいるとパオジアンから投げられないのでブリジュラスなどでお祈り。


その他
分からない時はディンルー+カイリュー+バドレックスで投げてプレイングでなんとかした。



感想

1桁を取れる構築では無いと感じ4時頃に40位程度で撤退。
毒にも薬にもならない結果に終わったが、勉強にはなった。

真皇杯関東予選では参加者のレベル的に2桁程度の構築があれば新しく作るよりは勝てるだろう(トナメ運を度外視してもしも実力が結果に100%反映されるとしたら、自分の実力なら上位8名に入れるだろうということ)、と踏んでそのまま使用した。
こんなことを豪語していながら実際は運が良すぎただけなので、来シーズン及び本戦では1桁レベルと思える構築を用意したい。

ではまた、ランクマッチで。



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