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【ポケモンSV】 電磁迷宮 【S10最終81位】


TN:Bavel 最終81位
TN:Äs Nödt 最終156位

アは アはっ ハはっ アは 動ケナヰね? 仕方が無い 其レが "麻痺" 麻痺トは 然ウヰウモノダよ


松岡禎丞さんの演技幅が広すぎて、BLEACH千年血戦篇でエス・ノト役やってることに全く気づかなかった。



【構築経緯】
※メモからコピペしてる箇所が多いので略語をかなり使用しています。


まずS10で負けたくなかった要素を列挙する。

①電磁波カイリュー/カミ/サーフ
→サーフゴー、ランドロス、ジバコイル、サンダー、電気パオ、カバルドン、ドオー

②スケショガブ
→フェアリー+S170以上の制圧(パオ、スカーフ)、ヘイラッシャ

③岩オーガ+襷イダイトウ
→ステロ+S179以上の制圧(カミ、パオ、ドラパ、スカーフ)

④キョジ+炎オーガ
→ステロ+S179以上の崩し(=パオ、カミ)

①の電磁波対策を除く全ての要素にカミが絡んでいたためカミを採用。④のキョジ+炎オーガを破壊するため持ち物は眼鏡。
次に①の電磁波対策の中でも、カイリューが物理の際も誤魔化しが効くランドを採用。チョッキが良かったが、④のキョジ+炎オーガ対策でステロが必要だったので型はHDオボン。
眼鏡カミ+HDランドではパオジアンと水ウーラで人生が終了してしまうので、どちらにも勝負できるスカーフ水ウーラを採用。

ここまでの3体を軸にほとんど選出し、かなりの手応えを掴んでいた。

しかし終盤、サックー氏が配信で同系統の構築を公開した影響から、スカーフ水ウーラ+眼鏡カミの並びの認知度がかなり高まった。
そのため負けたくない要素に⑤「初手スカーフ水ウーラ+眼鏡カミ+クッション」を追加。奇しくも自分の使っていた並びが環境に爆増し、負けたくない要素に浮上した。

ミラーが頻発したことで[水ウーラ+カミ+ランド]の選出が賞味期限を迎えたと感じていたところ、相手の初手をスカーフ水ウーラと仮定した時、水テラス水流連打を強要してゴツメカイリューに引く動きを思いつき[カミ+ゴツメカイリュー]を新たな軸とした。

[眼鏡カミ+ゴツメカイリュー]の選出に①の電磁波対策としてランドロスを絡めると、パオジアンと襷水ウーラオスが厳しくなってしまう。
そこで氷タイプの技の一貫を切りつつ電磁波を対策できるHBサーフゴーを採用し、[カミ+カイリュー+サーフゴー]を基本選出とした。

ラストはクッションが3体もいてパワー不足だったので、カミを選出しづらい時も②、③、④の要素を満たせる鉢巻パオジアンを採用した。


【個体紹介】

ハバタクカミ@こだわりメガネ
テラス:フェアリー
とくせい:こだいかっせい
せいかく:おくびょう
実数値:131-x-75-187-155-205
努力値:4-0-0-252-0-252
ムーンフォース/シャドーボール/パワージェム/ほろびのうた

◎最速の理由は後述


水ウーラオス@こだわりスカーフ
テラス:みず
とくせい:ふかしのこぶし
せいかく:いじっぱり
実数値:175-200-121-x-80-149
努力値:0-252-4-0-0-252
すいりゅうれんだ/とんぼがえり/インファイト/アイススピナー

◎最速サーフゴー意識で準速


霊獣ランドロス@オボンのみ
テラス:はがね
とくせい:いかく
せいかく:しんちょう
実数値:196-165-111-x-145-111
努力値:252-0-4-0-252-0
じしん/とんぼがえり/がんせきふうじ/ステルスロック

◆C155ハバタクカミの「シャドーボール」×4を確定耐え


カイリュー@ゴツゴツメット
テラス:はがね
とくせい:マルチスケイル
せいかく:わんぱく
実数値:197-155-158-x-121-104
努力値:244-4-228-0-4-28
じしん/アンコール/でんじは/はねやすめ

○技構成については後述
◆物理受けなのでHBほぼ特化
◎麻痺した最速パオジアン意識


サーフゴー@たべのこし
テラス:どく
とくせい:おうごんのからだ
せいかく:ずぶとい
実数値:193-x-161-153-111-106
努力値:244-0-252-0-0-12
たたりめ/でんじは/リフレクター/じこさいせい

○テラスタイプ、技構成については後述


パオジアン@こだわりハチマキ
テラス:あく
とくせい:わざわいのつるぎ
せいかく:いじっぱり
実数値:155-189-108-x-85-180
努力値:0-252-60-0-0-196
つららおとし/かみくだく/ふいうち/こおりのつぶて

◆A130ディンルーの「じしん」×2で瀕死率10.9%(A131の場合24.2%)
◆A200水ウーラオスのパンチグローブ「すいりゅうれんだ」で瀕死率18.7%
◎最速オーガポン抜き抜き


【構築の要点】

・最速ハバタクカミ

こちらのハバタクカミと相手のブーストエナジー持ちのハバタクカミが対面した際、ランドロスに交代する動きは非常に強力だった。まず間違いなく「でんじは」なので無償で交換でき、3~4ターンの行動猶予があるため「がんせきふうじ+ステルスロック+とんぼがえり」と綺麗に繋ぐことができる。

その際、相手のハバタクカミが最速でも、「がんせきふうじ」のS-1下降込で計算すると数値切り捨てによって実数値が204になることに気づき、同速に怯えなくて済むため実数値205で採用した。
▶205×1.5=307.5、307×66.66%=204.64…


・カイリューの技構成

パーティ全体で足りない素早さを補いつつ、確率引っ掛けにより擬似的に後続の火力補助を見込める「でんじは」、詰ませとして優秀な「アンコール」は必須。

基本的にゴツメカイリューは上記補助技だけで完結しておりラスト枠はほとんど使わないため、これらの補助技を見せた時に誘うサーフゴーやジバコイルなどへの打点となる「じしん」を採用。
▶ひこうタイプへの打点を失ってしまったが、ラスト枠に採用されがちな「エアスラッシュ」があったとしてもカイリューやランドロスの突破は難しく、どの道「でんじは」「アンコール」を駆使して裏に任せることになるため問題ないと判断した。

技を見せる順番によって、「相手が推測するこちらの技構成」を常に裏切り続けることができる点が最大の強みである。
そのため、ジバコイルに後投げして1サイクル目は「でんじは」や「はねやすめ」を選択し、相手の交代先に対して麻痺が入ったあとも敢えて「でんじは」を連打する、といったような技を隠すプレイが必要になる。
▶先述のように「でんじは+アンコール」から見せると「エアスラッシュ」期待でジバコイルやヒードランを後出しされ、「じしん+でんじは」から見せると「ほのおのうずorしんそく」期待の積み技持ちが意気揚々と繰り出された。


・サーフゴーについて

「でんじは+たたりめ」サーフゴーがテラスタルを使う場面で、最も多いのはvsハバタクカミ対面だ。
しかし「シャドーボール」を等倍以下に抑えるためにテラスタルをする際、通常の[みずテラス]の場合、相手の後続にオーガポンやキノガッサなどのくさタイプが控えていると今度はそちらの一貫ができてしまう点が悩ましかった。
そこで、テラスタル後にも本来の[くさ/かくとう/フェアリータイプに強い]という耐性を失わない[どくテラス]を採用した。
▶本当におまけだが「どくびし」も回収できる。

また、誘いがちなガブリアスやランドロスなどのじめんタイプに抗いつつ、物理ポケモン全般に強くなれる「リフレクター」は全く考慮されず、ハッサムやミミッキュなどの物理積みアタッカーを数多く葬った。
▶「じしん」に対して無理矢理パオジアンや水ウーラオスを投げることができるのは勿論、ハバタクカミ+イダイトウ構築に対してもテラスタル込で強力な耐性を得られる。


【選出パターン】

・ハバタクカミ+カイリュー+サーフゴー
▷構築名の電磁迷宮と呼んでいる選出。カイリュー+サーフゴーで受け回しながら麻痺をばら撒き、エースを通す。初手ウーラオスが水テラス切ったらスカーフなので楽、テラスしない場合は襷なので氷技ケアでサーフゴー引きから試合を作っていく。

・ハバタクカミ+パオジアン+カイリューorランドロス
▷相手が後手ポケモンを多く採用している場合の選出。キョジオーン入りにはランドロスを投げることが多いが、キョジオーン投げてこなそうならカイリュー。正直このへんは経験と勘。

・水ウーラオス+ハバタクカミ+ランドロス
▷初期の名残。相手のハバタクカミが電磁波にしか見えないかつ相手にウーラオスがいない時の選出。

・パオジアン+水ウーラオス+カイリュー
▷ヘイラッシャ+スカーフとんぼがえり系への選出。初手で マスカーニャ/ランドロス/トドロクツキ/ボルトロス/草オーガポン あたりと対面したら鉢巻つぶて打って試合終了。ケアされたことはない。


アタッカー×3とクッション×3以外なら基本どう出しても戦えるので選出幅はかなり広い。


【感想】

構築は満足いくものが組めたが、肝心のプレイヤーが弱すぎて結果がついてこなかったのが残念。
最終日朝7:40に怒涛のプレミ祭りで、20位から4連敗したのが本当に悔やまれる。完璧な構築、ミスのないプレイ の他に、潜り続けても集中を切らさない体力 も必要だったようだ。
まだまだ成長の余地を残しているとポジティブに捉え、精進。

ではまた、ランクマッチで。

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