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【ポケモンSV】 拘り二重奏 【S8最終54位/89位】

TN:Bavel 最終89位 2105
TN:Gazer 最終54位 2112

敗北者なので簡潔に。

レンタルはありません。


レギュレーションを問わず強力な[カイリュー+サーフゴー]に対し、眼鏡ハバタクカミが強いのは周知であるが、サーフゴーを仕留めるために放つ「シャドーボール」をカイリューのノーマルテラスタルによって切り返されることが少なくない。

そこで、カイリューがノーマルテラスした場合[カイリュー+サーフゴー]に地面の一貫ができることから、鉢巻ランドロス+眼鏡ハバタクカミに注目。ランドロスの「とんぼがえり」による対面操作からハバタクカミ召喚の動きも当然強力かつ再現性が高いため、これを軸とした。


【個体紹介】

霊獣ランドロス@こだわりハチマキ
テラス:フェアリー
とくせい:いかく
せいかく:いじっぱり
実数値:175-209-111-x-101-139
努力値:84-196-4-0-4-220
じしん/とんぼがえり/がんせきふうじ/テラバースト

◆C187ハバタクカミのC+1「ムーンフォース」を最高乱数切って耐え
◇HB特化ドヒドイデを「じしん」で確定1発
◎準速サーフゴー、S-1最速ハバタクカミ抜き


ハバタクカミ@こだわりメガネ
テラス:フェアリー
とくせい:こだいかっせい
せいかく:ひかえめ
実数値:143-x-85-198-156-172
努力値:100-0-76-196-4-132
ムーンフォース/シャドーボール/10まんボルト/ほろびのうた

◆テラスタル時、A200悪ウーラオスの「あんこくきょうだ」+「ふいうち」で瀕死率0.39%
◆A-1でA131ディンルーの「カタストロフィ」+「じしん」を確定耐え
◎最速ガブリアス抜きのS+1カイリュー抜き


サーフゴー@ゴツゴツメット
テラス:みず
とくせい:おうごんのからだ
せいかく:ずぶとい
実数値:193-x-154-153-111-113
努力値:244-0-196-0-0-68
たたりめ/ゴールドラッシュ/でんじは/じこさいせい

◆A172パオジアンの「つららおとし」+「かみくだく」で瀕死率25.79%
◎最速ガチグマ抜き


カイリュー@たべのこし
テラス:フェアリー
とくせい:マルチスケイル
せいかく:わんぱく
実数値:195-155-143-108-137-104
努力値:228-4-116-0-132-28
ほのおのうず/じしん/アンコール/はねやすめ

◆A211ガチグマの根性+やけど「からげんき」がマルスケ込44.6%~52.8%
◆A200悪ウーラオスの鉢巻+悪テラス「あんこくきょうだ」×2がマルスケ→次ターンテラスで瀕死率4.68%


悪ウーラオス@きあいのタスキ
テラス:あく
とくせい:ふかしのこぶし
せいかく:いじっぱり
実数値:175-200-121-x-80-149
努力値:0-252-4-0-0-252
あんこくきょうだ/ふいうち/インファイト/れいとうパンチ

◇A特化


ヒードラン@とつげきチョッキ
テラス:くさ
とくせい:もらいび
せいかく:おだやか
実数値:197-99-127-157-156-108
努力値:244-0-4-52-124-84
ふんえん/テラバースト/ベビーボンバー/じしん

◆C187ハバタクカミの眼鏡「シャドーボール」×3の瀕死率が0.02%(Dダウン非考慮)
◎4振りロトム抜き



【構築の要点】

・クッション枠の選定

冒頭で述べたように[ランドロス+ハバタクカミ]を軸に据え、次に考えたのはクッション枠の選定である。今回クッション枠に求めた性能は以下の通り。
1.パオジアン、水ウーラオス、カイリューに威嚇込みで強い
2.ヒスイヌメルゴン、テツノツツミに弱くない

1だけならヘイラッシャだが2に躓き見送り、どちらも満たすHBベースのサーフゴーを採用した。


・エースとクッション

本構築は[ランドロス+ハバタクカミ+サーフゴー]を基本選出として想定している(実際に7~8割この選出だった)が、この選出はシンプルなこだわりエース×2+クッション×1の姿以外にも様々な形態を持っている。

ランドロスとサーフゴーをクッションとして扱ったり、はたまたサーフゴーをエースとして扱ったり、あるいは全員を対面選出の駒として扱ったり…と相手の構築や選出に合わせて柔軟に動きを変えられることが最大の長所といえる。
▶水ウーラオス+パオジアンのような選出であれば水テラスサーフゴーは獅子奮迅の活躍を見せ、ディンルー+カイリューのような選出ならランドロスはエースではなくハバタクカミの介助人を買って出る。


・フェアリーテラスランドロス

先述した基本選出[ランドロス+ハバタクカミ+サーフゴー]において相手が初手悪ウーラオスを投げた場合、交代は死を意味する。
そのため飛行テラスで採用されることが多い鉢巻ランドロスだが、今回は対面での悪ウーラオスとの撃ち合いを想定しフェアリーテラスとした。
▶副産物として、飛行テラスと比較するとパオジアンやテツノツツミに居座りやすくなっている。

余談だが、こだわりアイテム持ちのランドロスに「ステルスロック」を採用することについては現状かなり懐疑的だ。テラスタルのシステム上、絶対的な有利対面が存在しないためである。
▶例えばヒードランとの対面でステルスロックを選択したいが、相手がテラスマグストを選択した場合即負けの可能性がある、など。


・「じしん」ヒードラン

こちらも一般的には「だいちのちから」が採用されるが、Cがほぼ無振りの場合はチョッキヒードランに対して「じしん」のほうが僅かにダメージが大きい。元々地面技はミラー以外で打つ機会がないため少しでもダメージが伸びる方を選択した。

またチョッキヒードランは、たべのこしヒードランと比べ「マグマストーム」を当てた次のターンに交代することが殆どであり、命中率に見合った恩恵が得られないと感じたため「ふんえん」を採用した。
▶サーフゴーからカイリュー交代に対してマグストだと「はねやすめ」されて終わりだが、噴煙火傷だと逆にゲーム終了となる。



【感想】

電気テラスパオジアンが爆増しても構築に手を加えなかった点と、カイリューとウーラオスを「カイリューだから」「ウーラオスだから」と顔採用してしまった点は猛省。
ただ、電気パオジアンは立ち回りで誤魔化せてしまったし、カイリューとウーラオスが選出や立ち回りを誘導していたことも事実なので難しい。
どちらにせよあまり選出しないなら型はもう少し吟味すべきだったので、そこを怠った罰としてこの中途半端な結果は甘んじて受け入れたい。


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