③なぜ?大量行動しても出会えない?!

元夫と似たような人と別れてからは
それまで学んでいた心理学を徹底的に復習し始めます。

頭の中にある怒りを吐き出す
デスノートを書き始めたり
過去の出来事を書き出す自分ヒストリーを書いたり
あらゆるワークを手当たり次第トライ。

その中でも効果が高かったのが、
原体験の掘り起こし

原体験とは、人生で繰り返し起こる出来事の発端となっている体験です。

辞書では人の生き方や考え方に大きな影響を与える幼少期の体験。

その人の思想が固まる前の経験で、以後の思想形成に大きな影響を与えたもの。と記載されています。

今現在抱いている強い気持ちや
繰り返し感じる気持ちは
幼少期に強烈な印象に残っている出来事が引き金になっているというもの。

例えば、会社でお局さんにいじめられている人が
過去在籍した別の会社でも
年上の女性にチクチク嫌味を言われるという経験をしています。

学生時代を振り返ってみると、高校や中学の部活でも
先輩から嫌味を言われて嫌な思いをしていて

記憶を幼少期まで遡ってみると
小さい頃、お母さんから嫌味を言われて悲しい思いをしていた
という現在まで繰り返し起こる出来事と類似した出来事があります。
お母さんから嫌味を言われて悲しい思いをしたという体験が
この人の一連の出来事の原体験となります。

別の例を出してみると、
痴漢に頻繁にあっていて嫌な思いをしている女性。
幼少期まで記憶を遡ると、
小さい頃に公園で変質者に出会っていたという出来事があり
この出来事が一連の体験の原体験となります。

この原体験の掘り起こしワークをやることで、
婚活の状況がガラッと変わっていきます。

実際にワークをやってみて
1番印象に残っているのが
5歳くらいのときの出来事でした。

過去の情景を思い出してみると
お母さんが機嫌悪そうにしていました。

機嫌の悪そうなお母さんを見て、
とっさに私が 

ああお母さんは私のこと嫌いなんだな。

自分がダメだからお母さんは私のこと嫌いなんだ。

お母さんのことが大好きなのに、悲しい。

もうこんな思いをしたくない」 

と悲しい思いをしている小さな私が出てきました。

このワークをすることで、
過去の癒されない思いだけでなく、
恋愛や婚活、パートナーシップに影響するブロックを発見しました。

5歳だった当時の私は
お母さんといういう1番好きな人に
嫌われるという悲しい思いをします。

そして、
二度同じような思いをしたくない
と感じはじめます。

好きな人に嫌われる恐れは、

好きな人とは関わらない。

好きな人を作るくらいなら、
好きじゃない人と関わる方がまし


というブロックに時間をかけて変化していき、
私の人間関係に大きな影響を与えます。

元夫と知り合う前の恋愛でも、
私は無意識のうちに自分が絶対に好きにならない人を選び、
傷つかないような人としか関係性を築いてきませんでした。

このことに気づいた時に
1ヶ月間号泣しました。。


が、この出来事をきっかけに
男性への関わり方が変わり始めます。

嫌われるくらいなら、
好きじゃない相手と付き合う方がマシ
というマインドセットの時は、

相手を下に見て、
自分が上になれると勝手に判断した相手にアプローチ。

・見た目がタイプじゃないキモメン
・コミュ力低くてモテてこなかった人
・性格が悪い人

と私が勝手に判断した人に
自分の素性を隠して近づいて付き合っていました!

付き合った後は、自分の素性が徐々にバレ、合わないとなって短期間で終了するか

相手のモラハラ沼にハマることがほとんどでした!

私はお母さんのことが好きだったんだ
悲しかった

という感情に気づいてからは、

到底好きになれなさそうな人を対象にすることはなくなり、

・自分と価値観が合う人
・一緒にいて居心地が良い人

=私が本当に好きな人

を見分けられることができるようになり
するっと婚活が進み始めます。

1ヶ月号泣した期間を経て、
結婚相談所に登録し、、、、

続く


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