帰ってきたWTB〜260人規模大会BEST32〜
初めに
挨拶
まいど!!
大阪で弱小プレイヤー兼弱小ツイッタラーしてます
バッツ/ばる(@bats_poke)です
たまに大会運営
常にパオジアンやパルキア入の何かしらの水デッキを使ってます。目指すは水タイプジムリーダー
あれ何で決まるんですかね?就職ではないよな?
カスミは家系がジムな辺り、地方によって制度違うんかな
今回はナイトワンダラー環境にて使い続けて最終的に「この感覚はウォーターツールボックスや!!!」となり大型自主大会に持ち込んだ"元パオジアンデッキ"について書き留めていきたいと思います
パオデッキとの比較や前回のDレギュのWTBとの違いにも触れていきます
ステラミラクル環境でも少しやれる可能性があるのでそちらも考察します
また今回個人的な話ですが、初めて友人とリスト60枚全共有という取り組み方をしました
他にも何人かリストを渡して数枚変えた型を使ってもらいました
にっきニキホンマにありがとう
(今後おそらくにっきさんの名前はよく出てきます)
こちらも複数で使うことで今までのデッキ構築よりもより深みが出て勉強になったためここについても触れていきます
前回のnoteからやや続きなので良ければこちらも
今回参加の大会詳細
7/21開催 第7回まぶだち杯(大阪)
WCSレギュ(ナイトワンダラーまで)
・一般枠244名定員
・WCS出場権利者10名
・招待枠として元四天王のヤマグチヨシユキ選手、ヤマノタケル選手
の計256名参加の予選7回戦+トナメBO3の大会
オフシーズンなこともありシティ、CL並の緊張感を持って練習することはなかなか難しい時期にこうして一般参加が出来て、良い緊張感でプレイ出来るここが1ヶ月間の目標となりました
本当に参加して良かったです
実力がまだまだ足りないので常に自主大会等で成績を残し続けることができない自分にとっては
「まず目標となる大会を決め、そこに向かって時間をかけて環境を読みながら調整し、デッキを作っていく」
というプレイスタイルです
なので今回1つの目標として、エントリー期間から含めとても良いタイミングでした
また個人的に猛者と戦えることは例え負けても大きな経験値になると考えているのでとてもワクワクして1ヶ月を過ごしました
当日の結果
まだリストも載せていませんがとりあえず大会関連で当日のマッチアップを載せます
使用:WTB(ウォーターツールボックス)
5勝2敗 31位/全体256人
1リザ⭕️後
2リザ⭕️先
3ディアルガ⭕️先
4ライコポン⭕️先
5ルギア❌先(世界大会出場権利者&今大会優勝)
6サナ⭕️後
7ルギア❌後
もちろん勝負事なので全部勝ちたいしトナメも経験してみたいのですが、高すぎたり漠然とした目標は時にやる気の低下に繋がることもあるため(自分の心の弱さです)
今回広言こそしませんでしたが、5勝2敗以上を目標として取り組んできました
サブ目標として世界大会出場権利者とのマッチングにて勝つorギリギリの勝負をし、学びを得ると定めました
世界大会出場権利者とたまたまではなくマッチする確率を上げるには自分が勝って上に行くしかないと言った面でも目標の維持に繋がりました
なので今回は個人的目標は達成です
悔しい気持ちはめちゃくちゃありますが。。
細かい内容はデッキのことを書いた後に書きます
本編:デッキについて
デッキリスト
ハイランダーデッキみたいなポケモンの採用枚数ですね
様々な攻撃を当てて打点調整して複数取りを狙うイメージです
事故負けや下ブレによる負けは減りましたが1つのミスで普通に負けます
めちゃくちゃ頭使う
従来のパオデッキほどパオは攻撃しないし、従来のパルキアデッキほどパルキアは攻撃しない
ちょうど間くらいです
あえてパオデッキと表現するなら捲りパオです
アグロパオではない
WTBについて分からない方も居ると思いますので、2022年冬終わり〜夏の初め頃に流行ったリストも載せておきます
ここに夏〜秋にかけては流行りこそしていなかったものの、カイオーガ(ベンチ狙撃)やフリーザー(確定麻痺)まで入っていた物を自分は使ってました
何が抜けてたかまでは不明
なんなら今のデッキの方が出来ることは増えてる
安定感は裏工作があったDレギュに軍配が上がるのでどちらも良いデッキ
コンセプト
勝負を急がず、盤面をしっかり作り、適切なタイミングで適切な攻撃や妨害を挟みながら、サイドの複数取りを絡め最後にパオジアンの高火力を押し付けて勝つデッキ
常に相手は考え続けないとまだ見ぬ攻撃に耐えられず試合が終わる
具体的に書くと
○従来パオ「キャンコロ手裏剣では基本的にサイドは2枚しか進まない(マナフィは盤面に残る)」
→このデッキ「カースドボムをマナフィに当てサイドを3枚進められる。マナフィが盤面から消えるため次の手裏剣も通りやすくなる」
○従来パオ「ベンチのシステムは呼び出してパオで取るかアタッカーをワンパン、返しにパオがアタッカーでやられる。結局2-2交換」
→このデッキ「カースドボムorベンチ狙撃でシステムを取りながら前のアタッカーも倒す」
○従来パオ「ごっつあん圏内に入れるためにパオの火力を下げることはあまりしない」
→このデッキ「そもそもパオがアタッカーじゃないので、他の攻撃のおかげで自然とごっつあん圏内になる」
といったパオデッキの手の届かないところに手が届く構築になっています
従来のパオとは出来ることの幅が違う点からこのデッキはウォーターツールボックス(WTB)と認識しています
構築意図
パオジアンデッキについて本来、走り出したら止まれないアグロデッキと認識されている方が多いと思います
実際純正パオは2-2-2をお互いに目指し先に走り出した方が勝ちと言った大味な試合になることが多いです
実際速さこそ正義!という環境でパオが使用率上位に居た過去があったので間違いでは無いです
ただそのスタイルだと120%の動きが出来た試合はイージーWinできますが、下ブレや事故った時のケアが効かず30%の出力のまま試合に負けます
そこでアグロじゃないパオで粘り強く戦えば常に90%の出力を出せる安定したデッキが作れるのではないかと考えました
元々デッキとしてのパワーが高いためそこに安定と、下ブレを引いた時の立て直しが出来るようになれば特段の苦手対面はなくなるのではないかと
そもそもパオジアンデッキには速さの他に
・パオジアン本体の高い火力
・ごっつあんによる壁出し(サイド1)を許さない
・月光手裏剣によるマナフィの強要
・エネルギーの付け方が自由
と言った器用さがある訳です
これはミライドンやトドロクツキ、タケルライコあたりのたねアグロデッキとは大きく違う点です
この器用さの部分に目を向け1ヶ月間考え抜きました
採用カード
構築経緯から書きたかったのですが、あまりにも現状デッキに対する説明がふわっとしてるので先に採用カードの説明をします
パオジアン 1 フィニッシャー
まず従来のパオデッキと違う点
このデッキではフィニッシャーとしての採用
決してメインアタッカーでもないし、水抜き要員でもない
元々パオ発売直後からパオのみで一直線に走るのはエネ管理が難しく低耐久なことからツールボックスやバレットに寄せた方が良いと考えていた(前回のnote:個人的パオデッキ技宣言ランキグンより)
過去にブジンパルキアを組んだ際に1枚採用のリストを回していたことがあるが、元をパオデッキとした物としては初めて1枚のみの採用となった
極力最後まで置かない
置ける時までにサイドを2にしておくことを意識
前WTBと比較するなら青天井枠のケケンガニVやスターミーVと似た感じ
ケケンガニのように下準備が要らない点が優秀
テツノカイナ 1 サイドプランの鬼修正
従来のパオデッキと同じく1枚
こんなスタート重たいポケモンに2枠も割けるか!ってそれはさておき、無くして良い1枚ではない
120以下の非エクでの2枚取りだけが使い方ではない
残りHP120以下になってるならVだろうがexだろうがもちろんごっつあん圏内
元々月光手裏剣を絡めてもせいぜい90+120で210までのたねルール持ちを3枚取り出来る程度だったがカースドボム130のおかげで250となり大体のたねルール持ちがごっつあん圏内となった
さらに手裏剣を当てておくと90+130+120で340となるため2進化exまで3枚取りができる
2進化exに手裏剣を当てる理由になるため狙っていきたい
前WTBには存在しなかった枠
あえて似たようなことをしてたのを上げるとクイックシューターインテレオンで裏を取りながら前を殴って取ってるからサイド+1枚的な話
要求はこいつの方が低い
キチキギス 1 システム
基本的に非エクで戦っていくためほぼ毎ターン3枚引ける
ネストボールが当たりになる点、ハイパーボールやアメ要求でない点がビーダル型やピジョット型との差別化要素
このデッキはセグ、ヨマワル、アタッカーと場面に応じて取らなければいけないカードが多すぎるので従来のパオに入ってるキチキギスよりは取られにくいと感じる
もちろん狙われることは承知なので絶対に2枚取られてはいけない場面では手札干渉を打つとか、システムを取るとか、ヨマワル置いて次貴方負けますよ!を匂わせることでなんとか守ってる
ホンマに緊急事態の時はクルーエルアローを打つ
前WTBは裏工作ラインという強力なシステムが居たが、今回は縦引き寄りで足りないカードをカイでサーチといったイメージ
新弾ヨルノズクは裏工作になれるのか見物
パルキアライン 1-1 エネ管理職兼中打点アタッカー
本来パオパルになると少し速度が落ちる。
というより速度を意図的に落として安定に寄せられるため公式から発売されたパオデッキにも入ったと考えられる(現実はリザとの不公平感を出さないためかもしれない)
実際パオパルにしてもセグの起動が1ターン遅くても良い点がメリットとして上げられる
枠があればVstarの2枚目を入れたい(ヘビボがあるので)
それに加えてこのデッキでは、セグに回す予定のアメをヨノワールに回せる点が結果的に早めのカースドボム+月光手裏剣を生み出す点もプラスポイント
特性で3枚加速出来るのでスーパーエネルギー回収ほぼ1枚分の節約に繋がる点のみならずアタッカーとしての運用、圧かけにも繋がる
例えばパルキアVstarでの攻撃220ラインはお互いのベンチ合計8匹なため
相手はルール持ちたねでスタートした場合、こちらが先にフル展開すると、相手はシステム2枚ベンチに置くともう220ラインなためマナフィが置けない
置かれなければ別に月光手裏剣で良いしマナフィが置かれたなら前の220ラインを取れば良い
パルキアで殴る→パルキア耐える→逃げ→非エクで攻撃して倒すの流れをすると相手は実質的にサイド1のポケモンで2枚取られるか呼び出し札の要求となる点が中打点アタッカーとして大変使いやすい
前WTBでは入ってるリストと入ってないリストが存在したのでやや継続と言えるか(発売時期と裏工作パルキアが流行った時期のせいでそもそもデッキの区別が難しい時期であった)
まさに空間を支配してると言える
大空洞パルキアまだ触れてないんですケドどうです?
カイオーガ 1 中打点アタッカー兼ベンチ狙撃
まじで実質1エネで180点を好きなところに飛ばせる化け物
もはやこいつが強いまである、枠あるなら2枚入れたいレベル(なおスタート)
手裏剣の90+180で270とまぁまぁ高めの打点を出せるが280届かず惜しいやつ。という評価だったがカースドボムと合わせると310で280ラインはおろか、一部の2進化exまで取れるようになったのは大強化
3エネ戻ってくるのでパオ換算すると180ダメージ出しながら180ダメージ分の次の攻撃準備をしてくれるホンマにヤバいやつ
倒されれば次のターンの要求はアタッカー+逃げエネのみ
殴った後にセグが取られてもエネルギーは手札にあるので要求はセグの進化のみ
とそれぞれ要求が減る点が非常に使い勝手良い
セグ呼び出し+手札干渉で全てを失うが、立ち回りでカウキャを発動されないように動けば被害はやや小
前WTB全盛期にはまだ発売されていなかったので入っていなかったがその後流行らなくなった後、個人的に入れて使ったケド雑に強かった
セグライン 2-2-1エネ供給のスペシャリスト
言わずもがな、デッキの核
特性についてはもはや説明不要だがバスターテールもまぁまぁ使う
エネに余裕ある時は1枚貼っときたい
パオの時からセゴールの評価は個人的に非常に高く、カイで雑に持ってきて2体目を進化させておくことでセグを取られた時の返しが楽になる
今回は枠の都合でセゴールの枠をアメ4枚目にした
セビエについては諸々の理不尽デッキの影響でHP70(逃げ2)を1枚は採用しなければならない事が槍玉に上がることが多いが、ポジティブな話をすると技:もってくるが優秀で後1で打つ技としては破格である
「あと1枚足りなくてスーエネ打てない」みたいな惨事をやや防止できる
60セビエのたいあたり30もバカには出来ない
具体的には相手のスタートしたキチキギスに30与えてると次のダイナミックウェーブで取れたり、輝くリザードンに弱点で60与えてると次のターンごっつあん圏内になる
過去の話で言うとトドロクツキexの狂いえぐるを返せたりとターンをただで返すくらいなら打っておきたい技ではある
前WTBで言うところのモスノウ
1進化から2進化になった代わりに別のタイプかつ前にも付けられるようになった
当時はレベルボールでサーチ出来た点を考慮しても強化と言えるのではないか
ヨノワールライン1-1 無視できない時限爆弾
今回のデッキの肝。普通のパオとは大きく違うところ
技以外で130与えられてほとんど防げる方法がない狂ってる
リザやドラパだけが使えるって訳じゃない
こっちだってアメ入ってますからね
デッキに入るのは至って自然
何度か前述しているが主な使用方法は
・マナフィを取って月光手裏剣を通す
・手裏剣90と合わせて220でたねルール持ちが取れる
・カイオーガ180と合わせて310で280ピジョットや一部2進化exを呼び出さず取れる
・ごっつあん圏内の拡大
・パルキアと合わせて2進化exへ届く
・カウキャを能動的に起動させる
・パオ換算2枚分のエネ節約
単純な打点補助とサイド調整で使ってるリザよりやれることが多い
捲り型でありながら大きな遅れは取らないを実現出来る唯一無二性
捲りパオを実現出来ると考えたのはこのカードの発表時なので実質このデッキの大元
前WTBどころか当時の周りのデッキを見てもない器用さを持ってるので比較にはならない
輝くゲッコウガ 1 システム兼メインアタッカー
現環境の過労死枠。3年ブラック企業で勤めてる感覚
今回のデッキではメインアタッカーも兼ねてるので、もはやデッキリスト1番前でも良いかも
実際3戦のジムバトルで平均4回は技宣言する
今回の大会でも7戦で9回宣言した
マナフィが入っているデッキ→カースドボムから入る
マナフィが入っていないデッキ→ルール持ちにダメージを与えるために2回は宣言する
おそらくここまでの採用カード紹介で1番出てきた単語が月光手裏剣
ルールを持たない90以下を2枚取る使い方はもはや解説の必要がないと思うのでライコポンの様なルール持ち主体デッキへの使い方に少し触れる
ライコポン側は常にライコを2匹盤面に置くのが理想盤面とされるであろう
そこに90ずつ乗せると2回の手裏剣で180ずつ乗っていることになる
ライコの残りHPが60、お守りが着いたら残りHPは110になる
お守りがつかなければ3回目の手裏剣で4枚取り
お守りがつけばカースドボム+ダイナミックウェーブで4枚取り
最後はパオでライコをワンパンすれば勝てる
相手は常にサイド1枚ずつ進めるしかなく(途中キチキギス挟んでもまだ負けない)
こちらは複数取りの選択肢がある
如何にメインアタッカーとして運用しているかが分かるだろう
前WTBとは比較不要、変わらず核を担い、他に更なる打点補助とサブアタッカーを得ている
ボール系4-2-3-1-4
パルキア以外場持ちが悪く、常に次のアタッカーを置き続けないといけないデッキの都合上ネストは確定で4枚
なんなら6枚くらい欲しい
常に1枚握ってるとキチキギスの必要有無を選べる点が○
ハイパーボールは3枚あっても使わない
主な対象はヨノワールでコストに余裕がある訳でもないので2枚
(特にここはにっきさんとも少し意見が割れたところでボール枚数を確保したいにっきさんの言い分もとても分かるので難しい判断を経て2枚に至った)
ポフィンは対戦中に使うのはほぼ2枚で3枚使ったのはレジドラゴのトライフロストで盤面のセビエが一掃された対戦くらいなので必要最低限
引けない問題はパルキアが置ければ1ターン遅れてもいいので特に問題なし
ヒスイのヘビーボールは必須級、なんなら2枚入れたい
複数のたねが落ちた場合の優先度は
ゲコ>キチキギス>パルキア>カイオーガ=ヨマワル>セビエ(他にボールがないと順位は上がる)>パオ=カイナ
基本の優先度はこれでゲコとキチキギスが不動な以外は状況次第とも言える
パオとカイナは使わないプランを考えられるので優先度低め
1回ジムバでたね4種+ヘビボがサイド落ちして試合終了した
ふしぎなアメはこだわりで最初4にしていたが過程でどうしても枠が捻出出来ず一旦は3を試した
カースドボムが決まりづらくなったことと前日ににっきさん、似たリストを使ってくれていたイッセイとほか数人の練習仲間と協議の結果、4枚に戻した
これが結果的に大ハマりで大会中アメが引けなくてやりたいことが出来ないターンがほとんど無かった
リソース管理系 4-2-1
汎用カード達なので説明は不要だがやはり突出しているのは夜の担架
従来のパオデッキでもそうだが、ポケストップを回す都合上ポケモンはトラッシュにあることが多い
手札に担架がある状態で回すポケストップは実質的にポケモンまで当たり札となる
またパオデッキに比べポケモンを使い回す機会が多いためそこにも一役買っている
本当はルリナが恋しいけれど今は少しだけ知らない振りをします👋😟
まぁルリナがサポでやっていたことをグッズで出来ているのでナンジャモやボスが打てると捉えましょう
枠は食いますが必須級なので仕方ないです
システムグッズ 2-2-1とポケストップ
ポケギアはデッキの核、3枚あってもいいかなって感じ
1枚を手帳に枠譲った
にっきさんの意見に納得したので2枚で
パオを序盤に置かない関係で大地の器は2枚
最初に雷エネを持ってくることは意識したいポイント(隠したいなら2枚目の器の時でいいかも)
ポケストップも一度は3枚で回したがナイトワンダラー環境はそれほどスタジアムが割られない点で2枚へ
引けたら強いかつ確定サーチがないカードなので3枚リストの使用感自体は悪くないが自分で試合展開早くする意味もないため
捲り手段
ここは従来のパオと大きく違うところ
そもそもパオにはカウンターキャッチャーの採用は否定的だったため、元々パオデッキにポケモンキャッチャーを採用していた時期もあった
(過去note:【FGHレギュ】新弾のパオジアン、ポケッチャーについて考えるより)
これは速度を上げたパオデッキと劣勢の時しか使えない効果で相性が良くないと感じたため、さらに速度を上げるためポケモンキャッチャーを採用するという方向性の考え方である
後にJCSにてライコポンに採用されたポケモンキャッチャーと同じような意味を持つ
「オーリム(エネ加速)打ちながら早い段階で相手を呼び出し2枚取る」
「カイでセグを進化させながら(エネ加速用に)早い段階で相手を呼び出し2枚取る」
この段階で半年前の自分とやりたいこと(強いと思うこと)に変化が出ていることが分かる
環境的なことでもある
エーススペックはアンフェアスタンプ
これもなかなか警戒されずに刺さる場面が多い
世の中のパオデッキのエースペ枠はおそらく95%くらいプライムキャッチャーであろう
今回は多くの人が「パオかセビエが見えたらプライムキャッチャー警戒」になり、かつ「今パオはそれほど多くないが多少増えてる程度」という世間の認識を逆手にとったと言えるか
パオの速さに勝つために相手も準備不足のまま攻撃を仕掛けてくることがあるのは前から感じていた
ならばそれと逆のことをすれば良い
たった1匹のセビエをとった相手は「テンポをとった」と勘違いするだろう
そこにアンフェアスタンプをぶち込む
また過去に流行ったデッキというのは固定概念で個人個人「こうすれば勝てる」という軸が既にあるので再度流行った時に認識がアップデートされにくい
そこも追い風となりほとんど警戒されていないところからアンフェアスタンプを打つことが出来た
身内にはなかなか勝てない原因がここな気はする
知られてしまっては勝率はグッと下がる
サポ4-1-1-1
見慣れないのはシロナの覇気か
と〜しん選手が過去にWCSで見せたシロナの覇気採用のパオジアン(チェンパオデッキのウィークポイントは…と日本語混じりで勝利者インタビューに答えたアレ)の例があるので弱いわけが無い
その数週間前にシロナを試していたところ非常に使い勝手が良かったことを記憶している
もちろん起源主張などする気は微塵もないし証明出来る手段もないが、世界で戦う選手と同じ考えだと分かった瞬間の喜びは忘れない
アンフェア型ということもありナンジャモ抜きを試したことがあったが、アンフェアだけではなかなか止まらない点、序盤に使えればドロソになる点、パオデッキから2回の手札干渉が飛んでくることが想定されていない点からカムバック
6月半ばの時点でにっきさんと「やっぱナンジャモは必須やなぁ」という結論に至った
ボスの司令についても2枚採用を試したが、序盤展開しなきゃならない時にポケギアで当たるボスがめちゃくちゃ弱かった
ボス2枚自体はやれる事の幅は広がることを認識できたため手帳の採用に繋がった
エネ水8 雷1
8枚という数はパオを回す上で最低限でパルキアを回すには気持ち多めの配分なのでこの1ヶ月は特に変更なし
採用を検討した/試行したカード
採用カードの項目で触れた物は割愛します
ツールボックス系のデッキは色々なカードが候補に上がって楽しいですね
フリーザー
確定麻痺技持ちのフリーザー
以前のWTBやパルキアフリーザー、メノコマシラフリーザー等を組んだ経験があるので候補に
ドラゴやドラパの回収サイクロン、リザやサーナイトのフトゥー、ルギアのジェットエネ、ライコポンのいれかえカート、そもそも汎用のプライムキャッチャー等々
本来勝てるはずの相手や環境デッキの多くに入れ替え札が採用されているため見送り
マナフィ
ロストとサナとサフゴがやや不利なため採用検討
考え出して気づいた、極度なマナフィアンチな事を
基本的にはセビエ3体並べれば良いやの精神でパオデッキを回しているので今回も候補止まり
テツノツツミ
特性と技がどちらも優秀でベンチ枠も空けられる点で高評価だが、今の環境はサイド1のポケモンが大体採用されておりごっつあんと合わせないと効果が薄い点から不採用
ただでさえ考えることが多いデッキなので相手の選択次第でプランが変わってしまう可能性が生じるのを避けた
夜の担架3枚目
個人的にこのデッキにおいては釣竿より評価の高い1枚ではあるが序盤に腐る可能性が上がるため採用見送り
ポケモンいれかえ
なくても回るがあると便利な1枚
半年前からにっきさんとは度々「入れ替え札1枚あると便利よな」という話をしていたので今回も候補に
カイナやカイオーガスタートのケア、パルキアがエネを保持したままベンチに戻れる点を評価
キャンセルコロン
このデッキ最大の贅沢品枠
最初の頃は入れていたが、ボスキャンコロorカウキャキャンコロが打ちたいタイミングに揃ったことが一度しかなかった
この点はビーダルやピジョット、プライムキャッチャーを採用しなかったことが要因なので切っていいと判断
闘オーガポン、カビゴン戦に有利に働くカードではあるがどちらもカイオーガの使い方次第でギリギリ戦えない相手ではないので不要
実際に60枚共有したにっきさんは闘ポン入りのテツノイバラに勝利した
ロストスイーパー
ライコやフワンテのお守りを割って複数取りを狙える点は優秀だが、割りたいスタジアムはない点、コストが重すぎる点で採用見送り
ハッサク
よくテキスト確認される認知度が低いカードだが非常に高評価
61枚入れられるなら間違いなく入っていたカード
特に終盤で使うハッサクは強力でカイ1枚で満たせない要求を軽々超えてくる
アメ、セグ、スーパーエネルギー回収を揃えた試合も多々ある
ジェットエネルギー
前アグロパオで入れてた時にだいぶ役立つ場面が多かった
パオにつけて戦慄いたり、ゲッコウガやカイオーガにつけて前に出たりと意外と役に立つ
今回は戦慄く場面がほとんど想像できないので不採用
ロストシティ、ジャミングタワー
やや苦手なロストやサナへの対策として
レジドラゴがこの辺りを蹴散らしてくれることを願って不採用
今回は入れるカード次第で大きく変わるため最後の1枚がめちゃくちゃ難しかったです
Twitterでアンケート取ったらその人の性格や好み次第ということしか分かりませんでした
大会当日のマッチ詳細とその他対面の戦い方
既に1万文字超えてますが、お付き合いいただきありがとうございます
ここまで読んでくださった方ならおおよそ試合内容の見当はついているかと思いますがもう少し続けます
想定通りですが当日の対戦はずっとシビアでギリギリの戦いでした
1つのミスで負けるデッキなので神経を研ぎ澄ませてカウンターのタイミングを狙います
まずは当日のマッチ詳細から
1リザ○後
セビエ単で後1を終えるお祈り
手裏剣 ヨマワル ヨマワル
カースドボム ピジョット
ダイナミックウェーブ ピジョット
ヘイルブレード リザ
もう最初の手札見て終わったなと思いましたね
70セビエスタートのボールなしサポはシロナのみ
1枚ドローのためにシロナをプレイするも水エネが手札に嵩張っただけ
めちゃくちゃ祈りながら手貼りしてもってくるを宣言、引いてきたのは水エネ。おい!!!!!
ただ祈りは届いたようでお相手リザに乗れず。
その次のトップドロー、シロナ1枚+もってくる1枚のおかげでポケギアにヒットしカイに繋がりました
諦めない心が大事
マジで捲り型にしといて良かったぁ
ここからでもまだ間に合うと判断
ゲッコウガから展開してポフィンでセビエ2枚、隠し札でパルキアVにヒット
なんや急に強いやん
そのあとまた持ってくるを宣言したところでお相手ナンジャモをプレイしながらリザに乗りセビエが取られる
なんとそのナンジャモも幸いし、カイが2枚ヒット
しかもお相手マナフィサイド落ち
諦めなかったらむしろ運が向いてきましたね
そこからカイでパルキアVsとポフィン→進化&セビエ、ヨマワル着地
ここから上記の通りでスタポ手裏剣でヨマワル2枚取り
ゲコ取られて手札のネストからキチキギス
逆手にとるからなんやかんやゲコ戻して器やらポケストップからどんどん繋がり、、
なんとこのターンにセグとヨノワール進化、スーエネとカイオーガまで揃ってアンフェアカースドボムダイナミックウェーブでピジョットを取れました
爆発力は健在、まぁ端折ってますがちゃんと手裏剣打ったターンにできる準備はしてます
この手裏剣とダイナミックウェーブの2ターンで誇張なしで20枚以上山進めてます
1戦目でこんなに辛い事故から捲って勝てたので今日は行けると思いました
2リザ○先
手裏剣 ヒトカゲ ヨマワル
手裏剣 ヒトカゲ ポッポ
ヘイルブレード リザ
こちらもお相手マナフィサイド落ち
早い段階で相手のピジョットとリザが立ちました見せヨマワルと見せカイオーガを1回目の手裏剣時に敢行
お相手はピジョットを取られることを察して2匹目のポッポを出してくれました(試合後談)
もちろん2回目の月光手裏剣の方が要求が低いので準備をしながら手裏剣宣言
その返しにセグ取り+アンフェアを打たれましたが先にキチキギスを置いていたのでシロナから2匹目のセグに繋がってパオでリザを一撃
お相手には「あそこから全要求揃うと思いませんでした、シロナ強いですね」という言葉をいただきました
キチキギスを置くかどうかの判断ですが、セゴールがいないためセグを立てる要求の方が高いと考えました
山に釣竿と担架、ポケギア、ストップが残っていることが分かっていたため先置きが功を奏しました
3ディアルガ○先
手裏剣 ダンバル ダンバル
手裏剣 ダンバル ダンバル
ヘイルブレード ディアルガ
身内にディアルガ使いがいるため戦い方は熟知していました
(彼のディアルガnoteはこちらから)
彼自身最近高勝率なので読んでおいて損はない
ボスセグスタークロノス→ボスセビエで盤面のセビエ族が狩られること、もしくはミュウexゲノ厶ハックから手裏剣でセビエ2枚取りが想定されるので初動でベンチにセビエを3匹展開
お相手はディアルガスタートだったのでパルキアもスタンバイ
こちらはパルキアの項目で少し触れましたが、相手は3匹目のベンチ枠を長考の末、ディアルガVを選択
こちらのフル展開でディアルガVが取られることのケアを選んだ様子
そうなればディアルガを無視してダンバル狩りに勤しみます
パオとセグは鋼弱点で簡単に起点にされてしまうので必要なターン以外に出さない/進化しないが鉄則です
4オーガライコ○先
亜空のうねり ゲコ
手裏剣 ライコ90 90
手裏剣 ライコ 90 90
手裏剣 ライコ 90 90 (4枚取り)
カーストボム ライコ130
ダイナミックウェーブ 180 (お守り付き)
パルキアスタートから終わったわという印象でしたがパルキア献上以降はサイドが1枚ずつしか進まないのでアンフェアを絡めながらなんとか魂の手裏剣連打
こちらの試合は輝くゲッコウガの項目で記した通りです
ボスが2枚見えてからキチキギススタンバイ
散々練習してきた形なので焦らずプレイ出来ました、ボスが2枚とプラキャなのでさすがにポケモンキャッチャーまで無かったのが救い
途中までごっつあんを含めた1-2-3を目指していましたが途中ポケストップで落ちたカイナを戻してさらに2匹目のセグを起動させる要求が満たせなかったので途中でカースドボム含めて7枚取るプランに変更
5ルギア×先
ヘイルブレード 240 ルギアV
カースドボム 130 チラチーノ
手裏剣 チラーミィ90 ルギア90
リーサル気づけず
最終ターンパオ前で始めてたら勝ててたかも
初動パオスタート、まぁ1回はするよなぁ
スタートした以上逃げて置きっぱなしの方が弱いので最速セグ進化で先にサイドを進めることにしました
しかしお相手はWCSの権利持ちのジュニア選手(結果的には今大会優勝)
簡単には走りきることを許してくれません
返しの後2で前ターンの風読みからヒットしたであろうアーケオスをコストにハイパーボール→ネオラント→ボスで1枚しか置けなかったセグを取られました
先3?はセビエを置きながらカースドボム、スタポ手裏剣で相手のチラーミィ系統を一掃
次のターンでパルキアが取られて2枚失うことはほぼないと思ったので〆に亜空のうねりが打てたらとルギアに90乗せて返す
相手はボスセビエからのカイナレガシーでごっつあん
先4?盤面にセビエなし、初動からアタッカーではなくモリモリセグラインを狩られてるので生き残りのパオとゲコに1エネずつついてる状態
このターンの勝ちはないように見えた上、山札に水エネは1枚しかないことが分かっていたため逃げやすいゲコ前で番スタート
これ手癖で逃げ要求の低いゲコから入ってしまったが冷静に考えるとパオ前が正解である
手札にポケギア3.0があり山札は残り12~3枚
山札のサポはボス1、シロナ1、カイ2だったと記憶している
戦慄くで1枚拾って逆手にとる、隠し札からのポケギアでボス確定サーチなことに気づけなかった
結果的にボスはヒットしたがゲコの逃げエネを切ってしまったせいでネオラント180の3枚要求を満たせなかった
上記は試合後お相手に教えていただきました
冷静さに欠けていたことは反省。
対戦前は向こうから握手いただき、対戦後はこちらから握手を求めて応援する旨を伝えさせていただきました
世界頑張ってください!!!
6サナ○後
カースドボムマナフィ
手裏剣キルリア キルリア
ごっつあん マシマシラ
ごっつあん ハバタクカミ
サナ対面で勝てる試合は大体これです
相手は真の捲りデッキ
捲り勝負に持ち込まれると「元アグロデッキが捲り型に寄せている」程度の自分のデッキでは勝ち筋が薄い
特に上手い相手であればあるほど難しくなります
クレッフィ入りだとなお絶望
なので最速ボム手裏剣→ごっつあんを目指すつもりでプランを立てました。
が、しかし山札探せど探せどゲコとカイナは見つからず
両方サイド落ちでした、こうなるとヘビボも半分無力
ヘビーボールからはさすがにゲコをサーチして手裏剣
ボムと合わせて3枚めくってカイナかヘビボが当たりですが、最悪を想定すると
・どちらにも当たらない
・担架や釣竿からマナフィカムバック
とされると一気に捲られます
そうなったらカイオーガで前1とパオで最後無理やりサナ取って勝つしかなくなるので、その分相手に与える時間が増え勝率が下がります
結果的にはヘビボにヒットしごっつあん成立、2回目のごっつあん前に投了されました
7ルギア×後
亜空のうねり 160 ルギアV
カースドボム 130 チラーミィ
亜空のうねり 160 ルギアV
ダイナミックウェーブ 180 アーケ
パルキアスタート+展開出来なかっことが響いて捲れず4-6負け
ギフトエネの貼り方次第でアンフェアは(意図せず)ケアされるしジェットエネとプライマルターボのせいで縛ることも難しい
個人的に苦手意識があるかも。
純正パオなら勝率は悪くなかったため速さでゴリ押ししていただけなことが判明
相手のターンのされたこととか端折ってるんで簡単に見えますが全部ギリギリの戦いです
細い勝ち筋を通し続ければ前環境ではほとんどの環境デッキに五分以上戦えました
事故っても従来のパオみたいにそのまま試合終了ではなく戦えるのがこのデッキの楽しいところだと思います!!
集中力切れてる日はタコ負けしますが、、、
人とデッキを作るということ(構築経緯)
ここでは60枚を一緒に作り上げることになった経緯を書きます
普段チームに所属されている方々はこのような形で毎シーズンデッキを作ってらっしゃるのかなと思うと少し羨ましい。
まず前提として自分はパオを発売から、にっきさんはEレギュが落ちるまでミュウを主に握っていてレギュ落ちのタイミングでパオを使い始めました
その辺りから会う度にパオの話をするようになった気がします
今思えば
「今ならパルキア入れた方が強くない?」
「実は入れ替え札あった方が回しやすくない?」
「こんなにイキリンコ流行ってるのにカイオーガ入れてないリスト多くない?」
といった他の人に言えば「いやぁ要らんくね?」で済まされていたような構築の感覚の部分が合っているなと感じる部分が多々ありました
それからミラーといえばにっきさんに頼むかぁという感覚
新しく考えたこと相談するのも一旦にっきさんにかなぁという感覚
4月頃CL当選してたにっきさんからDMで構築相談された時は嬉しかったなぁ
元々23年夏頃にジムバでにっきさんにボコボコにされたところを対戦後話しかけてTwitterを交換してもらった立場なので強いと思ってる人に少し認められた気がして
ちなみにこの時点ではお互い敬語
そのあと6月入るくらいまでは自分はライコ、にっきさんはリザという感じで一旦パオからはお互い離れましたが、、
6月10日頃、「実は今パオ勝ち山じゃない?」というところからまた考察スタート
その間も一緒にドリームオーダーしたり、自分がTwitterに載せたフリーザユキメノコを使ってくれたりとより仲良くなれた期間でもありました
6月18日
最初の投稿はこんな形
回してない割には案外まとまってるし最終的にはちゃんとキャンコロも抜けてアンフェアになっている
6/19
投稿しながら組んで翌日にとりあえずジムバは優勝した
そして驚くべき点は特に連絡をしたわけでもなくにっきさんもほぼ同じリストを使ってくれてたこと
熱い
そして原案ではプラキャなところ2人ともジムバまでにはアンフェアとカウキャになってた熱い
その帰りの電車、デッキビルダーとして尊敬しているうしこさんが似たようなリストを上げていてピジョットではなくポケギア採用だった
うしこさんのリザパルを元にシティにも出て3-2(DMで事後報告させていただいた)
その後のシティでは逆巻く海流入のパルキアデッキを直接うしこさんに見てもらえるというレアイベントも発生している自分にとって試さない手はなかった
実際これが大当たりで、ピジョットに使っていたアメがヨノワールとセグに使えるためどちらにも安定して乗れるという相乗効果を生み出した
やっぱり自分では気づけない時に尊敬する上手い人を参考にするのは方法としては間違ってなかった
うしこさんの新作、これからも楽しみにしてます!
6/26
19〜はちょっとやること多くてジムバ出れず1人回しで練習が主となった
うしこ式に変えて初のジムバ
こちらもなんとか優勝した
ここから再びカイオーガもin
ピジョットが居なくてもきちんとサポに触れられるように回せば使い勝手悪くない
にっきさんとのミラーに勝利した
この時点でおおよそピジョットなしで行くんやろなぁと思い始める
7月序盤
この辺りは少し停滞期、ドラパとドラゴが特にきつい印象
どちらも切れる対面ではないのでなんとか模索する
そして再び相棒パルキアの存在がチラつく
あれ、、序盤のドラパやドラゴのダメカンバラマキがきついなら進化前でもその2つのデッキがワンパンするには要求が高いはずのパルキアの出番なのでは、、??
パオパルの方が安定感あることは身をもって分かっていた
そんな気持ちを抱えたまま迎えた7/7のしっぽリーグ(64人)
前日昼間はにっきさん含めて練習を繰り返し、夜は他の友達の家で合宿と称して夜通し練習
が、それが仇となる
前日のにっきさんとの練習、夜間練習、朝練習、大会6回戦、その後の反省練習含めて16時〜翌18時まで26時間の間にポケカをしていない時間はおそらく6時間ほど
集中力の欠片もなく1勝5敗という不甲斐ない成績を残す
しかもその間、パルキアを入れて試すわけでもなくただただ数をこなし、PDCAサイクルも回せていない練習と読んでいいのかすら怪しい取り組み方をしていた
まるで練習時間の終了だけを待つような1000本ノックと同じ感覚で打ち込むことに自分の能力がついてこなかった
このタコ負けのうち3試合はおそらくパルキアが入っていたなら勝てたので、アホすぎて自分に引いた
そのあと悔しくて誕生日も1人回ししてた
その間にイッセイがピジョット入で似たリスト使ってジムバ優勝してくれてた
タコ負けして落ち込んでる時に自分のデッキを使って全勝してくれるのは例えジムバでも嬉しい
まだ俺のデッキはやれるぞって思わせてくれた
7/11 1人回しでのドラゴやドラパにパルキアのおかげで安定して勝てるようになった
スターポータルは全てを救う
いよいよ大きく固まってきた
パルキアありピジョットビーダル抜きはほぼ確定
しかし60枚目が決まらず、、
大会前日7/20
昼間はとりあえずにっきさん含め8人くらいと練習することに
どうやらにっきさんはここ最近色々なデッキを使って勝てていないらしくデッキがない状態だった
大元が決まらないにっきさんと60枚目が決まらない自分
「もうこれ逆に60枚リスト共有で出る?!」
すごい急に口に出てびっくりした
そして純正のパオパルに戻してた部分をボム型に変更するにっきさん
事前に1枚決まらないという話はしてたのでお互い違う60枚目にて他の人と対戦しその後、擦り合わせをしようということになった
対戦ごとに対面者との感想戦の後ににっきさんと感想戦
18時までなんばで練習し、2人で米を買いに行き、合宿を定期的にさせてくれてる友達の家に向かう
(そういえばにっきさん!米代払うわ!!!)
銭湯行くか
ずっと構築のことを話しながら銭湯に向かう
風呂入りながらあーだこーだ言ってたら「パオ1枚で良くない??」
1人で思ってただけで怖くて試せなかったことへの結論が風呂で出た
そうと決まれば風呂出て検証だ!!
(にっきさんはまだ浸かりたかったらしい、俺は最大の結論が出たならそこで終了では?と思った)
夜中3時前になんとか60枚結論が出た
前回のタコ負けの恐怖があるのでこの写真撮影後速攻寝た
ここまで長い時間をかけてなんとか調整しきった
しかも普段より多くの人に調整相談して。
でもその中には軸としてにっきさんが居て、
何度か名前出したイッセイの他にも何人かパオ仲間がリスト欲しいって言ってくれたり合計で5人くらいに元リスト渡して回してもらった
チームとは違う歪な感じではある
それこそこの1ヶ月何人の人達とフリーしただろうか
合宿と称して夜通し練習させてくれて美味いカレーを食わしてくれたサンくんにも感謝してる
この経験は弱小の自分にとって今後のポケカ生活の大きな経験になるだろう
ステラミラクル環境以降について
パルキア自体が多少復権の兆しあり
(このまぶだち杯の前日にあたる新環境翌日)に既にジムバトル等での大空洞パルキアの優勝報告が上がったり、コメパンカップ(大阪)にて優勝者の方が大空洞パルキアを使用し全勝優勝達成。等々
パルキアが高打点を得たことと擬似裏工作のヨルノズクが発売されたことでまだまだやれるデッキタイプやと思います(WTB寄りにした時の話、大空洞パルキアは多分ちゃんと強い)
ただ今回はシステムを最小限に搾ってポケストップに頼りながら数々の攻撃プランを用意したので、大空洞パルキアは少し別のデッキタイプだと感じています
システムにヨルノズクラインを採用するにしても1回切りの特性性質上、3-3〜3-4は採用しないといけません
スタジアムは大空洞が前提となり、ポケストップほどの爆発力はありません
そしてそのシステムとスタジアム両方のトリガーとしてテラスタルポケモンが別に必要となります
この点が少しツールボックスを組む点でノイズになりそうな気がするので最初は普通の大空洞パルキアを使おうと思います
あと課題がエネ継続と加速です
攻撃手段の多さの実現にはエネ加速手段が重要となります
大空洞パルキアにセグとアメまで採用するか、、?
ラッパつけかえしてまで打つダイナミックウェーブに意味はあるか、、?
といったところから別デッキと考えた方がいいかもしれませんね
なんなら大空洞パルキアでキャンコロ手裏剣狙うことですらエネがキツそうなので実はそんなに器用なデッキでもない可能性が自分の中で浮上してます
ただやはり2エネ340点は魅力的で相棒のパルキアが活躍するのは嬉しいので、ややアグロ寄りで組むでしょう
てことで自分の中で、
今回のウォーターツールボックス
22年頃の裏工作パルキア
24年の大空洞パルキア
は今のところ派生系とか幻影とかじゃなく全て別デッキです!!
大空洞パルキアに裏工作パルキアを求めてもそこまで器用じゃないし、裏工作パルキアに出来なかったところを今のカードプールでは大空洞パルキアが実行出来る可能性を秘めてるし、ツールボックスにはない速さを大空洞パルキアは秘めてるし、といった形です
ここの擦り合わせをしていけば複合型みたいなのは思いつくかもしれないので今回久しぶりにWTBというデッキタイプを握れたのは経験として次に繋がるため良かったのかなと思います
終わりに
ここまで長々と読んでいただきありがとうございます
後半個人的なにっきニキとの日記みたいな文章になりましたが、それだけ感謝してるってことです
他の普段一緒にポケカしてる仲間たち、掲載許可いただいたうしこさん、素晴らしい大会参加の機会を与えてくれたまぶだち杯運営の方々
今回は自分の中で擬似CLのような体験をさせていただいてありがとうございました!!!
これからもよろしくお願いします!!
今回
・久しぶりに大会で自分の目標を達成出来た
・久しぶりに使うデッキタイプがしっくり来る形になった
・1人で考えるだけでなく周りに相談してそこから取捨選択しながら60枚を決められた
この辺りが大きくnoteを書きました
noteはアウトプットツールなんで別に優勝してなくても書けばいいと思います
特に今回は自分の目標が達成出来ていたら書こうと思ってました
楽しいポケカライフでした!これからさらに楽しいものとなるでしょう!!
今度ともよろしくお願いします!!!
ほなまた〜
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