パンフ写真6a

ペンギン不在のStudio Paceの手描きバティック(たびうさぎ、春日曠氏のコレクションから)

展示会準備中の春日氏のお宅に伺って出展予定のコレクションをたくさん見せていただきました。目福。実は、今回の展示の一角にStudioPaceで製作したKain Panjangが何枚かあります。すっかり失念してしまっていて、えー、これ、うちで作ったの!?と驚きの再会。

パンフ写真6

Pagi-Sore形式のKain Panjangです。左側はLengko-lengkoと呼ばれるギザギザ模様、右部分はTambalと呼ばれる幾何学文様。染料は化学染料と天然染料の重ね染です。

パンフ写真6b

ギザギザ文様の中に動物が沢山いますね。海老も(笑)。この絵はサプトゥロさんという絵師のものです。サプトゥロおじさんの絵は結構カオスなのですが、染め上がると素敵です。適当に崩れたところが面白い。線が完結していないしものすごく細かいので職人さんは苦労したと思いますが。

パンフ写真6c

右部分。謎の中国人みたいのもいます。Wit(テンボック)の細かさが半端でない。

ペン子柄とか、エコバッグとかしょーもないものを楽しく作っている現在のパチェ工房ですが、、、この時代にこういうものを作れたのは楽しかったなぁ、幸せだったなぁ、としみじみ思います。

近くで是非みてくださいね。↓

開催日時 2020年3月26日(木)~3月29日(日)      
 10:00~19:00(最終日は17:00まで)  
入  場 無料
会  場 三鷹市芸術文化センター第3展示室(地
下1階)     
主  催 たびうさぎ(春日 曠)

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