麻布中学2022年度入試結果【倍率・合格最低点】

今日は中学入試結果から、
自由な校風で人気の麻布中学。
男子「御三家」の1校です。
入試結果はこちらから。

出願者数 934名
合格者数 371名
最高点 158点
最低点 113点

うーんシンプル。
行間を埋めていきます。

出願者数は昨年が881名だったため、対前年106%と増加しています。
一昨年が1016名だったことを考えると、昨年減った反動と言えそうです。入試あるあるの隔年現象です。
志願倍率は2.51倍。昨年は377名が合格。志願者増ながら合格者は6名減で、志願倍率も昨年の2.34倍から上がりました。

合格最低点は113点。昨年と同じ点数ですね。2020年は100点。
満点が200点ですので最低点の得点比率は56.5%。120点を超えることはあまりないので、6割を目標にしていく必要があります。意外と高くないな・・・と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、記述バリバリ・思考力重視の入試問題を考えると、なかなかハードですね。

算数・国語が60点満点、理科・社会が40点満点と算国の平均点が高いですが、算数・国語は点数の上下動が激しいので、理科・社会もしっかり取り組んでいく必要があります。個人的には、知的好奇心が旺盛で理科・社会にも興味を持って取り組んでいる生徒が多い印象です。

今年の国語はいつものように物語文一題。出典は、「氷柱の声」(くどうれいん)。震災とその後を描いた文章でした。例年通り記述問題を中心に、心情描写を深く聞いてくる問題が並びます。文章は読みやすいのですが、設問が難しいのが特徴です。また、自己採点が難しいので、塾の先生には必ず見てもらいましょう。

自由な校風ながら高い進学実績を誇る麻布中学。来年以降も人気は続くと予想されますね!麻布中学をめざすみなさん、勉強を楽しんで、がんばってください。

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