「宮川彬良&Osaka Shion Wind Orchrstra 富田林演奏会 2022」

2022.3.13 富田林のすばるホールで開催された
「宮川彬良&Osaka Shion Wind Orchrstra 富田林演奏会 2022」に行ってきました。

すこし 長くなりますが 興奮冷めやらぬこの気持ちを書き留めておきたいと思います。

よろしければ お付き合いください。

宮川彬良さん&OsakaShion、そしてゲストにあの角野隼斗さんという 吹奏楽ファン、そして 2021ショパンコンクールにどはまりした私にとって 夢のような最高の組み合わせ。

ココ北摂から会場の富田林って同じ大阪府内とはいえ、かなりの距離があるけどエントリするっきゃないと1月初めのチケット争奪戦に参戦。

本当にラッキーなことチケットゲット\(^o^)/
この日を本当に楽しみにしていました。

何十年ぶりに近鉄電車に乗って会場へ。

第1部は Fun,Fun,Fantastico! から。

ご自身でコールしながらきらびやかなベストを着た宮川さん登場!

Shionの楽団のみなさんのオープニングにふさわしいノリノリの演奏でコンサートがスタート。

会場がいきなり笑顔と楽しい音に満たされていく・・。もうここで涙ぐんでしまった。
コロナ禍で自粛ばかりの毎日だけど、
やっぱり 音楽は最高に楽しい!!!

2曲目 シャル・ウィ・ダンス?

演奏の前に、宮川彬良さんの誘う音との流れの解説へ。

半音の動きが誘う気分にさせるとのこと、

あの曲も、この曲も半音の動きが誘ってるんだという、うん、たしかに・・・そうだよねー。と納得しながら、いやいや、ほんまかいな?と思いつつ(笑)

半音の動きと変化する様々な違うリズムでダンスへの誘い、映画の場面のようにいろいろな風景が目に浮かぶようでした。

3曲目 ロシュフォールの恋人たち

映画の内容は???だけど ミッシェル・ルグラン作曲の曲は すばらしいっ!って・・宮川さんっ!(笑) 曲は知っていたけれど、そう言い切られると映画を見なくちゃいけない気分に。(笑)

ミッシェル・ルグラン、ガーシュインが作り出した

クラシック Jazz POP 映画音楽 それぞれのジャンルを融合した素晴らしい音楽たちは どの時代においても愛されていて、その音楽を演奏することで次世代に繋いでいく・・ということで、

4曲目 ラプソディー・イン・ブルー

この曲 いろいろな人が演奏していますが、

みなさま お待ちかねの「角野隼斗さん」は一味違う。満場の拍手喝采の中、鍵盤ハーモニカを抱えて登場!

色っぽいクラリネットのグリッサンドから始まるこの曲、オーケストラでの演奏を聞いたことがありますが、今回はブラスとの演奏。

最初ブラスのハーモニーにピアノの音が負けてしまっているのでは・・と感じたのですが、

次第に角野さんのピアノの音が勢いを増してきて、オーケストラ版とは違う躍動感のあるラプソディーインブルーに。

途中のアドリブソロでは、角野さん 右手は鍵盤ハーモニカでメロディを、左手は ピアノ伴奏。そして角野さん、弾きながら 時々ニコっと笑顔に。前から感じていたのですが、本当にいつも楽しそうで 音遊びを楽しみながら奏でる人。

実際の演奏する姿をみて余計に感じました。

見る人、聞く人を幸せにする力がある、すごいですね。

アドリブで 時折小曽根真さんを感じさせたり、ショパンを彷彿させたり、かてぃんワールド全開!

きらびやかな音が自由自在に放たれて、宮川彬良さんもShionのみなさんも、そして会場も一つに。

もうこのままこの曲が永遠にずーっと続いてほしいなと思うくらい最高でした。

でも やっぱり、曲は終わっちゃう。

満場拍手喝采でのアンコールは 

おなじ、ガーシュインのアイ・ガット・リズムのピアノソロ。こちらもかっこよすぎました(笑)

20分間の休憩のあと第2部へ。

第2部の1曲目、「私のお気に入り」吹奏楽バージョン

何度か耳にしたことがあったのですが、宮川彬良さんの編曲だとは・・(すいません)

阪神淡路大震災のあの時に編曲をされていたそうです。

もしかしたらブラスジャンボリーで演奏したことあるかも。懐かしく感じました。

この1曲目の私のお気に入りに続く第2章としての

2曲目「Nest Vision」

新しい世界は自分の考えていた世界とは違っていた。。こんなはずじゃなかったということを表現したいとのこと、確かに重く暗い気持ちが心を占めてしまって焦る、どうすればいいのか悩んでいる、やるせない不安があるそんな曲でした。

3曲目「私のお気に入り 第3楽章」 世界初演とのこと。先の2曲に続くメロディックな楽章。

終盤に盛り上がり 報われる気持ちと、そして前に進みだす力を感じました。 

サウンド・オブ・ミュージックの「私のお気に入り」も新しいストーリーが紡がれていくんだなと思いました・・。

最後 4曲目 組曲「宇宙戦艦ヤマト」

この組曲でストーリー仕立てだと思いました。

宮川彬良さんのお父様 宮川泰さまの作曲、時は流れて新しい時代がやってきてもあの重厚なハーモニーと力強さは変わらない名曲。改めて思いました。

プログラムにかかれた曲目はここまでで、さて、アンコールは・・・。

ちょっと期待をしながらステージを見ていると宮川彬良さんが会場にいる人に手招き・・

あ!と思ったら 角野さんが後部座席の方から

「シカ」が飛び跳ねるようにステージへ!

もうここで会場は大興奮のピークに。

第1部では一言も声を発していなかった角野さんにマイクが手渡されたとたんに、宮川彬良さんが質問。

1995年生まれで幼い子どもだったはずの角野さんに 宮川彬良さんが出演していた番組「クインテット」を、見た記憶があるか?

角野さん→知ってはいるけど あまり見たことがないかも。。という返答に崩れ落ちる宮川さん。。(笑)

でも 宮川さん作曲の「マツケンサンバ」は大好きとしっかりフォローして 流れは アンコールの「マツケンサンバⅡ」へ。

インスト版「マツケンサンバⅡ」は Shionが本家!そこに「かてぃん(あえてそう言います)さん」のピアノとのコラボレーション。

ミラーボールまで登場しキラキラの会場は 興奮は最高潮!

あっというまの2時間強。本当に 楽しすぎました。

遠いなーと思った会場からの移動も永遠に脳内ループする「マツケンサンバ」のメロディに包まれた幸せな気分で帰路につきました。

このところ忙しくってあまり何も考えられない日々でしたが 久しぶりに最高の時を過ごすことができて幸せでした。

あー。これだからコンサートを聞きに行くのをやめられない。

今は、楽しみだったコンサートがおわっちゃって寂しい。何を楽しみしたらいいのやら・・・。

ぴあ、e+、せっせとチェックしなくちゃ。

宮川彬良さん、Osaka Shion Wind Orchestra のみなさん、角野隼斗さん 最高の音楽の時間をありがとうございました。

#OsakaShionWindOrchestra
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#かてぃん
#すばるホール

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